多い、少ないは問題では無いと思います。私は図書館で借りて読む学生時代でしたから借りて読んだ多くの本があります。冊数は多いですが、記憶に残っていない本も又多いです。
一人の作家を全て読みたいタイプで、高校の時にハマって読んだ石川達三氏は数冊だけ記憶も鮮明です。40年近い年月が経ち、その間多くの本を読み、印象深い本だけが記憶に残っています。借りて読むと読み返しをしない本もあります。そうすると作家の名前すら覚えていない。なかには1度だけしか読んでいない本でも印象深い本は記憶に残っています。
そんな印象深い本の中から改めて購入して再度読んだ本もあります。これも手元に置いておくと冊数が多くなると定期的に処分です。
処分する理由は邪魔になるからです。本は増え続けます。今も図書館で借りて読みます。購入する本もあります。
図書館で借りて読んで、又読みたくて文庫で買う事もあります。年に200冊以上は読みました。でも10年前から事情があり読む本と買う本を制限しています。
読み始めて今までに1万冊は越えています。記憶に残っている本は2千冊程度でしょうか。読んだことを覚えてる本は、もっとあります。日本文学全集88冊を買い全て読んだので、作家の名前は憶えている本、題名も覚えている本、内容まで完全に覚えている本とに分かれます。本当に色々です。手元に持っていなくても覚えている。記憶というのは不思議なものです。
雑に読んだ本は無いと思いますが、記憶に残す為には感想文を書き、記録を残して再度目にすると思い出します。
600冊は私のように多読のものからすると少ない、でも多く読むのが良いか悪いか判断は出来ません。年に30冊、月に2冊~3冊十分読んであると思います。読まない人は1冊も読まないのですから。
多読の私は軽く読めるもの、重いテーマや読んだ後気持ちを引きずるものを混ぜています。1日1冊が最低数です。図書館では1度に10冊借りられます。半分は軽く読めるもの、半分は重い、厚い本にしています。
面白くて止められず1日で8冊読んだ本もあります。山岡荘八著「伊達政宗」全巻です。何年か手元に置いていましたが処分しました。2度目に読んだとき、もう読み返さないと思いました。面白い本は無数にあります。次々に読みたい本が出てきて読書は止められないです。