・(少なくともアマチュアレベルでは)右打者が多いから、左投げだと
二塁に投げにくい
・三塁方向にも投げにくい
・ホームでのクロスプレイの際、走者は捕手の左側から来るので、
ミットが左手にある方がコンマ何秒でもタッチに行きやすい
・そもそも左投げの選手はその希少性からほとんどが投手に挑戦するし、
途中で投手を断念した場合は一塁か外野に転向し、わざわざ難しい
捕手になるメリットがない
まったくいないわけではありません。
甲子園では、2000年夏の大会に出場した沖縄県代表・那覇高校に
左投げの正捕手がいました(ちなみに三塁手も左投げでした)。
プロ野球では聞いたことがありませんが、かつて中日に在籍した
ベニー・ディステファーノ(左投げ左打ち)はメジャー時代に
捕手のポジションに就いたことがあるらしく、史上二人目の
左投げ捕手だった…と聞いたことがあります。