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延命治療の泥沼にはまりました。

fuj********さん

2010/10/1105:04:28

延命治療の泥沼にはまりました。

高齢の父親が2月に老衰で呼吸が苦しくなり、救急で運ばれたその夜、事前に医師からの連絡なしに翌日には人工呼吸器がついてしまっていました。
もう心臓が衰えているので「あと半月もつかどうかわからない」と医師から言われましたが、その後気管切開手術をしてからというもの、8ヶ月間入院が続いています。
ここのどこかのトピックで「延命治療は税金のムダ」という書き込みも見かけましたが、確かに国保にお世話になっていても、大きな機械を使用する個室しか入れない患者の場合、医療費は結局差額ベッド代が高額なので、治療・胃ろう処置もろもろで月に70万円前後の支払いになります。
これは家族にとって恐怖以外の何ものでもありません。
父は生命保険にもはいっておらず、年金と家族の貯金でやっと支払っていますが、やがて家族も逼迫してきつつあるこの状況で、父は本来ならすでに死んでいる筈なのに、知らないうちに人工呼吸器がついてこんなに長い治療になるなんて、父も家族も意図していなかったことなので、この先を思うと途方にくれてしまいます。

意識が朦朧としながら延々と辛い痰の吸入をされ、機械に繋がって動けず、語れず、ただ死ぬのを待っている。。。
こんな状況、同じような患者さんは、本当に皆さんこのような感じで高額な医療費を払い続けているのでしょうか。
もし生活が苦しかったら絶対にこんな状況は受け入れられないと思うのですが、延命治療とは本当にこんな現状なのでしょうか。
どう考えてもおかしいと思うのです。

救急車で父が運ばれた時、医師との面会で開口一番「長期になるとしたら病院はホテルじゃないですから他へ移って貰うこともありますよ。」と言われて不安になり、口からの人工呼吸から気管切開への手術に迷った時も、「もし手術しない場合は遠方のもっと安い病院に移ってもらう事になる」と言われたので、もう長くないし手術をして今の病院に居られるなら有り難いのではと思っていました。

他の病院について事務局へ訪ねると、何故か人工呼吸器を置いている療養型施設はほとんど無く、金額も月50万円はするところばかりでした。

結局動けない、「人工呼吸器は一度入れたらもう抜けない」というなら、一番最初の面会のときに事前にそうなる可能性も含めて説明してくれても良かったのではと疑問に思ってしまいます。
呼吸器装着前には医師から家族に相談があるというのが常識だと聞いたのですが本当でしょうか。

補足父は2年半前、誤嚥性肺炎にかかり入院したときに胃ろうが付きました。車椅子生活となりホームへ入居し、その後何度か肺炎で入退院を繰り返し今回もそちらから救急車で運ばれました。ホームのスタッフや病院の方からは今まで「延命治療」という用語を聞いたことがなく、私達家族も普段から全く意識していなくていかにその状況やそれ自体に対して無知な状態だったのだろうと勉強不足を感じています。

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mur********さん

編集あり2010/10/1208:22:27

いろいろとほかの方の意見も読ませてもらいました。医療従事者と一般の方の理解に大きな相違があることは明らかですね。
人工呼吸は一度入れたらもう抜けない、こともあります。これは本人の状態によります。
例えば、肺炎などの悪化で人工呼吸をすることがありますが、抗生剤の治療がよく聞けば人工呼吸をやめることはできます。
(当院では、人工呼吸器が外れない確率は、3%程度です。ただし、主治医の判断で管を入れないこともありますので、その人たちは除外していることになります)

延命治療は本人のためのものではありません。ただし、やめるにはなかなか面倒(殺人罪で訴えられる危険がある)です。これは、弁護士などを間にはさみ、いろいろとやっていけば不可能ではないのですが、医師はこのような状況で患者さんのことをおもって管を抜いたら裁判の可能性がある、ならわざわざ危険な橋を渡らず現状維持で、、、と考えてしまいます。これは大いにマスコミの責任です。病院に倫理委員会などがありましたら、そこで検討してもらい、治療を中止することは、大きな病院では可能です。

病院に長期入院ができなくなったのは、厚生労働省の方針です。まあ、入院期間の延長が医療費を圧迫していたのは事実で(病院も長く入院させておいたほうが利益が出た)。

このような患者さんは非常に多く、そのような施設はほとんどの場合入院待ちがいます。ですので、すぐ転院とはいきません。

呼吸器装着前には医師から家族に相談があるというのが常識だと聞いたのですが本当でしょうか
→余裕があるときは、です。例えばあなたの心臓が止まった時に、あなたに心臓マッサージしてもいいか、確認できませんよね。か家族に連絡取るのに、どのくらい時間がかかるでしょう? 5分経過すれば、75%の確率で意識は戻りません。
となると、医師はとりあえず蘇生行為を行います。(しないとそれこそ訴えられますので)
本来は前もって確認しておくのも大切なのですが、入院時にいきなりそのようなことを聞くのはなかなか難しいものです。
今回の症例は、家族と医師の間でそのあたりの話をしっかりとしておくべきであったような気もしますが。

