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ヘテロシスの理論について

pec********さん

2010/7/1319:55:38

ヘテロシスの理論について

植物育種学の勉強をしていて
ヘテロシスの理論に優性説と超優性説という言葉がでてきました。
しかし教科書の言葉が難しすぎて理解できません;;
簡単にゆうとどういうことでしょうか?

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rin********さん

2010/7/1722:15:50

こんにちは。
植物学の専門ではないので、不十分な箇所もあるとは思いますが回答させていただきます。

一般的に生殖の観点において、近親交配をすると繁殖能力や強健性等が低下しますが、雑種ではその活力が向上する現象があります。
これを雑種強勢またはヘテロシスといいます。

シンプルに云うならば、生じた雑種が,両親のどちらよりもすぐれた生活力をもつ場合を指します。

モウコウマの雌とロバの雄との交配によるラバの例は有名ではないでしょうか。その他にトウモロコシ,カイコなどの品種改良の手段として利用されています。

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h_e********さん

2010/7/1822:17:45

ゲノム中に劣性で適応度を下げるアリル(多くの場合は機能喪失型でしょう)である遺伝子が少なからずあり、どの遺伝子がそうであるかは血縁関係に無い個体/系統同士では多くの場合異なっていると考えられます。近交化、純系化するとすべての遺伝子がホモ接合になって行きますが、その過程で劣性で適応度を下げる遺伝子もホモ接合になっていくので弱勢化します(近交弱勢 inbreeding depression)。逆に異なる系統間での交配では多くの遺伝子座がヘテロ接合になり、劣性の有害遺伝子の影響が覆い隠されるのでヘテロシスが起こるというのが優性説だと理解しています。

超優性は、ヘテロ接合が単純に機能を持ったアリルと、失ったアリルと考えるのではなく、異なるタイプのアリルが組み合わさることにより、どちらかのアリル(野生型アリルを含む)のホモ接合より、適応度が高くなるという減少です。たとえば、免疫に関するある遺伝子(具体例は挙げられませんが)で、あるアリルのホモ接合であるより、異なるアリルのヘテロ接合のほうが、免疫系の多様性を得て、適応度が高いということがあるかもしれません。
教科書によく出ている例の一つは、鎌形赤血球症です。鎌形赤血球症のアリルはホモ接合では、赤血球中のヘモグロビンに異常があり重篤な貧血を起こして命にかかわります。しかし、正常型とのヘテロ接合では、低酸素条件でなければ重篤な貧血症状は起こさない一方、マラリア原虫の寄生に対して耐性を示します(マラリア原虫が増殖できない)。なので、マラリアの好発地域では、正常なヘモグロビンを持つ、正常型ホモ接合よりヘテロ接合のほうがマラリアにやられるリスクが少なくなって適応的になります。

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