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債権的に有効とはどういう意味ですか? 法律の専門用語が分からないので、教え...

saz********さん

2011/9/3018:46:10

債権的に有効とはどういう意味ですか?

法律の専門用語が分からないので、教えて下さい。

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mid********さん

2011/9/3019:59:32

他人物売買を考えてみます。
Aさんが、他人Cの土地をあたかも自分の所有地のような顔をしてBさんに売りました。
Cは、そのことを承諾していなかったとします。
さて、土地の所有権はBに移転するのか、Bのままか?

結論を言えば、Cが承諾しない以上、土地の所有権はCのままで、Bに移転しません。
しかし、A-Bの契約が自動的に無効になるわけではありませんので、AがCから土地の権利を取得してBに引き渡すという債務は存続してます。
このように、Bは土地の所有権を得る事が出来なくても、Aから土地の所有権を譲受けるという債権は有効です。
これが「物権的には無効だけれど債権的に有効」と呼びます。
結果的には、Cが承諾しない以上、Aの債務不履行になり、Cの債権は、損害賠償請求権に転化します。

もう一例。民法 567条で、抵当権の設定された不動産を買い受けた者は、抵当権の実行により所有権を失った場合、善意悪意問わず、損害賠償の請求や契約の解除をすることができる。

とあります。
抵当権が実行されれば所有権を失いますが、それと引き換えに損害賠償請求ができる、という債権をGETします。
これも「債権的には有効」の例ですね。
物権を喪失した補填的な役割がありますね。
これは、正規の値段で取引をした以上、売主に抵当権除去の責任があるとして、買主は抵当権が実行されない事を期待しているので、もし、所有権を失ったら、損害賠償請求が、出来るようになってます。

質問した人からのコメント

2011/9/30 22:15:10

ありがとうございました。よく分かりました。

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

tri********さん

2011/9/3020:04:53

ある意味裏を返せば
物権的には無効 という事ですが

たとえば
2年間、購入した商品を譲渡してはいけない との特約で
売買契約が成立したとしても

所有権者は
法令の制限を受けない限り
自分のものを自由に使ったり、処分したり
それで利益を得る事が出来るはずですので
(民法206条 参照)

以上の特約は
所有権を制限する趣旨としては
効力を生じることはありませんが

あくまで
当事者間の約束(契約)としては
社会の道徳観念に反しない内容である限り
特約が有効になる余地はあり
(民法90条 参照)

上記特約は
特定の者(買主)に対して
特定の行為(売却禁止)を要求しているものですから
これは『債権』となり(民法399条 参照)

もし、その場合で
買主が2年も経たずに処分をしてしまったのであれば
売主に対する『債務不履行』となり
買主は損害賠償責任を負う可能性が出てきますので
(民法415条,第417条 参照)

以上の意味において
上記特約は、債権的には有効なもの となります。

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