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材料の加工によりすべり変形をする時と双晶変形を起こす時がありますが、すべり変...

ple********さん

2006/6/2514:51:05

材料の加工によりすべり変形をする時と双晶変形を起こす時がありますが、すべり変形を起こす応力よりも双晶変形を起こす応力の方が小さいから起こるそうなんですが、転位がすべり面で動くのよりも一気に双晶面が出来る方が力が小さくてすむというのがイメージ出来ないのですが双晶が出来る時は双晶しかできないのでしょうか?

もう一つなんですが粒界に出来る析出物は強度を促進させる効果はないのでしょうか?転位が粒界を超えられないので粒内析出物しか影響がないという話を聞いたのですがいまいち納得できなくて。

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ベストアンサーに選ばれた回答

bou********さん

2006/6/2613:53:36

まず、双晶変形についてですが、すべり変形が起こるか、双晶変形が起こるかは、
応力軸と結晶方位の関係や、変形モードによって決まり、起こりやすい方が起こることになります。
一般に双晶変形は、すべり変形が起こりにくい結晶構造の材料や積層欠陥エネルギーの
低い材料で起こりやすいです。

「転位がすべり面で動くのよりも一気に双晶面が出来る方が力が小さくてすむというのが
イメージ出来ない」
とのことですが、応力軸とすべり系、双晶面・方向をいろいろ変えて見れば
理解できるのではないかと思います。
また、「双晶が出来る時は双晶しかできないのでしょうか」とのことですが、
双晶変形が起こった後にすべり変形が起きたり、ということもあると思います。
要は、その時に最も起こりやすい(内部エネルギーを減少できる)ことが起きるのです。

次に、「粒界に出来る析出物は強度を促進させる効果はないのでしょうか?」
ですが、析出物にもよりますが、一般的な延性破壊に対する抵抗ということであれば、
強化する効果はあると思います。
「転位が粒界を超えられない」というのも、常に成り立つことではありません。
また、破壊の形態によって、粒界強化と粒内強化のどちらが効果的かが変わります。
強化のメカニズムについては、複合材料の教科書等が参考になるかと思います。

質問した人からのコメント

2006/6/27 00:18:33

丁寧な説明ありがとうございます。よく分かりました。色々読んでみます

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