気象庁はラニーニャのため、厳冬になると予測しています。
二酸化炭素は温暖化の原因という通説は間違っていますから、排出を減らすという温暖化対策は何の効果もありません。
そもそも、排出を減らすというのは口先だけで、世界全体のCO2排出量は増えていて、毎年、CO2濃度は2ppmずつ上昇しています。
仮に温暖化CO2原因説が正しかったとしても、CO2濃度の上昇を止めるためには、世界全体のCO2排出量を現在の半分以下にする必要があり、そんなことはわれわれの文明を否定することになり、事実上不可能です。
パリ協定はもともとできないことをやらせようとしていて、京都議定書と同様にCO2排出を半減させる効果は全くありません。
明日、CO2排出をゼロにしたら、以下のようになります。
・大部分を占める石炭、石油、天然ガスによる火力発電はできなくなるので、停電したままになります。これは何十年も続きます。水道とガスも止まったままになります。
病院では重症者は大方、死んでしまうでしょう。
・自動車、船、鉄道、飛行機は全て動かなくなります。江戸時代のような生活になり、鹿児島から東京までは歩いていくか、帆船に乗らざるを得ません。東京からアメリカやヨーロッパまでは帆船で行くことになります。
・暖房と冷房はできません。凍死者が大幅に増えるでしょう。CO2ニュートラルのまきと炭による暖房のみ可能です。
・工場は電力不足と燃料禁止で稼働しなくなるので、工業製品は作れなくなり、なくなります。工場で合成する薬もなくなり、病気の多くは治せなくなって死亡率が上昇します。全てのプラスチック製品はなくなり、木製になります。
製鉄と冶金はCO2ニュートラルの木炭しか使えなくなるので、金属はわずかしか使えません。
・農業用ハウスでの野菜、花き、果樹生産における燃料消費はなくなるので、冬はトマト、キュウリ、ピーマンなどは食べられなくなります。
農業機械を動かせなくなるため、食糧生産は1/3になり、50億人が餓死します。CO2排出即時ゼロを主張するグレタさんも人力だけで生産した食糧を入手できずに餓死するかもしれません。
食糧自給率が金額ベースで70%位の日本では食糧輸入が船を動かせないことで止まりますから、1億2千万人中9500万人が餓死します。
ご遺体は木で火葬するため、火葬に3日位かかります。
どれほどCO2の排出ゼロが非現実的であるかがおわかりいただけたでしょうか。
温暖化問題イソップ物語(創作)
あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。
いえにはクーラーがありましたが、おじいさんがちきゅうおんだんかをふせぐためにクーラーをつかわないことにしようといいました。
あるあついひ、おじいさんとおばあさんはへやのなかでねっしゃびょうでしんでしまいました。
にさんかたんそをださないように、だんぼうをつかわなかったひとはかぜをひいて、はいえんになり、しんでしまいました。
ちきゅうおんだんかをふせぐために、せきゆ、せきたん、てんねんがすをつかってはいけないというほうりつができ、はつでんはたいようこうはつでんとふうりょくはつでんだけになりました。
あるひとがびょういんでしんぞうのしゅじゅつをうけていたところ、ひがかげって、かぜもとまり、ていでんになりました。そのひとはしんでしまいました。
たいようこうはつでんとふうりょくはつでんだけになったとき、ていでんをふせぐためにちくでんちをつかったところ、かせきねんりょうをつかっていたときに、いちまんえんだったでんきだいが10まんえんになりました。
きゅうりょうが15まんえんのひとは、やちん5まんえんと、でんきだい10まんえんをはらったら、たべものをかうおかねがなくなり、うえじにしてしまいました。
うえじにしないようにでんきをまったくつかわなかったひとは、あるまっくらなよるかいだんからおちてあたまをうち、しんでしまいました。