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西洋史について質問です。『小さなバイキングビッケ』を見直していたらデンマーク...

sae********さん

2010/6/1814:27:35

西洋史について質問です。『小さなバイキングビッケ』を見直していたらデンマークから税金を取られる話がありました。 予めお断りしておきますが、ここで質問したいのは、デンマーク領海を通過する際の通行税のエピソードではありません。

ビッケたちはスウェーデン人なのに、何故デンマークに住民税など支払わねばならないのか?についての質問。
作品中、スウェーデン人だと確認されるシーンや、スウェーデン国王が御亡くなりになったのか?とハルバルお父さんが驚くシーンもありますが…。
デンマークに支配されていたならばオッケーですが、スウェーデンとデンマークの両方に属すことなどありだったのか?
もっともアニメだからアバウトと割り切ればおしまいですが、なかなかよくできた名作故、考えてしまいました。
鎌倉時代の荘園と地頭に板挟みになる農民などと似たようなノリなのか?
御詳しい方、よろしくお願いします!

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ベストアンサーに選ばれた回答

him********さん

2010/6/1815:22:11

ビッケの時代はおそらく、バイキングが最盛期を迎えていた11世紀ごろのはなしですので、その頃のバイキングの作った北海帝国はスウェーデンから西へと進出を始め、ノルウェー、デンマーク、イングランドを支配下に治めています。
スウェーデンとデンマークが別な国となるのは15世紀ごろで、この頃になるともうバイキングは存在してませんので、ビッケの時代は間違いなくデンマークとスウェーデンは一つの国です。
住民税をデンマークに払っていますのでビッケはデンマーク出身のバイキングだったのでしょう。
スウェーデン人とデンマーク人は基本的に同じゲルマン一派のノルマン人ですが、原作者がスウェーデン人なのでバイキング=スウェーデン人と考えているのかもしれません。
バイキングはバルト海付近が発祥といわれており、スウェーデン人がバイキングの起源であるかどうかは分かっていません。。
よって、バイキングの発祥がスウェーデンとするのは原作者の独断といえます。
むしろ、各地に乗り出して頻繁に貿易をしていたのは、デンマークに住むデーン人です。
スウェーデンは冬になると港が氷ついてしまうので、船を作る材木には恵まれていても交易をするのには不向きです。
当時の船乗りであったバイキングは凍らない港を持つデンマークを主に拠点にしていたと考えられています。
また、ハルバルお父さんがスウェーデン国王が死んだと嘆いているのは時代的にはおかしいと言わざるを得ません。
スウェーデン王国が成立するのは、ノルマン人がアングロサクソン系のゲルマン人によって北に追いやられ、デンマークを失いバルト帝国が出来た16世紀です。
バイキングの有名な王といえば、イングランドを制圧し北海帝国最大の領土を誇ったクヌート大王が真っ先に浮かびます。
この頃、スウェーデンも支配下に入っていますので、お父さんが死んだと嘆いていたのはこのクヌート大王のことなのかもしれません。
彼はノルウェー王族の出身です。スウェーデン国王が現れるのはバイキングの活動が衰えるもっと後の事です。

質問した人からのコメント

2010/6/21 23:41:52

成功 みなさん、ありがとうございました。二番目と三番目の回答者様の中で悩みましたが、説明により温かみを感じましたのでこちらをベスト・アンサーにしました。
歴史設定とかには無理はあるし、元来、バイキング船が大空高く飛行し続けませんから(笑)、あまり強く否定することもないかな?などと思い[一応、フォローも書き込まれてはいましたが…]最初の方は外しました。とても丁寧なレクチャーには感心しましたが…。

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chi********さん

2010/6/1822:22:04

実際にシェークスピアの戯曲『ハムレット』の舞台となり、世界遺産に登録されたデンマークのクロンボー城は、城の前を望むカテガット海峡を通行する船舶から通行税を徴収していました。
・クロンボー城:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%9C%E...

この種の通行税(通行料)は、特別な免許状を持っていない限りはいずれの国に属するかに関わらず必ず徴収するものです。
日本でも有名な瀬戸内の村上水軍も関をもうけて通行料を徴収しており、関税を払わない船には兵を差し向けて襲うなどしており、これが海賊、ひいては水軍のもとになりました。

bir********さん

2010/6/1819:17:07

西洋の中世は、北欧から攻めてくる勢力が強くて、その勢力が
移ったところに定住したのが、いまのブリテンだとか、フランスの
ノルマンディ地方とかドイツ北部からデンマーク、ロシアの北部など
南ではシチリアまでも到来して定住したらしく
非常に広範囲に、わたり、また、これを正確に詳細に記録して
現在も残っているものが少ないので、実際、スカンジナビアから
移ってきた民たちを みなヒックるめてノルマン人だとか呼んでおり
スカンジナビアの本場の人々からすればノルマンと呼ばれるのは
あまり気持ちの良いものではないかもしれない。
ただ、判っている稀少の情報では、比較的、初期に南下航海して
上陸して定住を遂げて建国まで至っているのはデンマークが
先駆者のような感じがあり、バルト海に最初に覇を遂げたのは
デンマークらしいです。
だから中世の前期ほどならデンマークが高飛車な勢力だったと
してもヒョウソクが合うと思います。
デンマークはガメツい国情があるようで
北極の氷やグリーンランドの大部分、南極の領土権も
早くから主張している、ガメついところが感じられ
世知辛い通行税を取りそうな雰囲気がありますね。
30年戦争でも、新教徒側の北欧陣営の主力は最初、デンマークで
旧教側のワレンシュタインの軍団に駆逐されました。
それに取って代わって北欧側の主力になったのがスウェーデンだそうで
この国が最初に国際的な戦争で躍り出た事象だったそうです。

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na_********さん

2010/6/1814:57:26

かなり設定がいい加減で、歴史としてみるのには不適当なアニメです。
娯楽用のアニメとしてみてください。
時代設定も、いつとされていませんし、雰囲気的に中世初期だったり中世中期だったりしています。
バイキングとは、「入り江の民」という意味で、ノルウェー中部から北部に住むデーン人を言います。
デーン人(ノルマン人)には、南方系(デンマーク)、西方系(ノルウェー人)、東方系(スエーデン人)があります。
それぞれ進出方向が異なり、西方系は、スコットランドからアイルランド、アイスランド方面が主な進出方向でした。
南方系は、北ドイツ、北フランス、イングランド、アイルランドなどが主な進出方になります。
東方系は、ロシアやバルト海沿岸が主な進出方向になります。

中世初期のヨーロッパでは、どこの国に支配されているという概念が無く、個々の領主が、どこの国王と関係をもっているかでした。
つまり、ノルウェーの王様に仕えていればノルウェーですし、デンマークの王様であればデンマークになります。
両方に仕えている場合もありますし、どこにも仕えていないばあいもあります。

アニメの設定が特に考慮されているものではないため、どこの国かの設定はなく、デンマーク、ノルウェー、スエーデン全てが混在した物語のため、時としてノルウェー人であり、時としてデンマーク人、さらにはスエーデン人といった設定になってしまったのでしょう。

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