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原爆の放射能と原発の放射能は、どんな違いがあるのでしょうか? 福島県の原発...

kum********さん

2012/1/2218:05:34

原爆の放射能と原発の放射能は、どんな違いがあるのでしょうか?

福島県の原発の放射能が問題になってますが、戦時中の原爆によっても放射能が出ているはずですが、 どんな違いがあるのでしょうか?

補足では、原爆の時の放射能は原発の時ほど広範囲に飛散しなかったということでしょうか?
私が疑問なのは原発事故の放射能飛散が声高に叫ばれているのに、なぜ原爆による放射能についてはあまり騒がれないのか、という点です。原子力については、まったくの無知でして、もう少し詳しく教えていただけないでしょうか。

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her********さん

2012/1/2223:20:44

放射線物質が拡散する量は原爆と原発とで大きく異なります。

広島原爆を例にします。
広島に投下された原爆は約50~60kgのウラン235が使用されていましたが、この内核分裂を起こしたのは約800gです。
たった800gです。

これに対し標準的規模(100万kw)の原発を1年間稼働させると原子炉内に約1トン放射線物質をため込みます。
広島原爆の実に1,000発以上という事になります。

また、
原爆は爆発後中心部約100万度・外周部7,000度にも達する火球(火の玉)が出来ます。
超高熱は、核分裂の分裂片、ウラン235の燃え残り等、その他すべてのものを一瞬のうちに気化させました。
(福島第一原発同様の)セシウムもあればヨウ素もあり、ストロンチウムも勿論あります。約200種類の放射性物質(同位体を含める)があったと言われています。
超高熱は、これにより猛烈な上昇気流が起こります。
結果巨大な「キノコ雲」が形成されます。
この「キノコ雲」は多くの放射線物質も一緒に巻き上げ、成層圏まで達した後、放射線物質を拡散させます。
その分広島の地上に降る放射線物質量は少なくなります。
つまりそもそも原爆自体の持つ放射線物質量と原発の持つ放射線物質量の桁が違います。
原爆からの放射線物質の多くが「キノコ雲」で(地上に落ちずに)成層圏で拡散されました。

これに対し原発は水素爆発あるいは水素爆発なしですから、放出された放射線物質はすべてが風に乗り地表を這うように拡散されました。
ただ少なくなったとは言え、その後多くの被爆者に白血病や癌の発症が現れた事はご存じの通りです。
原爆の3大威力は「熱線」「衝撃波」「放射線」です。
原発には「熱線」「衝撃波」等は通常ありませんが、原発事故の「放射線」については原爆の比ではない事態となってしまいます。

福島第一原発事故で放出放射線物質は政府・東京電力が発表した値は、広島原爆でのそれの約170倍になります。
政府・東京電力が発表した値は過小評価との指摘が多く、海洋放出された値を含んでいませんので実際には400倍ともそれ以上とも言われています。

今回の福島第一原発事故では(原爆と違い)、熱線や爆風で住民に被害を及ぼしたという事はありませんが、こと放射線物質汚染という事では福島第一原発事故の方がはるかに深刻です。

以上、ご参考まで。

質問した人からのコメント

2012/1/29 00:15:55

皆さま回答ありがとうございました。
すべての回答を読みましたら原爆と原発事故の違いがよく分かりました。
原発事故の深刻さも理解できました。
BAはより詳しく丁寧に説明してくださった、こちらの方に差し上げます。
ありがとうございました。

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gar********さん

2012/1/2222:58:14

原爆の燃料の純度は高性能なタイプで99%以上ですが
発電所は3%くらいです。

広島や長崎は何もせずにそのまま生活していました。
何も心配はないでしょう。

声高に叫んでいるのは理屈の通じないオカルト好きで
流行り物が大好きでネズミ溝にはまりやすい人たちです。

nec********さん

2012/1/2222:10:48

原爆の放射能と原発の放射能で、一番の大きな違いは、放射性物質の半減期です。
あとは、原爆は出来た放射能が全部ばら撒かれましたが、原発は比較的水に溶けやすいものから順に飛散しています。

原爆は、一瞬で核分裂反応が起きたので、半減期の短い(数日)の放射能が沢山出ました。
これらの、半減期の短い放射性物質の出す放射線は物質量と比べて非常に強いので、放射能の影響で多くの人が亡くなりました。
ただし、これらの放射能は急激に崩壊して無くなってしまうので、もう騒がれるほど残ってはいないのです。

原発の放射能ですが、核燃料の量が原爆の千倍ぐらいあるので、原爆に比べて放射性物質の物質量も桁違いに多いです。
また、水に溶けやすい順に飛散したので、ハロゲン元素であるヨウ素やアルカリ金属のセシウムが大量に飛散しました。
ヨウ素のほうは半減期が短いのでほぼ収束していますが、セシウムのほうは半減期が30年で大量に出たので大変です。
今騒がれているのは、この半減期の比較的長いセシウムが中心です。

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カテゴリマスター

編集あり2012/1/2222:06:59

【補足について】

逆に原爆の場合は熱による上昇気流が起こりますから

かなり上空まで上がったのでは?



広島型原爆の放射性物質は50kgとされています

福島第一原発の放射性物質は

おそらく2000トン=2,000,000kgを超えていると思います

ウラン235だけでも70,000kgほどはあったはずですから

広島型原爆の1400倍程度かと・・・



どれだけ漏れたかは判りませんが

相当量は出たと考えておいた方が安全だと思います


核兵器のウランとは純度に差はあると思いますが

圧倒的に量が違い過ぎると思います



---------------------------------------





核種が同じであれば能力に違いは無いと思いますが

原爆と原発事故では

放射性物質の飛散量が圧倒的に違うと思います

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