化学の問題についてです。 問 次の文を読み、以下の問いに答えよ。 ただし, 原子量はH=1.0 C=12 O=16とする。 デンプンは、直鎖状多糖類アミロースと、枝分かれした部分(側鎖) を持つ多糖類アミロペクチンの2成分から成っている。 通常は、前者が20~25%, 後者が75~80%の割合で含まれているが、もち米から得られるデンプンはアミ ロースを含まず,アミロペクチンのみから成っている。 アミロペクチンの構造は、模式的に次図のように表すことができる。(写真の通りです) 図に示したように、アミロペクチンでは末端部分AとDの間に、枝分かれのない部分Bと枝分かれのある部分Cが数多く含まれている。 ある植物から得られた分子量2.43×10^5のアミロペクチンの水酸基をすべてメトキシ基 (―OCH₃) にした後、希硫酸で完全に加水分解したところ、3種類の化合物 I, II, IIIが得られた。化合物 I, II, IIIの分子量を測定したところ、化合物I の分子量が1番大きく、化合物IIIの分子量が1番小さかった。 問2 化合物 I, II, IIIに含まれるメトキシ基(―OCH₃) の数を答えよ。 問3 下線部のアミロペクチン2.43g のヒドロキシ基をすべてメトキシ基にした後、希硫酸で加水分解したところ、0.177gの化合物 I, 2.997g の化合物Ⅱ,および0.156g の化合物Ⅲが得られた。 このアミロペクチンは、 グルコース単位で何個あたり1個の割合で枝分かれをもっているか。 回答は 問2(Ⅰ)4 (Ⅱ)3 (Ⅲ)2 問3 20個 です。 解説をお願いします。
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