治療とういうのは、すべて延命を目的としています。延命をしない治療はありません。
治療をしないということは、助かる命も助からなくなります。
私の意見は、この辺りは医師にすべて任せていただければ、これは助からないから人工呼吸はしないようにしよう、とかこれは助かる確率が高いから、、、、と判断できます。しかし、いや説明がない、何でもやってくれ、とか結果が悪ければなんかミスはなかったのかといわれるような今の医療状況では、医師は訴えられないことを第一に考えるようになるのは(今回が当てはまるかどうかは不明です)、ある程度しょうがないです。

経過を見ると、家族、医療のどちらの言い分も正しい点があります。
医療費については、ソーシャルワーカーに相談を。

追加
そこまで一般の方に望むのは酷です。
このような医療の間をしっかりとマスコミが伝えてくれればいいのですが。(私はマスコミ嫌いです。まあ多くの医師は同様だと思いますが)
ただ、後悔しても今の状況は変わりませんので、とりあえず現状を改善すべくいろいろと当たってみてください。
急性期病院で3ヶ月以上入院させると利益が少なくなります。ですので、このような長期の型は、慢性期病院に転院させようとするのが基本です。(これは、そのこ病院だけでなく、多くの病院がそのようにしています)

質問した人からのコメント

2010/10/12 10:49:55

多くの方からのご意見感謝しております。文字数の限界で説明しきれず残念です。医師も父が自力呼吸の回復があれば外せると信じていたと思います。医療関係者の方の解りやすいお話を頂きこちらを選ばせて頂きました。有り難うございました。

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akb********さん

2010/10/1118:52:01

緊急事だと、医師は延命治療します、
今は、保険証などの、裏側に自分の意思を書いておく

この場合、いろう処置をした場合、2年間は生き延びます。
私は、延命治療は、若者現役世代への負担の転嫁、私の父親のときは妹が病院勤務者(栄養管理士)
のこともあって、延命治療はしない、心臓マッサージはしないという、本人の確認書を
取っておいたので、自宅で、吸入酸素はしましたが、眠るようになくなりました。
医師から器官手術といわれたとき、自然死を願望すればよかったのだが
貴方とお家族が、それを望んだのだから、ひたすら、眠りにつくのを願うしかない

四苦といって生老病死 誰人も逃れられない、宿命を、生も楽、死も楽
お父様の、安らかな眠りを待つ、

ven********さん

2010/10/1111:57:54

皆様ご回答のように難しい問題で、日本の医療の現状です。

>呼吸器装着前には医師から家族に相談があるというのが常識だと聞いたのですが本当でしょうか。
これに関しては、他の方の様々な勤務中の病院の現状が回答と思います。

私の勤務する病院では、質問者様のような場合でも、ご本人に回答いただけない場合でも、できるだけ早い時期にキーパーソンとなるご家族に治療に対するご希望を確認しています。
(これでも質問者様同様・類似のことは皆無ではありません)

>一番最初の面会のときに事前にそうなる可能性も含めて説明してくれても良かった
これは、おそらくですが、医療側としては行ったと思います。
しかし、受け手側、患者さんのご家族は、言葉は聞こえても、その最終的な意味することを理解できなかった、これが現状では?と思います。
>開口一番「長期になるとしたら病院はホテルじゃないですから他へ移って貰うこともありますよ。」と言われて不安になり
この言葉が頭に残り、その後の説明が十分に理解されなかったと思います。
気管切開や胃ろう増設の時々にも同じことがあったと思います。

質問者様のような経験が積み重なって、説明の文言にも工夫がされ、会計担当も入院時から関わって、ご本人・ご家族の負担を減らし、未収金が少なくなるよう努力しているのが現状です。

質問者様の場合、医療側はお父様の医療は「命を長らえる治療を継続するという意思表示がなされた」と理解しているはずです。
現在は治療選択の幅はほとんどありませんが、主治医とお話をされ、最初のお気持ち、現状とお伝えになるのは如何でしょうか?

