至急お願いします!中2理科です。
至急お願いします!中2理科です。 100mくらいある木の頂点まで水が運ばれる仕組みが分かりません。「凝集性があるので、水が蒸散したら、その分一個上に動いて根から近くの水が引き込まれる」みたいな認識で大丈夫ですか?
ベストアンサー
蒸散や凝集は、補助的な作用にとどまります。 水を上げる原動力は根や細胞の浸透圧(根圧と書く場合もある)です。 落葉樹は新芽が出る時に一気に水を引き上げます。(この時点では蒸散はないです。)シラカバの幹に横から穴をあけると、一晩で1~2リットルの樹液が出ます。(白樺ジュースと言って、かすかに甘い。) ただ広葉樹の樹高はせいぜい30m位です。100mまであるのは針葉樹です。広葉樹と針葉樹では水を運ぶ導管の構造が違います。 広葉樹の道管は、細胞膜で仕切られていないですが、針葉樹の道管は細胞膜で仕切られています。(仮道管と言います。) 針葉樹の道管は、仮道管が直列にいくつも繋がっているのです。 そして一つの仮道管に上がった水を次の仮道管へ順番に送っているのです。 (バケツリレーのようなものです。) 広葉樹にように一機に上までは上げられません。効率は悪いですが、その代わり高くまで上げられるのです。
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質問者からのお礼コメント
ありがとうございます! 今日、試験で「凝集性」という言葉しか問われませんでした。(漢字間違えました) なんとなく理解できました。 ありがとうございました。
お礼日時:5/17 23:12