ID非公開さん
2022/7/3 0:02
3回答
音響機器をつなぐケーブルについてお聞きします。初心者です。
音響機器をつなぐケーブルについてお聞きします。初心者です。 マイクケーブル内部にはホットとコールドの線がありますよね。これによりバランス伝送を可能にしていると理解しています。 スピーカーケーブル内部にも、ホットとコールド(+と−?)があるようですが、こちらはアンバランス伝送ですね。ということはスピーカーのホットとコールドは、マイクケーブルのものは異質なものでしょうか? 他の質問を見ると、交流だから+−が必要とのことでしたが、マイクの出力は交流でしょうか?だとしたらこちらにも+−が必要ではないかと考えます。 よろしくお願いします。
オーディオ・157閲覧
ベストアンサー
交流はややこしいですよね 直流のように+ーの概念で置き換えようとするからややこしくなるんでしょう 色々なサイトでの説明も混同されているものが多いですよね 交流の認識として ホット=正位相 コールド=逆位相 グランド=基準電位 アース=0V と考えれば悩まされずに済むのではないでしょうか? 交流の定義=時間と共にその大きさと極性(向き)が周期的に変化する電流・電圧 つまり、バランス・アンバランスに関わらず、グランド(基準電位)を中点とした正負の波形になります ※グランドを基準とした正電流で振動板を押し出し、負電流で振動板を引き戻す ※・アンバランス伝送ではホット・グランド間で電流が流れる ・バランス伝送ではグランドは電位的中性点となり電流は流れません ホット・コールド間で電流が流れる=電流・電圧は2倍 下記に説明しますが電気でいうところの単相3線式と同じです ・バランス伝送(3線)=ホット(正位相) コールド(逆位相) グランド(基準電位) ・アンバランス伝送(2線)=ホット(正位相) グランド(基準電位) ・イヤホン・ヘッドホンへのバランス駆動(4線)=ホット(正位相) コールド(逆位相)×2(左右) TS ケーブル(同軸)は芯×1線とシールド×1線の構造ですから、おっしゃるとおり”グランド”をシールドと兼用しているとなります 芯2線の場合は、シールド線は接続される機器によって純粋にシールドアースとなる場合もあります※オーディオ専用アースを必要とされる機器など この考え方を家庭の交流100V電源に当てはめると 分電盤内の 赤線=ホット”R相” 白=グラウンド”N” 黒=コールド”T相” 緑=アース”E” となります コンセント側は”L”(ホット(R相)又はコールド(T相))・”N”(ニュートラル)・E(アース)になります オーディオ的に言えば100Vコンセント側は”アンバランス接続” 200Vコンセントは”バランス接続”とも言えるでしょう ややこしくなる説明で コンセントの差し込み L側を+ N側をー と説明したり L側をホット N側をコールドなんていうからややこしくなるのです
ここ補足です >ホット・コールド間で電流が流れる=電流・電圧は2倍 ↓ ・バランス伝送の受側はインピーダンスがアンバランスの2倍になるので電流は変わりませんね ・バランス駆動の場合は、負荷インピーダンスが決まっていないので、十分な電力を供給できない(電圧限界又は電流限界にアンプ出力が達した)場合は音量が取れないといったことが起こります
質問者からのお礼コメント
お二方、大変ありがとうございます。おかげさまで理解できました。自分にはまだ電気の基礎知識が足りないことを痛感しました。
お礼日時:7/4 1:44