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全然の後に来る語句は必ずしも否定でなくてもよい。というのは本当ですか?本当な...

やすさん

2011/1/805:54:53

全然の後に来る語句は必ずしも否定でなくてもよい。というのは本当ですか?本当ならば、なぜ今日では全然の後に否定語を持ってくるのが正しいと多くの人に思われているので すか?

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hid********さん

2011/1/1221:24:16

戦前に山手で育った方が40年くらい前に書かれた文章に
近年、全然の後は否定でないといけないと言われているが
昔は全然の後に肯定が来てもかまわなかったと書いてありました。
ただし、当時の話者の意識では、全然という言葉のつぎに
(問題にならないほど)という言葉が隠されていて
表に出ない否定が入っているそうです。

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fon********さん

2011/1/812:02:13

「全然」の語釈に見る『広辞苑』の歴史

第一版 (昭和三十[1955]年五月二十五日第一刷発行)
全きさま。全く。すべて。まるで。
* これが本来のありようでした。

第二版 (昭和四十四[1969]年五月十六日第一刷発行)
〔副〕 (下に否定の語を伴って) 全く。まるで。「―わからない」
* これが猛威を振るったのです。

第二版補訂版 (昭和五十二[1977]年十二月一日第一刷発行)
「全然」の項には変更なし。

第三版 (昭和五十八[1983]年十二月六日第一刷発行)
[一]〔名〕 全くその通りであるさま。すべてにわたるさま。「―たる狂人」
[二]〔副〕①(下に打消の言い方や否定的意味の語を伴って) 全く。まるで。「―わからない」 「―駄目だ」 ②(俗な用法として、肯定的にも使う) 完全に。非常に。「―同感です」
* 肯定に使うのは“俗な用法”だと断定しました。
ただ、所説の当否は措いて、扱いに矛盾はありません。

第四版 (一九九一年一一月一五日第一刷発行)
[一]〔名〕 全くその通りであるさま。すべてにわたるさま。「―たる狂人」
[二]〔副〕①すべての点で。すっかり。「―君にまかせる」②(下に打消の言い方や否定的意味の語を伴って) 全く。まるで。「―わからない」 「―駄目だ」 ③(俗な用法で、肯定的にも使う) 全く。非常に。「―同感です」
* 第三版への修正として
①すべての点で。すっかり。「―君にまかせる」
が追加されましたが、これは肯定表現ですから、
③(俗な用法で、肯定的にも使う)
と矛盾します。
* 第三版②の説明「完全に」を③において「全く」に変更しました。
この版では、「完全に」の意味であれば①に該当するからまともな用法であるという認識があったので、“俗な用法”から外したのでしょう。

第五版 (一九九八年一一月一一日第一刷発行)
[一]〔名〕 全くその通りであるさま。すべてにわたるさま。
[二]〔副〕①すべての点で。すっかり。②(下に打消の言い方や否定的意味の語を伴って) 全く。まるで。「―わからない」 「―駄目だ」 ③(俗な用法で、肯定的にも使う) 全く。非常に。「―同感です。」
* 「―たる狂人」は“差別語”を含むので削除されたのでしょう。
* 「―君にまかせる」を削除したのは、これも“俗な用法”と見ることにしたのかも知れませんが、
「①すべての点で。すっかり。」
の肯定的用法を残すなら、
「③(俗な用法で、肯定的にも使う)」
に修正を加え、
「(俗な用法で、「とても」「非常に」の意味に用いる)」
などとして、①と衝突しないようにしなければならないでしょう。
それをしないなら、第三版に戻って矛盾を解消すべきでしょう (所説の当否は措いて)。
「―同感です。」は①に該当しないのでしょうか。
もし該当しないと言うなら、①は何のために残してあるのでしょう。
①に該当する“俗ではない”例文を示してもらいたいものです。

「全く」と「非常に」を区別せず、ただ“否定”か“肯定”かを論うのは妥当と思えません。

第六版 (二〇〇八年一月一一日第一刷発行)
「全然」の項には変更なし。

fon********さん

編集あり2011/1/812:02:11

『広辞苑』第二版が猛威をふるったのです。
これについてはFontomanie0の回答を御参照ください。

過去に回答したものを引いておきます。

本来、“全面的に”、“まるごと”の意味で、肯定表現に使われました。
その後、「まったく~ない」という否定表現に使われるのが一般的になりました。
近年、“とても”、“非常に”の意味で、肯定表現に使う用法が生まれました。

「韓国併合ニ関スル条約」
>第二条 日本国皇帝陛下ハ……全然韓国ヲ日本帝国ニ併合スルコトヲ承諾ス
>第六条 日本国政府ハ前記併合ノ結果トシテ全然韓国ノ施政ヲ担任シ……
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%9F%93%E4%BD%B5%E5%90%88%E...

