作品として、の話なら、例えばアダムとイヴから人間が生まれた、とか、キリストが西暦(新世紀)を始めた、とか一般的な知識からですね。
それと、結構重要なファクターとして、地球上の生物の進化の歴史を知っておく必要があります。
まず細胞分裂が始まり色んな生命へ進化していく、つまり弱肉強食時代の始まりを表すのがファーストインパクト。
次に、類人猿が槍を手にしマンモス(天敵)を倒せるようになったことで、弱肉強食時代の終わりがきます。これがセカンドインパクト。
最後に、アダムとイヴから人間が生まれる。エヴァンゲリオンでは同時にキリストが新世紀を始めた瞬間とされているのがサード(ファイナル)インパクトです。
ちなみにサードインパクトはセカンドまでの進化論に当てはめて考えると、人間という動物が弱肉強食を克服して次に進化したのは、文化を手に入れたとか、そういう進化を遂げたと考えることもできます。
まあ私の意見が絶対に正しいということはないので、色んな人の話を聞いても、まず本当にそうなのか?と疑ってかかることです。
庵野監督もそのように自分の考えや価値観、発想を疑いながらエヴァンゲリオンを製作しています。