ここから本文です

再石灰化促進をブラッシングとキシリトールなどの入ったガムなど利用により行った...

アバター

ID非公開さん

2011/10/2510:07:37

再石灰化促進をブラッシングとキシリトールなどの入ったガムなど利用により行った場合開始後、どれくらいの期間で再石灰化の効果が期待できますか?

閲覧数:
7,745
回答数:
1

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

mit*********さん

編集あり2011/10/2513:33:48

歯の脱灰(だっかい)はたったの2分程度で起こるのに対して、歯の石灰化には約3時間もの時間を要します。

食後ある程度時間がたつと、歯に白いネバネバした物質(プラーク=歯垢)がつきますよね。
この中には虫歯菌がいて、口内に残った炭水化物を分解して酸をつくり出します。
その酸によって、歯の表面のエナメル質からカルシウムやリンが溶けだし、虫歯の原因になります。
この過程が脱灰です。

一方、歯は脱灰を修復し、虫歯を防ぐ機能を備えています。
その中心的な役割をしているのが唾液です。
食後しばらくすると唾液によって汚れが洗い流されて口の中が中性に戻り、唾液中のカルシウムやリンなどが再び歯の表面に沈着します。
これが歯の再石灰化です。
しかし、再石灰化で修復できるのは初期の虫歯だけです。
歯の一部に白濁があったり食事の時にちょっとしみたり痛んだりしても、まだエナメル質に穴があいていなければ再石灰化によって改善する可能性があります。
ただしこの段階を過ぎてしまうと、歯の最表層に存在するエナメル質の奥まで虫歯が広がっていき、治療が必要になります。

再石灰化が期待出来る方法は以下の通りです。

・緑茶を飲む。
緑茶にふくまれるカテキンは殺菌作用を持ち、虫歯菌の増殖を防ぐ効果があります。

・再石灰化を促進する作用のあるシュガーレスガムを噛む。

・間食を減らすことも重要
飲食の回数が多いと、再石灰化のための時間が確保できなくなってしまいます。

・砂糖を含むお菓子や清涼飲料は控えめに
砂糖は虫歯菌の大好物なので、砂糖の摂取量を減らすと虫歯になる確率も低下するといわれています。
お子さんのおやつには特に御用心下さい。

・寝る前の飲食は控える
就寝中は唾液の分泌が少なくなるので、再石灰化があまり進みません。
特に乳幼児の場合、寝る前に母乳や食べ物をあたえる習慣がついてしまうと、虫歯ができやすくなってしまいます。

・高齢者においては特に注意が必要
唾液の量が減るので虫歯(特に歯根部)になりやすいです。

まとめとして虫歯の予防では、
①適切な歯磨きを行いプラークを除去する
②再石灰化に必要な時間を確保する
③唾液の分泌をよくする
の3点が重要です。

尚、脱灰と再石灰化のメカニズムについては、こちらのサイトでも簡略的に図説されているようなので、参考にして戴いても良いと思います。
http://www.nishijima-dental.net/blog/62.html

また、虫歯予防に関してはフッ化物が広く応用されています。
間違った使い方をしてしまうと中毒にもなり得るフッ素ではありますが、近年では歯磨き粉にフッ素が含まれているものがほとんどであり、洗口剤なども販売しています。
歯科医院においては歯面にフッ化物を塗布する事で虫歯を予防する事も可能です。
エナメル質の96%はハイドロキシアパタイト結晶でできているので、これにフッ素が作用するとフルオロアパタイトに変わります。
このフルオロアパタイトは酸に強く、またハイドロキシアパタイトの結晶の欠落部分を補修すると考えられているので、このようにフッ化物が虫歯の予防に応用されているという訳です。

前述しました通り、脱灰は一瞬ですが再石灰化には非常に時間がかかります。
以上の項目を参考に、今後も再石灰化を視野に入れて虫歯予防に励んで戴ければと思います。

長文になり失礼しました。

アバター

質問した人からのコメント

2011/10/25 14:23:02

成功 >>長文になり失礼しました。
いえいえ、とんでもないです。詳細まで解説していただきましてありがとうございました。
早速、実践していきます。
回答をいただきましてありがとうございました。

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問は選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

不適切な投稿でないことを報告しました。

閉じる