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何の意味もないではなく、見方に注意する必要がある、なのかなとは思います。 統計的データ分析でも、異常値(質問者さんの例の億万長者)が混ざって結果が変になり、データをチェックして異常値を探し、その意味を考えて異常値を外すとかはよくやります。 平均をとる際も、上位1%、下位1%を除外して平均を取る、ということもあります。”学者様の統計学”からみれば邪道なのですが、現実問題異常値はでるのが現実で、こういう手法でまともな平均値が得られることは多いです。 また、統計学では平均を取るサンプルの数、というのが重要です。この場合村民の数ですね。これが小さい時は特に異常値(億万長者)に弱いです。 ただ、アメリカから億万長者が来て日本国籍とったとしても、日本人の平均年収にはあまり影響与えないんですよね。年収5000億の人が日本に来ても、世帯数が約5000万なので約1万上がるだけ。平均年収500万超なので、まあ1万くらい統計、集計誤差ぐらい。 平均という概念に問題があるのはご指摘どおりだとは思いますが、まあ使い様かな、と。データ分析とかで平均が全部だめ、となったら人類データ分析一切しません、ってくらいになってします。漫然と平均値を受け入れていては駄目ですね。ただ、平均値だけドンと出されても、元データわからないから、その平均値の妥当性がわからないというのは事実。
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