インド原産のお菓子で、 「グラブ・ジャムン」というものだと、 考えられます。 現地で「コア」と呼ぶ濃縮乳に、 小麦粉とシロップを混ぜて生地を作り、 ピンポン球〜ゴルフボール大位に丸めて、 油でコンガリ揚げ、更にシロップに浸して、 なお甘味をつけて作ります。 浸すシロップには、ローズウォーターと いう、バラの花弁を蒸溜して製した、 香料の一種を加えてある事も多く、何とも、 エキゾチックな風味がついています。 一説に「世界一甘い菓子」というふうにも、 呼ばれる事すらある位で、甘さを示すのに、 「脳天を衝く甘さ」と表現される程です。 ちなみに栄養学的な知見では、脂肪分に、 糖分を合せて摂取すると、人間の身体は、 太りやすくなる事が知られています。 自分は甘党を自認しており、煉羊羹だとか、 大福等を好みますが、製法を見ると、 食する事までは少々躊躇します。 わが国には缶詰で輸入されているようで、 カルディや成城石井等の輸入食品販売店や、 高級なスーパー等で取り扱いがあります。 一度お試しになってはいかがでしょう。