カルガモ親子の親はお母さんですか? どの家庭もなんで両親そろってないのですか?
カルガモ親子の親はお母さんですか? どの家庭もなんで両親そろってないのですか?
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ベストアンサー
カルガモは、繁殖期の前期には一夫一妻のつがいで行動しますが、卵を温めたり、ヒナを育てたりするのはメスだけで行います。 よくテレビでも見かける、子供を連れている親は、おっしゃる通り「お母さん」ですね。 なお、メスが子育てをしている間は、オスはオスだけの群れを形成して行動しています。 繁殖期が終わり、母親とヒナとの繋がりが無くなった10月頃には、オスの群れも一旦解消されます。 その後、メスとオスの群れは合流して大群となり、越冬します。 本州以南ではその場所に留まって冬を越す「留鳥」ですが、北海道では渡りをする「夏鳥」で、夏には北海道で繁殖し、冬には南の地方に移動するようです。 (北海道でも、一部には渡りをせず残留する者達もいます。) 詳しくはこちら。Wikipediaより「カルガモ」の記事、「生態」の項目。 ↓ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A2#.E7.94.9F.E6.85.8B なお、どうして両親が揃っておらず、オスが子育てに参加しないのかについては、詳しくはわかっておらず、もともとそういう生態だから、としか言えません。すみません。 いずれにしろ、人間の家庭と同じ発想をそのまま当てはめる事はできないのでしょう。 しかし、例外的にオスが繁殖期のメスと一緒に行動しているケースも観察されているようです。 ↓ http://www.geocities.jp/kk_yokogawa/yacho_sub/yacho64.htm ヒナの天敵となるカラスをメスと一緒に威嚇していた、などという話も。 ↓ http://seabasslive.naturum.ne.jp/e515790.html そういうわけで、「オスが子育てに参加しない」という一般的な定説には例外があるようですし、あるいは、人間の町のような特殊な環境に住む事によって生態の変化が起こっている可能性もあるのかもしれません。 あまりはっきりした情報ではなくて申し訳ありませんが、参考になれば幸いです。(礼
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質問者からのお礼コメント
詳しくありがとうございました。 しかし、可愛いですね。
お礼日時:2010/6/9 22:07