幸徳秋水「トルストイ翁の非戦論を評す」
>吾人を以て、全然トルストイ翁の所説に雷同盲従する者となさば、是大なる誤解也
http://www.ne.jp/asahi/anarchy/anarchy/data/koutoku02.html

クロパトキン『回想録』 (翻訳)
>種々の意見の相違ありしも、根本の問題については全然一致をみたり。
http://ww1.m78.com/sib/diplomacy%20before%20the%20war.html

>今回大過乱の責任は全然露国に在り
『東京日日新聞』 1914.8.3(大正3)
http://ww1.m78.com/topix-2/nichinichi.html

>右の五大事業完成の暁には仙台市の面目は全然一新するに至るべきなり
>就中高松市が全然従来の面目を一新したるに就ては港湾の修築並に海陸連絡設備の完成に負う所頗る大なり
>惜しい哉夜間の作業に止まりて昼間は全然休止するが故に日中の工業に在りては其動力を利用するの便宜を有せず
『東京時事新報』 1911.12.15-1912.4.26(明治44)
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentViewM.jsp?METAID=0075...

>西園寺内閣の山本新蔵相は前車の覆るを見て深く自ら戒める処ありしと見え新財政方針は桂内閣の放漫政策に全然反対し緊縮消極の主義を天下に宣明し前内閣時代の公債償還策の如き敢て執固せず
『大阪朝日新聞』 1912.1.2-1912.1.9(明治45)
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentViewM.jsp?METAID=0048...

>以上の金額を分配せらる可き範囲は主事、技師、事務員、及び技手を除きたる一般の使用人たるべきは精算事務所の意嚮と拙者見込と全然合致したり
『東京時事新報』 1912.1.6(明治45)
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentViewM.jsp?METAID=0079...

ura********さん

編集あり2011/1/811:03:30

もともと「全然」は肯定に使うほうが多かったのです。

「全然の後には必ず否定がくる」と思っている人が
時々いますが、「全然」は肯定にも否定にも使える言葉です。
「全然良くない」「全然良い」どちらもOKです。

では、なぜ今日では全然+否定が正しいと多くの人に
思われるようになったのか?

それは、戦後すぐに出た本に、「全然のあとは必ず否定」と
間違ったことを書いたものが出回ったからなんです。
当時はまだ戦後すぐの時期で出版物が少なかったため、
他の本が出版されず、間違いが普及してしまいました。
そのため、戦後何十年かの教育を受けた人に「全然+否定が
正しい」と信じている人が多いのです。

ですから、むしろ高齢者(戦前に教育を受けた人)のほうが、
「全然+肯定」に違和感を持たない人が多いようです。
夏目漱石や芥川龍之介も、「全然+肯定」を使っていました。

「若者言葉だ」と言っている方が何人かいらっしゃいますが、
そうではありません。明治時代からある正しい使い方です。

for********さん

2011/1/810:49:31

言葉は時代とともに変化しますので、全然を肯定に使うことが必ずしも間違いとは言い切れませんが、少なくとも現在の正式文書に使う場合は「間違い」と言わざるを得ないでしょう。
学校教育ではもちろん×ですし、ビジネス用語としても×です。
若者言葉として流行することまでは止められませんが、問題は若者言葉をそのままビジネス文書に持ち込む粗忽者が多いことにあります。
どこまでが社会的に認知された言葉かを全く知らないで、あるいは考えないで社会に出てくる若者が多すぎるようです。

tob********さん

編集あり2011/1/809:52:08

「全然+肯定形」に関して下記に書いたことを転載します。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1449225064
================================
●「全然+肯定形」
結論だけ書きましょう。必ずしも間違いとは言いきれないようです。
「全然」の後ろは、もともとは肯定でも否定でも○だったようです。一時期肯定は×になったが、最近は「×とは言い切れない」という説が増加傾向にあるようです。
ただし、現在の出版・編集の現場では基本的に肯定は×です(微妙かもしれませんが、少なくとも当方は×と考えています)。まともな出版物にはめったに出てこないはずです。

「全然+肯定形」をOKとする人は2派に大別できそうです。
1)なぁーんにも考えてない人
2)「全然」の使われ方を歴史的に考えて「間違いではない」とする人

詳細は下記をご覧ください。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3578/2003/zenzen.htm
※いくつもの辞書を調べた信頼に値するレポート。ただし、これを根拠に「全然+肯定」は元々OKだった、と決めつけるのは短絡的でしょう。「全然+肯定」は「俗」という説もあるのですから。

下記もご参照ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E7%84%B6
================================

少し長いのですが、下記も参考になるかと……。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1250521727

さらに詳しくは下記をご参照ください。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1641.html

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