ID非公開さん
2022/1/20 12:08
4回答
極軸合わせについて質問です。
極軸合わせについて質問です。 赤道儀の高度は現在地の緯度に合わせたら良いと誰かが言ってました。 ですが、その高度で極軸望遠鏡を覗いても北極星は導入出来ません。 それは、同じ緯度でも住む階層(海抜)が違うなら設定する高度が変わるって事で良いですよね? 写真のように、高層マンションの場合、一階と最上階では北極星が見える位置は変わると思います。 北極星が見えないベランダで極軸合わせをする時は、先ず、北極星が見えるベランダで高度を北極星で合わせてから、移動してドリフト法で調整すれば良いとも聞きましたが、ベランダは普通、水捌けのために勾配がついていて、水平は取り直す必要があります。水平を取り直した時に三脚の高さが少しでも変わればズレますよね? 質問は、私の見解は正しいか?と、この場合の、緯度に海抜何mとかの情報を赤道儀の高度に加味する場合の計算方法などありますか?
ベストアンサー
>その高度で極軸望遠鏡を覗いても北極星は導入出来ません。 できると思いますけど? できないなら何か操作を間違えていませんか? >北極星が見えないベランダで極軸合わせをする時は、 ああ、実際の観測点から北極星が見えないなら導入できないですね。 >水平を取り直した時に三脚の高さが少しでも変わればズレますよね? 数十センチの違いなら問題になるほどズレないと思いますけど。 >質問は、私の見解は正しいか? 間違っちゃいませんが、意味は無いのでは? >緯度に海抜何mとかの情報を赤道儀の高度に加味する場合の計算方法などありますか? 高いところから北極星を見ると、南にズレたところから北極星を見たのと同じ方向に見えるでしょう。(私の画像参照) 実際の観測点の高さをhとします。 「実際の観測点」「実際の観測点の真下」「仮想観測点」の3点を結ぶ三角形について考えます。 θ2が 30度なら、三角定規の細い方と同じで、辺の長さの比は 1:√3:2 です。 hが1ならXは√3つまり約1.73ですね。h=100mなら Xは 173mです。 θ2が 45度なら、三角定規の二等辺三角形の方と同じで、辺の長さの比は 1:1:√2 です。 hが1ならXも1ですね。h=100mなら Xは 100mです。 仮想観測点は 実際の観測点の真下から 100m~173m南にズレます。 仮想観測点の緯度を求めて、それにしたがって極軸合わせを行なえばよいわけです。 「1メートル」は、地球の大きさを元に決められました。 ヨーロッパで二地点の間の南北の距離を測量して 緯度の違いを利用して、北極点~赤道 までの距離を求めて それを1千万で割ったのが1mです。 1千万mを 90で割れば 緯度1度あたりのm数が出ます。 10000000÷90=111111.1111111111 緯度の1度は 111111.1mに相当します。 111111.1÷60=1851.851851851852 1分は1851.8mに相当します。 ちなみに、これは「1海里」ですね。 https://www.mlit.go.jp/jmat/monoshiri/houki/houkinyumon/umichisiki.htm 1851.8÷60=30.8641975308642 1秒は 30.8mに相当します。 30mズレると、緯度が 0度 0分 1秒くらい 100mズレると、緯度が 0度 0分 3秒くらい 173mズレると、緯度が 0度 0分 6秒くらいズレますね。 高度がだいたい45度として・・・ 緯度の違いが そのまま北極星の高度の違いですから・・・ 「観測点の真下の緯度」で与えられた高度(仰角)よりも 質問者さんのベランダが・・・ 地上高さ 30mなら 0度 0分 1秒くらい 地上高さ100mなら 0度 0分 3秒くらい 地上高さ200mなら 0度 0分 6秒くらい 低い方に修正してやれば良いでしょう。 高度が30度なら、それぞれ1.7倍してやれば良いでしょう。 ま、2倍として 地上高さ 30mなら 0度 0分 2秒くらい 地上高さ100mなら 0度 0分 6秒くらい 地上高さ200mなら 0度 0分 12秒くらい 低い方に修正してやれば良いでしょう。 もちろん、「水平出し」についても 0度 0分 1秒くらいの精度で行わないと意味がないです。 質問者さんの仰るようなことが問題になるなら、「極軸合わせ」を行うについて「標高」ということが無視できないハズですが・・・・ ググってみても「極軸合わせ」と「標高」の両方の単語を一緒に乗せたサイトがヒットしてきません。 https://www.google.co.jp/search?q=%E6%A5%B5%E8%BB%B8%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B+%E6%A8%99%E9%AB%98&sxsrf=AOaemvJOUGNTsrz-ICdKgR5Rvc3uDv4UnQ%3A1642655836770&source=hp&ei=XPDoYYeTLIzL-QaJypegDg&iflsig=ALs-wAMAAAAAYej-bNELJwB6FFLAeAkeYnsnI0M7Wczw&ved=0ahUKEwiHsYvtyb_1AhWMZd4KHQnlBeQQ4dUDCAk&uact=5&oq=%E6%A5%B5%E8%BB%B8%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B+%E6%A8%99%E9%AB%98&gs_lcp=Cgdnd3Mtd2l6EAM6BwgjEOoCECc6BQgAEIAEOgcIABCABBAEOgUIABDNAjoFCCEQoAE6CAgAEAgQBBAeUNIJWLuoAWCarwFoD3AAeAGAAaMIiAHDI5IBEDE0LjQuMS4wLjIuMC4xLjGYAQCgAQKgAQGwAQo&sclient=gws-wiz 星をみるのに適した場所と言えば山か離島です。 山で星を見ている人は多いハズですが・・・・「極軸合わせ」に関して「標高」という言葉が出てこないということは 1000mや1500mでは全然問題にならないということでは?
ID非公開さん
質問者2022/1/20 22:31