ベストアンサー
6÷2√3 =(6)÷(2×√3) =√3 のように計算するルールなら 6÷2(1+2) =(6)÷{2×(1+2)} =1 になり 6÷2√3 =6÷2×√3 =3√3 のように計算するルールなら 6÷2(1+2) =6÷2×(1+2) =9 になります。 そして、 義務教育で教わっている現代数学では、前者のルールを使い、 Google や WolframAlpha では、後者のルールを使っている。 ただそれだけの話です。 なので、=1 も =9 もどちらも正解なのですが、 義務教育を受けている人なら、 6÷2(1+2) =(6)÷{2×(1+2)} =1 と計算するのが自然です。 *** ここからは余談ですが、いまだに、 >「定義不足のため、回答不能」が正解です。 とか >さらには、割り算を「÷」で表記しているにもかかわらず、 >数字の掛け算を「X」を使わずに表記している事を組み合わせている >時点で式の表記が間違いです。 とか言っている人がよくいますが、 この人たちは、2√3÷2√3 も「表記が間違い」 それどころか、ab÷ab でさえも「表記が間違い」 と思っている、計算ルールを理解できていない人たちなので注意です。 *** それから、 >「記号を省略した掛け算は÷より優先して計算する」 >というルールを使う場合は1、そうでない場合は9になります。 と言っている人は、熊倉論文に騙された人が多いです。 そんな「暗黙のルール」は存在しません。 「記号を省略した掛け算は÷より優先して計算する」のではなく、 義務教育で教わっている計算ルールでは、 「単に+-×÷ 記号で区切って計算している」だけです。 例えば ab÷ab という式は、+-×÷ 記号で区切って ab | ÷ | ab にして、 「÷記号の前」にある ab を 「÷記号の後ろ」にある ab で割っているだけです。 つまり、ab÷ab という式は、 「a に b を掛けて、a で割って、b を掛ける」という意味ではなく、 「ab を ab で割る」という意味なのです。 なので、6÷2(1+2) という式は、義務教育の計算ルールでは、 「6 を 2 で割って、(1+2) を掛ける」という意味ではなく、 「6 を 2(1+2) で割る」という意味になります。 たったこれだけのことを、 いつまで経っても理解することができない大人が 日本には大勢いるということです。 不思議なことだと思います。
2人がナイス!しています