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現在、日銀がゼロ金利政策や量的緩和などの政策をとらないのはなぜでしょうか?あ...

mui02006さん

2009/10/2001:02:48

現在、日銀がゼロ金利政策や量的緩和などの政策をとらないのはなぜでしょうか?あきらかにデフレだと思うし、円高ですし。他のゼロ金利政策を取っている国々は順調に(株式など)順調に回復しているのに、何故だ?

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applaudyouさん

編集あり2009/10/2623:33:50

日銀の組織防衛、及びその天下り先の権益確保の為でしょう。

日本経済は長らくデフレによる雇用や財政の悪化に悩んでいますが、物価とは貨幣の価値の逆数ですから、物価の下落であるデフレとは貨幣価値の上昇を意味します。そして貨幣価値とは究極、貨幣の需要と供給で決まりますから、貨幣供給を司る日本銀行の責任は重大なわけです。

そしてバブルの失敗から数えて20年もの間、日銀は貨幣供給量のコントロールを誤り続けています。ここでもし、貨幣供給量のコントロール(貨幣供給量の増加)により景気が回復してしまったら、20年もの間日本経済は完全な人災によって無意味に疲弊していたという事になってしまいますよね?その場合、日銀への責任追及はどうしても苛烈なものとなる事は容易に予想出来ます。

というわけで、日銀は色々な理屈を仕立てて「デフレは我々の責任ではない」「デフレでも経済はダメージを受けていない」「デフレを無理に回復させようとしたら大変な事になる」などと、国際的にはまるで通用しない言い訳に終始する始末です。実は日銀のこうした「言い訳」癖は70年代のオイルショックの頃からの伝統だったりします。その時も「我々は市場の要求に従っただけだ」などと宣っていましたが、実はこれ、ジンバブエ中央銀行がハイパーインフレを正当化する場合に用いた理屈と全く同じなんですね。しかし(日本やジンバブエ以外の)地球上のほぼ全ての国家・中央銀行は、長期のデフレにもハイパーインフレにも苛まれておらず(よって世界最低水準の貿易依存度を誇る日本に中国発デフレ説は使えません)、またインフレ率を一定の目標範囲に留めたり、あるいは一時的なデフレから速やかに緩やかなインフレへ転換する事に成功するなどしていますから、まるでお話になりませんね。

そしてこうした責任回避の言い訳・不作為の他に、日銀がデフレ対策に消極姿勢を見せている理由として挙げられるのが、天下り先の権益確保です。具体的には短資会社ですね。短資会社とは、銀行が日々の資金の遣り取りを行う「短期金融市場」で資金の仲介を行う事により生計を立てる企業です。資金を仲介する事で儲けるわけですから、貸す側と借りる側の金利差が存在しなければ全く儲かりません。

さて、一般に「ゼロ金利」と言われますが、住宅ローンや企業への融資の金利がゼロになったとは聞きません。実はここで言うゼロ金利とは先程の「短期金融市場」の金利を指すんです。それでは短期金融市場がゼロ金利に陥った場合、短資会社の経営はどうなるでしょう?貸す側・借りる側の金利差がゼロかそれに近い水準になりますから、利鞘が極度に薄くなり、どう考えても経営難は必至ですよね。ですから短資会社所属のエコノミストは、ずっと盛んに金融緩和への反対論を展開し続けています。10年ほど前まで短資会社は6社存在したんですが、現在は半減して3社に統合されました。

実際、日銀はゼロ金利を渋る理由としてこうした短資会社の経営難を意味する「金融市場の麻痺」を挙げているんです。別に少数の企業が潰れた所で日本全体の景気が回復すればどうでもいいんですが・・・そこで残る3社の社長について過去の経歴を調べてみると面白い事がわかります。既におわかりだと思いますが、3社のうち2社の社長が日本銀行の出身者なんですね。他の役員についての詳細も気になる所です。このような日銀との「人的交流」の実態が、日本全体よりも個別企業の経営を優遇する、歪んだ金融政策として結実しているなら大変な問題でしょう。

こうした背景があってか、現在日本経済が(相変わらず)世界最悪のデフレ率であるにも関わらず、日銀はかつてのようなゼロ金利政策は採用していません。銀行が日銀に預ける口座に金利を付ける(日銀当座預金への付利)事で、金融緩和しても短期金融市場の金利がゼロにならないように細工しているんですね(ちなみにこれは本来政府に還元されるべき国庫納付金を使った銀行や短資会社への補助金バラマキです)。

それに量的緩和政策も大して行っていません。たとえば日銀はCP買い取りという非伝統的金融政策も一応行っていますが、健全性の高いCPしか買わないとしている為、どこも日銀にCPを売ろうとしないんですね。欧米の中央銀行はリスク資産も積極的に購入して(こうした形の量的緩和を「信用緩和」とも呼びます)、大規模な金融緩和に励んでいるのに、です。これでは円高が進んでも仕方ないでしょう。

各国中央銀行の金融資産購入量=通貨発行量の推移
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20081203/179030/graph1...

明らかに日本銀行のガバナンスは異常性を抱えています。鳩山内閣は来年早速緊縮財政に踏み切るようですが、このまま日銀を放し飼いしているようでは、デフレや円高で緊縮による景気悪化がさらに猛烈な悪影響となって現れるでしょう。政権の先行きに不安が生じています。

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abadon1999さん

2009/10/2008:26:57

セロ金利…
今の金利はほぼゼロですので、これ以上の金利の低下は「より悪くなったとき」のために取っておかないといけないからです
(今世界で0%の金利の国はありませんし、一番金利が低いのは日本です)

量的緩和…
日銀は国債の買いオペをかなりやっており量的緩和に踏み込んでおります、

しかし、ぶっちゃけ日本に足りないのは「需要」なのです。

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