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がん抑制遺伝子についての質問です。 がんを抑制する働きがあるのは、がん抑制遺...

kuz********さん

2011/5/220:40:25

がん抑制遺伝子についての質問です。
がんを抑制する働きがあるのは、がん抑制遺伝子ではなく
がん抑制遺伝子産物なのでしょうか?

補足大学の授業でのスライドには、p53というがん抑制遺伝子が存在し、この遺伝子産物が細胞周期の監視をするとありました。わたしは、遺伝子と遺伝子産物の違いがあまりできていなかったので、抑制遺伝子自体に働きがあるものと理解していました。がん抑制遺伝子のみが、体にあるだけではがんが抑制されるわけではなく、遺伝子産物が働きをしているという理解でいいのかということを質問させていただきました。

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ベストアンサーに選ばれた回答

編集あり2011/5/301:16:43

私が誤解しているかもしれませんが、「『がん抑制タンパク質』が存在するのか?」というご質問と解釈します。

つまり、「ガン抑制遺伝子産物=ガン抑制タンパク質を、ガン患者に注射したら、ガンが治るのか? あるいは、普通の人に注射したら、ガンを予防できるのか?」という意味に解釈します。

もし間違っていたら、お手数でも「補足」でその旨を記入してください。
改めてお答えします。

私の解釈が正しければ、答は No です。
ガン抑制遺伝子は、『ある細胞が、自分がガン細胞になるのを防ぐ遺伝子』です。

そのメカニズムには、DNA の『傷』が治るまで細胞分裂しないようにするものや、自分がガン細胞になると『自殺』するものなど、様々な種類があります。
ただ、「他の細胞がガン化した時に、その細胞を殺す」というタイプのガン抑制遺伝子は存在しません。

kuzira1876 さんは、「ナチュラルキラー細胞」という言葉を耳にしたことがあると思いますが、「ナチュラルキラー細胞」で働いている遺伝子をガン抑制遺伝子と呼ぶことはありません。
繰り返しになりますが、あくまで『自分がガン細胞になるのを防ぐ遺伝子』です。

<補足>
舌足らずだったので、sxjjm569 さんのような誤解を招いてしまったようです。

ガン抑制遺伝子は、ガン抑制遺伝子を持っている細胞の中でだけ、ガン抑制遺伝子産物(=ガン抑制タンパク質)を作ります。
その結果、ガン抑制遺伝子を持っている細胞は、持っていない細胞に比べて、ガン化する確率が低くなります。

遺伝子工学を使えば、ガン抑制遺伝子産物(=ガン抑制タンパク質)を大量生産することは容易ですが、大量生産したガン抑制タンパク質をガン患者に注射しても、何も起こりません。
なぜなら、患者のガン細胞が、注射したガン抑制タンパク質を取り込むことは無いからです。

つまり、ガン抑制遺伝子は、ガン細胞の中で働かせないと意味がありません。

ガン抑制遺伝子をガン治療に応用するためには、今のところ遺伝子治療しかありません。

ガン抑制遺伝子による遺伝子治療は、ガン抑制遺伝子をガン細胞の中に送り込んで、ガン細胞の中で産物(=ガン抑制タンパク質)を作らせて、ガン細胞を殺す、というものです。

<補足の続き>
そのような趣旨でしたら、sataria_310 さんの回答で十分でしたね。

p53 だと、遺伝子もタンパク質も同じ "p53" なので、ややこしくなっただけだと思います。
p53 遺伝子自体にガン抑制作用はありません。
細胞周期を監視するのは、p53 遺伝子産物=p53 タンパク質です。

質問した人からのコメント

2011/5/7 01:26:23

成功 みなさんの意見が参考になりました

今回は、補足に意見をくださった方を選ばせていただきました。


ありがとうございました
理解できて、勉強がすすみました

ベストアンサー以外の回答

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tontumさん

編集あり2011/5/305:49:22

『がん抑制タンパク質』は存在します。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8C%E3%82%93%E6%8A%91%E5%88%B6%E...

どんながんでも抑えるという意味ではなく、どちらかというとそのタンパク質がないとある種のがんが発生してしまうという表現の方が近いと思います。

がん抑制遺伝子としてはじめ発見された、網膜芽細胞腫の発生に深く関与する遺伝子としてRB遺伝子(Rb-1)は、Rbタンパク質の機能が初めて失われ、網膜芽細胞腫の発生につながります。
また、ちょっと前に有名になった、p53はその変異ががん化になることが知られています。

がん抑制遺伝子はたくさんありますが、そのタンパク質が万能な抗がん剤になる可能性はとても低いです。さらに、タンパク質は、経口投与や静脈投与では、ターゲットとなるがん組織になかなか到達しませんので、当該のがんであっても治療薬にするにはかなりの困難があります。

つまりは、がん抑制遺伝子の産物であるタンパク質ががんを抑制する働きがあるというよりも、存在しないまたは量が少ない、変異してしまうとがん化してしまうということです。

(補足に対して)
> がん抑制遺伝子のみが、体にあるだけではがんが抑制されるわけではなく、遺伝子産物が働きをしているという理解でいいのか

その通りです。

sat********さん

2011/5/221:05:57

その通りです。
遺伝子とはタンパク質のアミノ酸配列をコードしている物です。
なのでがん抑制遺伝子に限らず、実際に生体内で働いているのは、遺伝子の情報をもとに合成されたタンパク質です。

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