江戸時代の大阪の商家について教えてください
江戸時代の大阪の商家について教えてください 丁稚、手代、番頭、旦那と位があるのは分かるのですが それぞれどれぐらいの年齢がそこに当てはまるのか、 仕事内容は、丁稚は掃除や使いぱしりなどと調べたら出てきたのですが、アバウトなのが多くて… 帳簿を預かるのは番頭でしょうか 手代の仕事はどういうものなのでしょうか? これらの人たちは全員住み込みなのでしょうか 旦那になる人は先代から受け継がれた人なのかと思うのですが、丁稚や手代になる人は、どういう家庭環境の人が多かったんでしょうか 色々気になっていて、質問してしまいました ご回答お待ちしています
大阪の商家が題材になっている映画やドラマでおすすめがあれば それも見てみたいです! 銀二貫は見たことがあります
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ベストアンサー
概略はすでに回答がでていますので、もう少し細かいところを。 まずは、年齢によって簡単に地位をわけられるものではありません。 丁稚は奉公始め、つまり新社会人です。とはいえまだ子供ですから、礼儀作法、口のきき方から何から教えなければいけないので…。 一人前になってきたら、そろそろ丁稚扱いはやめようとなりますが、単純に年齢ではわけられません。 「銀ニ貫」はドラマをご覧になっただけで原作はお読みになっていないのですね。あの作品の場合は、お店が苦しくて他の奉公人を雇う余裕がなく、かなり年齢がいっても丁稚扱いで、主人と番頭が申し訳なく思っていたはずです。あれは特殊な状況ですw 奉公は先の回答のとおり、11~12歳程度で奉公にあがるのが一般的です。これはごく庶民の場合。いまの大卒、高卒ぐらいの感覚です。 もっと貧乏な家の子どもなら8つ9つくらいで奉公にでることもあります。 給料なしというとひどいように感じるかもしれませんが、衣食住はついています。多くの職場では年に2回、藪入りのときには少々の小遣いがでました。また丁稚の場合、お使いに行った先でお駄賃をもらうこともあります。 ですから、それほどひどい境遇ではないんです。 もちろんお店にもよりますが。 >帳簿を預かるのは番頭でしょうか >手代の仕事はどういうものなのでしょうか? 番頭になると帳簿を預けられることが多いとは思いますが、それもお店によるので一概には。 たとえばソニー、トヨタのような大会社と、社員5人の小企業では、同じ専務、部長という役職名でも、まったく重みが異なります。 それと同じことです。 仕事はそのお店にもよりますし、その人物の適正にもよります。営業職向きか仕入れなど向きか。 質屋と油問屋では、まったく仕事内容が違ってきますし。 お店の方針や主人の気質によっても異なることもあります。 なので、なんとなく、 番頭=専務、部長クラス 手代=課長、中堅社員クラス ぐらいの感覚でw 大阪の商家が題材のドラマは、、、、、思い当たりません。小説ならいくつかあるんですが、ドラマ化はされていないですね。 映画もちょっと思い当たりません。スミマセン。 「銀ニ貫」の原作者高田郁さんが「あきない世傳 金と銀」という大坂の商家、それも女主人の小説を書き続けておられますが、現在、十二巻が刊行されて、まだ途中。完結までに何年かかるやら。 以上、お役にたてば。
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質問者からのお礼コメント
沢山のご回答を本当にありがとうございました! 小説も読んでみます!
お礼日時:6/24 21:55