お父様は、安楽に過ごされることをお祈りいたします。
お大事に。

tor********さん

2010/10/1109:01:31

医師です。お気持ちはすごく分かります。私の場合は、外来で診ている末期になりつつある患者さんの家族には、「(患者が)急変して救急隊を呼ぶとしても、挿管や心臓マッサージをしないでほしいという意思表示をするように」と前もって説明させていただいております。最近では救急車で患者が病院に運ばれてくる際には、(どんなに末期の場合でも)ほとんど挿管された状態で到着するため、そのような状態から挿管チューブを抜くことはできません。自宅で最期を迎えさせてあげたいという家族の意思がある場合でも、やはり最期の最期は「やっぱり苦しがっているのは見てられないから救急車を呼んだ」というケースも少なくないです。入院中で、徐々に状態が悪くなってきた場合には医師から挿管や呼吸器管理の説明があるかもしれませんが、急変して救急車で挿管されてしまっていればどうすることもできません。癌でなく慢性肺疾患の場合には、呼吸器管理することで1、2年は延命できることは十分ありえます。医師の「○○しなかったら転院」という説明には少し問題があるように思いますが、一番の問題はお父様が生命保険に入っていないということと、保険に入っていないのであれば、その事もふまえて、病気で入院した場合に、「保険に入っていないため、一切の延命治療はしてほしくない」という意思表示を準備しておくべきであったと感じます。

ryo********さん

2010/10/1107:14:35

老人ホームの看護師です。
延命治療するかどうかは、基本的には本人の意思になります。
事前に延命治療はしないでほしいと明言していなければ、今はできるだけのことをするしかないのが現状です。
そのため、病院によっては、元気なうちに延命治療拒否の書類に記名、捺印してもらっています。
医療側が判断できる問題でもないし、家族が希望しなくても他の親族からのクレームがくることもあるからです。
どちらにしろ、今はお父様が少しでも安らかにいられるよう見守ってください。

doc********さん

2010/10/1106:27:08

医師です。

日本には安楽死を認める法律がないので、このような患者さんでも
医療を中止する事が出来ません。医師の判断ですることは殺人罪に
なりますし、家族が依頼した場合も嘱託殺人に問われる可能性が
あります。
医師は患者さんに有害な事はしてはならない、という原則があります。
この場合の「有害」は「生存期間を縮める」の意味です。
この原理からも治療を中断する事はできません。

>事前にそうなる可能性も含めて説明してくれても良かったのではと

医療と言うのは予測が不可能です。救急車で運ばれてきた呼吸困
難を訴える患者さんが老衰でまもなく寿命が来る事など分かっていま
せんし、入院してから呼吸器につながれっぱなしになるかどうかなど
予測できません。「こんな状態になるなら呼吸器につながないで欲し
かった」と言われても、救命するつもりで行った医療行為が裏目に出る
かどうかは医師には予測できません。「治療してください」と入院してき
た人にその場で出来る最善をつくしたまでで、それは医師の義務であ
ると過去にいくつもの判決が言い渡しています。
呼吸器につながれたくなかったら退院するか最初から救急車など呼ば
なければいいだけの話です。

>呼吸器装着前には医師から家族に相談があるというのが常識

末期がんのように限られた期限内に死ぬことが分かっている場合は、
呼吸器をつけるかどうか相談する余裕があり、多くの方は装着しない
事を希望されますので、装着せずに死を迎えられるケースが多いです。
しかし、今回のように診断も明確でない状況で担ぎ込まれている場合、
医師が救命のために呼吸器を装着する事は自然な流れです。
「救急車で搬送され緊急入院した」というだけで「呼吸器をつけてでも
救命を希望している」とみなされるのは仕方ない事と思います。
前述のように入院した時点で御家族ないし本人から「呼吸器にはつな
がないで欲しい」と言われなければ上記のように解釈されると思います。

インフォームドコンセントを取るのが現代医療の常識ですが、救急救命
の場ではこれは適用されません。そんな事をしていたら患者が死んでし
まうからです。人工呼吸器をつなぐのは「救命のため」ですから、救急搬
送・緊急入院の患者さんにインフォームドコンセントなしに行われたとして
も法的・倫理的に問題はありません。

気管切開や胃瘻造設は呼吸器につながれてからの話ですね。
これらの医療行為は患者ないし家族の了承(インフォームド・コンセント)
なしに行う事は出来ません。これらを行ったら(人工呼吸器をつながれた
まま)さらに生き続ける事は分かっていたはずです。行わずにそのままで
放っておけば1ヶ月前後で自然に死を迎えた可能性が高いでしょう
(恐らく主治医から行うべき理由としてそのように説明されたと思います)。
それを承知で気管切開・胃瘻造設を受けたのだから、延命と言う結果
が得られた事に苦情を言うのは道義に悖ります。

高額療養費制度を利用すれば医療費本体は月10万円以内に抑
える事は可能です。8ヶ月も入院していて案内がなかったとは考え難
いので、恐らく現在問題なのは差額ベッド代の事と推測します。
「病院にいられるならありがたい」と思っているなら相応の経済的負担は
していただく必要があります。人工呼吸器をつけながら入院するのは
個室以外では無理です。貴方は自分が入院している部屋に呼吸器に
つながれている患者さんがいたらどう思います?

きつい回答になりましたが御容赦ください。
これを機会に人の死(老衰死、安楽死、病死、癌死など)と終末期
医療・救急医療について考えていただければ幸いです。

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