1ヶ月1kgでは目に見えた変化がないのでやる気が出ませんよ。
3~4kg落とすのが無理のないペースです。
「太るのはカロリーを摂りすぎてるから」というのは大きな間違いです。
そんな勘違いするから脂肪を燃焼するためのタンパク質を避けて野菜を食べるようなバカなことをするんです。
タンパク質は体のほぼ全ての材料なので少ないと筋肉や骨が衰えて血液が減るから、その分の体重は軽くなるけど代謝が落ちるから肝心の脂肪は大して減らないという最悪の状態になります。
もちろん皮膚や髪の毛もタンパク質で作られるので、肌はカサカサになり抜け毛が増え何年かすると薄毛に悩むことになります。
必要な栄養をしっかり摂って健康的に痩せましょう。
糖質制限ならカロリー制限より楽に痩せられますよ。
私は10年以上糖質制限をやってます。
何の知識もなしにダイエットもどきを始めるのは危険です。
医師が書いた本を1冊は読んでから始めてください。
私を含めて知恵袋の情報なんてアテにしてはいけません。
問題なのは「誰の糖質制限をやるか」です。
信用できる人が提唱してるかどうか。
まず金森重樹とか医者でもないのに糖質制限に便乗したメチャクチャな内容の悪質な本を出してる奴は論外です。
根拠もなく「糖質制限は危険だ」とか言ってる奴も。
信頼できるのは江部康二先生、釜池豊秋先生、宗田哲男先生、牧田善二先生ぐらいです。
1食あたり40gまで許容してる山田悟先生は「やりやすい」と評判は良いですが、あまりにも基準が甘すぎて効果に疑問があります。
効果が大きいのは5g以下まで抑える釜池先生ですが、こちらは厳しすぎて挫折する人が多いです。
江部先生か牧田先生がバランスが取れてると思います。
宗田先生は産婦人科の医師で胎児にもケトン体が有効と証明した功績がありますがダイエットとは少し色が違う気がします。
渡辺信幸先生のMEC食というのもあるんですが、魚や野菜を食べていいのか分かりにくいし、「1口ごとに箸を置いてよく噛んで食べる」という他の人は言わない食事に時間がかかりそうな決まりもあるのであまりおすすめしてません。
私は太ってた頃は2,000~2,200kcal摂ってたのが糖質制限で2,500~2,800kcalになったのに30kg痩せました。
(期間は1年ほどかかりましたが)
高カロリーな脂質を増やしてるから当然ですが。
さすがに5,000kcalも10.000kcalも摂って痩せるかと聞かれたら分かりませんが、栄養不足ではタンパク質も不足して脂肪が燃焼されないのは間違いないです。
成功のコツは思い込みでなく正しい知識を持ってから始めることです。
You Tubeとかで糖質制限を解説してる動画がいくつもありますが、素人の解説なので言ってることに根拠がなかったり、とても痩せられそうにない方法だったりがほとんどです。
私が初めて読んだのは糖質制限を世に広めた医師の江部康二先生の「よくわかる! すぐできる! 「糖質オフ!」健康法」という本ですが、今では入手が難しくなり情報も古くなってしまったので「知りたいことがぜんぶわかる!糖質制限の大百科」の増補新板がおすすめ。
糖質制限のしくみはもちろんですが、レシピやコンビニやスーパーで何を買うかや外食で何を食べたらいいか詳しく書かれてます。
当然ですが「痩せたから」と元の食事に戻したらリバウンドします。
太った原因の食事に戻すわけなんですから。
そこは糖質制限でもカロリー制限でも同じです。
根本の食習慣が変わらないことには何をやってもリバウンドするんです。
糖質制限は他の方法より楽なので続けやすいというだけです。
糖質制限にもラーメンや寿司などが食べられないという問題もありますが、そこは月に1~2回のチートデイを決めて食べていいことにしてます。
10年以上になるけど今のところリバウンドはありません。
さすがに牛丼みたいな手頃すぎるものは諦めましたが。