ベストアンサー
機材の能力のすべてを引き出すことと、自分が行いたいことができるかどうかは別の課題だと考えます。 【 例1 機能が違う 】例えば、最近のご質問で、ギターシンセサイザーの機能を、マルチエフェクターでできないかというものがありました。マルチエフェクターの機能をすべて知り尽くしているわけではありませんが、私は、ギターシンセサイザーという機種を検討して下さいと回答させていただいたと思います。 つまり、「この機種ではできない。だから買い換える。」であって「この機種のすべてを試してみた」であることは必要が無いんです。楽器でなく、パソコンで考えたら分かります。 【 例2 仕様が不足 】 また、最低音が40Hzがやっとというベースギターアンプ(大半がそうです)を持っていて、その機能は使いこなしてはいないとしても、5弦エレキベースギターを入手したら、「このベースアンプには限界を感じた」は当然だと思います。 【 例3 限界は奏者 】 弾きにくい楽器では、練習もつらいものです。自分に合わない楽器ではなく、弾きやすい楽器にしたい。これは前の楽器で最高の演奏ができるかどうかではなく、練習の能率を上げることが、奏者の能力向上に大切な視点だからです。 【 例4 高額楽器だからこそある限界 】 保管や手入れに心配りが必要な、骨董的な楽器ではなく、品質が安定している量産品をガンガン弾きたい。という場合もあります。使い倒しても少しももったいないとは感じられない低価格の楽器を、常時接続したままにしておいて、何かフレーズを思いついたらその場で弾く。録音機材もつなぎっぱなし。 曲づくりは、こういう気軽な環境こそ重要です。こういう機能が欲しかったら、高額楽器ではフットワークが足りません。 限界だと感じるのは人それぞれ違うポイントであっても不思議ではありません。
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質問者からのお礼コメント
皆さん、ありがとうございます。
お礼日時:5/12 22:42