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合併の会計処理の際に使用する「のれん」について、 これは定額法のみで償却なの...

canas0323hさん

2012/3/1800:09:13

合併の会計処理の際に使用する「のれん」について、
これは定額法のみで償却なのでしょうか?定率法は使えないのでしょうか?
もしそうであれば、理由と合わせて教えてください。

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tkbt2009さん

2012/3/1813:04:19

【簡潔に答えると】
定額法(+減損の兆候がある場合は減損処理)のみで償却です。定率法は認められていません。(+減損の兆候がある場合は減損処理)という部分は簿記1級以降でしか出てこない話だと思うので、質問者様が簿記2級の勉強をしているのであればスルーしてください。

【その理由】
のれんというのは、その主な性質が「超過収益力」といわれています。「超過収益力」とは、「収益力」を「超過」するものですが、簡単に言ってしまえば、予想されていた利益よりももっともっと大きな利益を生み出す力ということです。合併で例えれば、1+1=3とか言ったりするのを聞いたことありませんか?ある企業とある企業がくっつくことで2以上の力が出せる・・・それがシナジーというものであり、「超過収益力」というものです。さて、企業を買収するときに、お金を払いますよね。資産や負債の時価を算定したところ、100万円する企業だということが分かりました。でも、「超過収益力」の分も考えたらこの企業は150万円はしそうだな、という話になったとします。このときの、「50万円」余分に払う金額がいわゆる「のれん」です。
さて今までが「のれん」の説明でした。このように発生した「のれん」をどう処理していくかが問題となるわけですが、先に述べたように定額法での償却しか認められていません。そもそも、なぜ減価償却の方法に「定額法」や「定率法」、さらには「生産高比例法(固定資産の利用割合に応じて償却する方法)」といった様々な方法が認められているか考えたことはありますか?答えは、固定資産の使われ方がそれぞれ異なるからです。「定額法」というのは、毎期の償却額が一定となるので、毎期同じような使われ方をする資産に向いています。建物などがいい例でしょう。「定率法」というのは、初期に費用負担が大きくなり、年数が経過するにつれて費用負担が少なくなります。したがって、パソコンなどの資産に向いています。「生産高比例法」というのは、固定資産の利用割合、たとえば車をイメージすると、100km走れる車があるとしたら今期は10km走ったから取得原価のうち10km分を償却しよう・・・という償却方法です。このように、それぞれの償却方法にはそれなりの理由があります。
では、「のれん」に最適な償却方法とは?というのを考えてみましょう。そもそも「のれん」というのは「超過収益力」であり、目には見えないものです。これを無形資産ともいいます。目には見えないものが、どうやって利用されているのかなんて、人によって違いますよね。どうせ分からないんだったら、一定の年数を決めて、その期間で償却すれば、公平だよね、という話になるわけです。さて「一定の年数を決めて、その期間で償却をする」という方法はご存知の通り、「定額法」ですね。目には見えない資産だから残存価格は0、そして償却期間は20年以内(会計基準で定めれている)の定額法で償却をするということになります。長くなりましたが、これが、定率法が使えない理由です。

【プラスα】
「目に見えない資産=のれん」なのだから、毎期償却なんてしない方が良くて、価値が減った時にだけ償却すれば良いんじゃないの?っていう考え方があります。国際的にはこの考え方が標準です。会計的に言えば、「減損処理だけを行う方法」とでもいいましょうか。将来、質問者様が簿記1級以降のステージに進むのであれば、ぜひ覚えておいてください。また、日本の会計基準も近いうちにこの考え方になるはずです。その時にはぜひ思い出してやってください。

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