何をどのように比較するのか基準ってあまりないから何とも言えませんね。
そもそも、いろんな資料からの推測ばかりで正確なデータもないですからね。
ただ、信長とか秀頼とも会ってる、それなりに高位のイエズス会の人で、ヴァリニャーノってのが、
日本は、好戦的で、絶えず軍事訓練を積んでるので征服できるような国じゃない。
しかも、貧しいので得られるものも少ない。
と報告してる。(現実には銀山とかで結構な経済力があるはず。)
要するに、
好戦的と評されるような、日本中で何十年と戦を繰り返しまくってる状況で、
農民まで戦争参加経験があるのでヤラレル前にヤレが末端まで浸透して、
いざとなると村がすぐ兵士として動き出して落ち武者狩りとか普通にやる。
下剋上などと言われる時代で、裏切りも日常茶飯事なので、一度勝利して従えてもそのうち寝首をかかれる。
こんな国に、兵士送って最初少しだけ勝ったって、延々と反抗されて支配まで持っていけないでしょう。
みたいな、実際の日本の現状を見て、報告したんでしょうよ。
現実問題、ヨーロッパの単体の国では、地元の戦争ですら数万レベルの動員しかされませんが、日本の戦国時代、織田軍のピークは動員能力20万などと言われたりしますし、統一した秀吉にいたっては50万です。
兵力が日本がかなり上、
その上、100年戦い続けた精鋭。
鉄砲の数も、信長の時代から、日本中の大名がどんどん手に入れていって、戦国時代の終わりには、日本中の鉄砲集めたらヨーロッパすべての鉄砲よりも多いなんて言われるくらいになってしまう。
なので、お互い距離があるので、実際に兵をそろえて戦うことは不可能ですが、戦うなら、基本的に織田軍が、ヨーロッパのどの国よりも上の軍事力だったんじゃないでしょうか。
現実には、大きな船でも数百人しか運べないので遠くのヨーロッパから万単位の軍なんて送れませんけどね。