税理士、簿記論の有価証券について質問です。 現在簿記論を勉強している者です。初歩的な質問かと存じますが、ご教示いただけるとありがたいです。 添付写真の(3)のS社株式についてですが、
税理士、簿記論の有価証券について質問です。 現在簿記論を勉強している者です。初歩的な質問かと存じますが、ご教示いただけるとありがたいです。 添付写真の(3)のS社株式についてですが、 問題文最後には減損処理に税効果会計は適用しないとありましたので、 私が導いた解答は以下のものでした。 (借)投資有価証券評価損 10,080(貸)投資有価証券 10,080 しかし解答を確認したところ、 S社株式の仕訳が、 (借)繰延税金資産 3,024 (貸)投資有価証券 10,080 (借)その他有価証券評価差額金 7,056 となっておりました。 前期末の時価も減損処理をしているのと何か関係がある気がしますが、 なぜ解答のような仕訳になるのか、基礎的なところから教えていただけると幸いです。 何卒よろしくお願いします。
ベストアンサー
前期の仕訳から考えましょう。 投資有価証券の778,800の50%は389,400円です。 前期の時価は386,800円であり、前期時点で減損の対象となり (前期末仕訳) 投資有価証券評価損392,000円/投資有価証券392,000円 (当期首) 仕訳なし(回復する見込みがないと記載されているため減損は洗いかえしません。) (当期末仕訳) (借)繰延税金資産 3,024 (貸)投資有価証券 10,080 (借)その他有価証券評価差額金 7,056 投資有価証券の帳簿は386,800円で期末時価は376,720円で帳簿価格と比較して時価が50%以上下落していないため減損の対象ではありません。 そのため、通常のその他有価証券の処理となり、評価差額は税効果を調整の上、純資産に入ることになります。
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質問者からのお礼コメント
お二人ともお答えいただき本当にありがとうございました。とても納得しました。 仕訳まで詳しく教えてくださった1151049168様をベストアンサーとさせていただきました。 またお世話になることがあるかもしれませんが、よろしくお願い申し上げます。
お礼日時:6/29 21:50