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破産と生命保険契約者貸付について。自己破産を申請しようと弁護士事務所へ行き受...

gjc********さん

2010/8/2115:20:38

破産と生命保険契約者貸付について。自己破産を申請しようと弁護士事務所へ行き受任して頂きました。 解約返戻金は無いと思っていたのですが20万円弱あることが分かり、慌てて貸付をめいっぱい利用しました。(20万円以下にする為)この場合、財産の隠匿になりますか?本日弁護士事務所がお休みの為、こちらで質問させて頂きました。月曜に弁護士に確認するつもりですが、どうしても気になります。

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ベストアンサーに選ばれた回答

ron********さん

編集あり2010/8/2123:48:21

99万円までの現金は,差押禁止財産であり(民事執行法131条3号,民事執行法施行令1条)であり,破産法上も本来的自由財産となります(破産法34条3項1号)。

自由財産の認定上,破産申立て直前の現金化は問題となりますが,20万円弱という金額であれば,生活費や申立費用といった「有用の資」に充てたとして認定され,特に自由財産性を否定されることもないと思われます。

自由財産拡張制度が利用できるのは,破産者の財産の換価等が必要なため破産管財人が選任される管財事件のみですが,管財人が選任されない同時廃止事件になった場合でも,20万円弱であれば「有用の資」として認められると思います。

したがって,ご質問のケースは財産隠匿にはあたらないと考えます。財産隠匿には,「債権者を害する目的」(破産法252条1項1号)が必要です。

ところで,生命保険の貸付金は,契約者が保険会社に届け出た口座に振り込まれるのが普通ですから,破産申立て直前に貸付を利用したという事実は裁判所に容易に把握されます。

また,保険の種類,保険料,契約時期等から,解約返戻金が発生するかどうかは,だいたい裁判所の方で判断がつきます。

したがって,破産申立書にある「申立て直前の財産処分行為」欄には貸付を利用した事実を正直に記載し,万が一に備えて,その20万円弱は申立て代理人弁護士のOKが出るまでは手を付けないことが望ましいと考えます。

質問した人からのコメント

2010/8/22 10:44:25

降参 とても詳しく説明してくださりありがとうございました。

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