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ちゃんとした政治哲学の先生 および 入門本を教えてください。

mov********さん

2010/7/3006:10:28

ちゃんとした政治哲学の先生 および 入門本を教えてください。

私は経済学部に所属している4年次の学生です。政治哲学を受講したことをきっかけにそれに興味を持ちました。
なので独学したいという気持ちになりました。
ただ私自身は経済学部の学生なので政治哲学に関しては正直なところどの教授、どの本が「主流派」「誠実なもの」かわかりません。
(経済学でならマンキュー、林文夫、池尾和人先生など自分のスタンダードとなる人達がいるのですが、)
世の中に自称エコノミストが跋扈し、根拠なきことを大事な場で平気でしゃべる人が多すぎてる今、
経済界だけでなく、論壇あるものみんなそうなんじゃないかなと思っています。

みなさんの紹介が欲しいです。
よろしくお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

lov********さん

2010/8/305:46:16

政治哲学を専攻している大学生です。

まず申し上げなければならないのが、今話題のマイケル・サンデル教授の著書です。
彼は有名で博学な政治哲学者に間違いはありませんが、近著『これからの「正義」の話をしよう』は都合のいい事例だけを持ち出して自身の思想へとナビゲートしていくという点に関して、講読するのに注意が必要です。
リベラリズムが政教分離を主張するのに対し、サンデルのような一部のコミュニタリアンが政治にも宗教を持ち込むべきだと主張しているこの対立関係がみえにくくなっています。

アメリカの大学で用いられているものは、ウィル・キムリッカの『現代政治理論』です。
現代は"Comtemporary Political Philosophy"で邦訳もあります。
http://www.nikkeihyo.co.jp/books/view/1770

他には、そのリベラルとコミュニタリアンの哲学的論争で世界的に有名な文献である
『リベラル・コミュニタリアン論争』があります。
http://www.keisoshobo.co.jp/book/b26670.html

こうしたいわゆる「現代政治理論」ではなく、自然権や法についての純粋な「政治哲学」を学びたいなら
レオ・シュトラウスの"What is political philosophy"(未訳)を推奨します。

個人的には、まずキムリッカの本を読み、自身の大まかな思想的立ち位置を定めた後、
各思想の代表的論者(『現代政治理論』にはブックリストもついていますので)を探っていかれてはどうでしょうか。

ちなみに日本での代表的な学者は、杉田敦、千葉眞、齊藤純一、井上達夫などが挙げられます。

質問した人からのコメント

2010/8/3 06:52:26

私の文脈に沿ってきっちりと返答をしていただきありがとうございました。
返答していただいたとおり、定番の教科書を読んでから自分の立場に沿った考えを深く掘り下げていきたいと思います。


他の回答者にも感謝します。
ありがとうございました。

ベストアンサー以外の回答

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fw4********さん

2010/7/3016:02:20

最初に回答された方が紹介された
『これからの「正義」の話をしよう』は、
私の子供が通学する高校でも夏休み前、複数の先生が生徒達にすすめられています。
ハーバード大学の講義が人気で、以前NHK教育テレビでも
「ハーバード白熱教室」として放送されました。再放送があると聞いたのですが、終わってしまっていたらすみません。
さっと見た印象では、興味深い考えさせられる内容だと思います。私も夏休み中、時間を見つけて読んでみたいと思います。

poe********さん

2010/7/3013:28:58

「ちゃんとした」っていうのが売れてるってことなら、
『不道徳教育』とかかな。アメリカでちょっと昔にベストセラーになったやつで自由主義の方です。

あと、「政治哲学」っていうんなら、哲学のタームの素養がいるけど
ネグリとかかな。ハートと一緒に書いた『帝国』は一応だいたいの政治哲学の人が読んでるんじゃない。

まぁなんにしろ、独学をするときはその分野の人がだいたい読んでいる
つまり共通了解になっている本を読んでいくのが定石でしょうね。

aab********さん

2010/7/3010:10:08

マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』


サンデル自身はコミュニタリアンなのですが、この本では様々な立場を紹介してます。
政治哲学の大きな論争としては「リバタリアン(自由主義)vsコミュニタリアン(共生主義)」があるのですが、主にその二つについて扱っています。

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