スズメは鳥獣保護法の保護対象です。
❶粘着部分はサラダ油で溶けます。
無害です。
しっかりくっついた部分は、サラダ油をベタベタに流し、顔まわりや脚、指など、細かい部分は綿棒にサラダ油を浸し、根気良く、粘着剤を溶かしてください。
●決して、無理に体を引き剥がさない❌こと。
皮膚が剥がれたり、翼や足の指を骨折する可能性があるためです。
●また、決して、鼻の穴だけは、脂がつかないようにして下さい。
❷うちにリードクッキングシート(くっつかないシート)がある場合は、それを新聞紙なんかの上に敷いておきます。
ない場合は、広げた新聞紙(1日分)の真ん中に、直径30〜40センチぐらいに、サラダ油をまんべんなく塗ります。
❸ある程度、粘着剤が溶けてきたら、
時々、❷の上で、粘着面のスズメが下になるようにして、かざしてみます。
うまく粘着剤が溶けてきたら、逆さにするだけで、スズメがイリュージョンみたいにゆっくり新聞紙に向かい、落ちていきます。
離れそうにない場合は、また、サラダ油を足しながら、根気良く、粘着剤を溶かして下さい。
あまり高さがあると、いきなり落ちた場合にスズメが怪我する可能性があります。
その点を考慮して、低めから始めて下さい。
❹スズメが粘着シートから離れたら、まだ粘着剤でベタベタだと思いますから、脚や指など丁寧に粘着剤を溶かして下さい。
❺キッキンペーパーなどで、余分な溶けたヤツや、油を拭き取ります。
❻ほんとはここから、スズメを洗わないといけません。
しかし、大変難しいので、自信がないなら、明日の朝いちばんに、獣医に連絡して下さい。
その場合、
ペットボトルに、手を入れるにはちょい熱めの湯を入れ蓋をし、湯たんぽを作ります。
周りをタオルでぐるぐる巻にして、ある程度の広さのある入れ物…ダンボールでも、プラスチックでもいいです、そこに新聞紙を敷き、スズメと湯たんぽを入れます。
暑かったら、そばに行かないで済むぐらいの広さが要ります。
●油が付着して体温が上がらないので、温めないと、体力を消耗します。
どうせ、ベタベタで飛べません。
浅い陶器の器に、飲水と、生の米、パン屑、砕いたビスケット、カステラなんかがあれば、入れてやります。
❼やってみようと思う場合は、
小鳥の体温は、42〜3℃あります。
既に冷え切っていると思います。
お湯につける前に、シャンプーで、鳥の翼や尻尾を丁寧に馴染ませます。
シャンプーは直につけず、お湯で溶いて使いましょう、泡立てる必要はないです。
39℃ぐらいの熱くないお湯を、洗面器に溜めながら、シンクでお湯をかけ流しにします。
首から上をお湯につけないようにして、手早くシャンプーを流します。
少しずつ温度を上げて、41℃ぐらいで終わるようにして下さい。
ティッシュなんかで水分を充分拭き取ります。ティッシュに水を吸い取らせる感じ。
●決して揉まない、こすらない。
小鳥が潰れます❌
ドライヤーは、やらなくていいです❌
いくら説明しても、多分、うまくできないからです。
失敗したら死なせるのでやめてください。
水分をティッシュで拭き取ったら、
ペットボトル湯たんぽを入れたダンボールなんかに入れます。
自分なら、こうします。
かつて、ネズミにやったことがあり、成功済みです。