タイガーマスク2世こと阿久竜夫の正体は何でしょうか?
タイガーマスク2世こと阿久竜夫の正体は何でしょうか? 彼が語る過去には疑問点が在ります。伊達直人とは接点が在ったしても孤児だったかは疑問です。アメリカ留学で記者としてのしっかり勉強をしてたり、旅をしながらレスラー修行してるので実際は其れなりに身元がハッキリした裕福な人物だったのでは?(割と裕福そうな暮らしをしてますが…)虎の穴に自ら入ったと言ってますが、何故虎の穴の使者が現れないのでしょうか?上納金を収める場面は無いですし、裏切り者扱いされる場面も無しです。実際に過去を知る人物は出てないので不明ですが…
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タイガーマスク二世の正体・亜久竜夫は、設定にかなり無理があったキャラクターです。 タイガーマスク二世は1980年8月、少年ポピー誌上で「覆面プロレス王 タイガーマスク」のタイトルで連載開始しましたが、そのマンガでは当初、新タイガーマスクの正体は描かれず、読者に対しても正体不明でした。 しかし新タイガーマスクは劇中、『自分はかつて、伊達直人さんが支援していた孤児院の出身』と語っていたので、読者は、ちびっ子ハウスにいた健太少年がその正体で、ストーリーの進行によってその正体を明かすものと予想してました。 ところが1981年4月から「タイガーマスク二世」のタイトルでアニメ放送されることが決定し(2月にアニメ雑誌で発表)、意外に早いアニメ化によって急いで新タイガーマスクの正体を設定しなければならなくなり(マンガと同じ正体不明では、ストーリーがすぐに行き詰まってしまうため)、正業として新聞記者をしている亜久竜夫が後付け設定されました。 アニメ放送が決定された後で、マンガ版でも亜久竜夫が二世の正体として登場しますが、間も無く少年ポピーは廃刊。連載は月刊少年マガジンに移行しました。 ここで矛盾が生じます。 新聞記者ということであれば、学歴は大卒でなければならず、しかもその後虎の穴に入門し、卒業後は世界を旅して回り、帰国後に日の出スポーツ新聞社に入社してる(亜久達夫の足取りはアニメで描かれた)から、亜久竜夫の年齢はどんなに若くても27~28歳といったところでしょう。 しかし伊達直人の交通事故死から10年後という時間軸を考えれば、亜久竜夫は伊達直人がタイガーマスクとして活躍していた当時、既に高校生だった年齢でなければ辻褄が合いません。当時のちびっ子ハウスの子供たちは9~11歳といったところでしょう。 しかも経済的に困窮していながら多数の孤児を抱えたちびっ子ハウスが、孤児を高校大学まで行かせられるだけの経済力があったかどうか、失礼ながら疑問です。 かつて2ちゃんねるでは、健太少年と同時期にちびっ子ハウスにいた、ガボテンの成長した姿こそ亜久達夫ではないかと言われましたが、上記の点からそれも違うと思います。 亜久竜夫の、アメリカの大学に通っていたり、虎の穴卒業後に世界を旅して回っていたなど、過去設定にかなりの無理矛盾がありました。 劇中で語られた、復活した虎の穴についてですが、出身レスラーに対してかつてのような上納金の義務付けはしてないようですし、 亜久竜夫の卒業後、呆気なく崩壊したそうです。 よって、虎の穴の使者など現れるわけが無いのです。 長文失礼しました。
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