キルヒホッフの電流法則ってどこまで有効なのでしょうか? 下記のような集中定数回路で書かれた高周波回路があります。
キルヒホッフの電流法則ってどこまで有効なのでしょうか? 下記のような集中定数回路で書かれた高周波回路があります。 (負荷からは他に線は出ていません。また一旦リード線のインダクタンスも浮遊容量も無しとしてください) 私は過渡期/定常時 関係なくいついかなるときも「リアルタイムで」 i1=i2 が成立すると思っていますが、そうではないと読み取れる書き込みもあります。どうなんでしょうか?
ベストアンサー
非線形負荷と言うのがどういうモノを想定しているのか分かりませんが、はい、私もその’集中定数’を使った回路図では i1=i2 が成立すると思います。 「そうではないと読み取れる書き込み」が確かにあるとは思います。例えばアンテナです。 入力側の電流はアンテナエレメントを流れるにつれて。エネルギーが電波として輻射されて、その輻射エネルギーの減少分だけエレメント上のエネルギーが減じていきます。 ただ電流が減じていくかどうかは別問題とは思います。集中定数回路にはならないからです。 さてここで疑問の原点は i1=i2 が同じかどうかですよね。アンテナであろうと何であろうと給電点に流入する両極性の2点の電流は同じ値となりキルヒホッフの法則は成り立ちます。 進行波型アンテナ、例えばロンビックアンテナの見た目の回路は提示された回路に似ています。で i1=i2 が成り立ちます。ダイポールアンテナでも給電点では同じです。 問題は片側給電のツエップアンテナの様なアンテナです。 通常戻りのi2が見かけ上、ありません。 じゃあ i1=i2 が成り立たないじゃないか、という疑問が発生します。その場合は電流帰路はナニ?という疑問がわきますね。無限遠点である、という考えもありますが考えさせられますね。 先に集中定数の場合、と記述しましたが、アンテナの様な分布定数でも成り立つのか? その場合の帰路はナニ?と、再度疑問になりますね。イヤ、分布定数でも i1=i2 は成り立つが、i2の定義がはっきりしないのだ、という事も言えるかもですね。 再度いろいろ考えさせられます。 識者のコメント等も欲しいですね。 長文になってしまいました。
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