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60年前に建てられたビルの地震対策の有無

ki1********さん

2011/3/2505:03:47

60年前に建てられたビルの地震対策の有無

こんにちは、

3月11日の地震は今もなお大きな爪痕を残していますね。
被災地の早い復旧を心より祈ります。

さて、質問なのですが、私は地震当時横浜の8階建てビルの7階にいました。
横浜の震度は震度4~5だったのですが、
ビルの7階では、棚は倒れ、額は落ち、立っていられないほどの強い揺れでした。
はじめの揺れでがおさまった時点で地上におりたのですが、

2度目の地震でそのビルをみていると、
肉眼でもわかるくらい激しく揺れていました。
高さが3~4倍近くある最近建てられた別のビルは免震構造なのか、全然揺れていませんでした。

一応無事に自宅に帰れたのですが、
同じく横浜の我が家は写真立てがいくつかたおれている程度でなんともない状態でした。
ちなみに築10年です。

そこで、地震の時にいたビルを調べてみると、
築60年ということがわかりました。
戦後6年くらいですよね。
その当時、耐震、免震などの地震対策は行われていたのでしょうか?
詳しく教えてほしいです。
想像でも事実でもいいので、皆様のお答え待ってます(^-^)

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cos********さん

2011/3/2515:08:29

関東大震災直後には、既に耐震設計基準が法定されています。
これは、戦後の建築基準法制定にも受け継がれ、1981年に基準法が大改訂されるまでは、ほぼ同様の耐震設計法であり続けました。いわゆる旧耐震に相当します。
免震工法や制震工法も、アイデアとしては相当古く、明治時代から考えられていたようですが、10階建てが超高層であった時代には、実用化には至っていなかったようです。

旧耐震と1981年以降の新耐震の基本的な考え方は、
●旧耐震:震度6弱程度の地震では倒壊しないこと。
●新耐震:
①震度6程度の地震では倒壊しないこと。
②震度7程度の地震で、建物の一部が損傷しても、人命は助かること。

すなわち、新耐震は、②の終局耐力の規定を追加したところが大きな改正点です。
その結果、阪神淡路大震災で倒壊したのは、旧耐震の建物ばかりで、新耐震の建物の倒壊は無かった、ということはよくご存じのことと思います。

さて、築60年のビルは、当時のことですから、たぶん鉄筋コンクリートの剛構造ビルである思われますが、築60年といえば、耐震云々以前に、すでにその耐用年数が来ておる可能性が高いと思われます。
つまり、コンクリートの中性化の進行に伴い、鉄筋が錆びている可能性があります。
鉄筋コンクリート造は、鉄筋の力でコンクリートのひび割れ~破損を防いでいる構造ですから、鉄筋が錆びると、ばらばらになってしまいます。
もちろん、しっかりとした、分厚いコンクリートを打ち、80年~100年以上も現存している建物も多いわけですが、平均的には60年が寿命とされています。

通常、鉄筋コンクリート造の建物は、鉄骨造や超高層ほど、大きく揺れることは無く、耐力の範囲内であれば、一度揺れても、(表面のひび割れ等は別にして)元の形状に復帰するであろうと考えられています。
従って、建物全体が歪んでいたり、部分的に寸法が変わって来たとなると大変危険です。
専門家にによる耐震診断が必須と思われますm(__)m

質問した人からのコメント

2011/3/27 12:53:06

皆様のご回答、本当にありがとうございます。
本当は全員にベストアンサーを出したかったのですが、
ひとつしか出せないので、私の知りえなかった60年前の建築について一番詳しく書いていただいたものにしました。
2人の方には本当に申し訳ないです。
でも、皆様のご回答、とても分かりやすく書いていただいて、とても嬉しかったです。

ちなみに、地震当時に階段で避難した際見つけたのですが、40cmくらいの亀裂が入っていました^^;

ベストアンサー以外の回答

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kag********さん

編集あり2011/3/2511:19:40

一般的な回答になります。
建物はメインの柱梁・耐力壁などで強度を確保しています。
その他、余力としてそれ以外のコンクリートの壁なども補強に役立っています。

部材は壊れることで、最終的に大きな力を吸収します。
破壊による力の吸収は一度きりです。
もしその建物の壁に大きな亀裂(☒印状のもの)があれば危険です。
余力がなくなった状態です。

大きく揺れたことを考えれば、そう考えられます。
ニュージーランドの専門学校ビル倒壊はこのメカニズムであると考えられます。

壁の亀裂を調べてください。 早急に!!

今一番危ないとされているのが、その年代のその規模の建物です。
8階建てのビルの1階の柱1本には自動車約400台分の荷重が載っています。
それぞれの柱にです。

1階ロビーで想像してみてください。怖いですよ。

man********さん

2011/3/2505:22:00

建築基準法というのは大体、大きい地震がきた後に見直され、改訂されたりします。
建築基準法の前身すらない時代は職人さんの勘を頼りに建てていたそうです。
築60年ということで、ビルが鉄骨造であると仮定しても確か部材の耐年数は越えています。
しかしながら建物の構造の面で言うと当時の建築基準の審査が緩いとはいえ、しっかりとした構造になっているのかもしれません。

あと、建物は一概に揺れるから危ない、とも言えないです。特にビルですと上層階は揺れが大きくなります。
揺れすぎも怖いですが、一番怖いのは地震で揺れない建物です。揺れない建物はいざとなると一気に崩壊します。

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