ここから本文です

ヘパリンとカプロシンの違いをもう少し詳しく教えてください。

kyoko6848さん

2012/6/2811:10:21

ヘパリンとカプロシンの違いをもう少し詳しく教えてください。

ほかの方の回答を拝見させていただきました。
その中で、

「例えばヘパリンとカプロシンという抗凝固薬、つまりは血栓をできにくくする薬があります。どちらも薬効成分は同じですが添加物が違うのです。前者は妊娠中の人には絶対に出してはいけません。添加物にベンジルアルコールがふくまれており催奇形性を招く恐れがあります。」

という文章を読んで、青くなりました。

私は、抗リン脂質抗体症候群で、不育症の治療をしていました。
毎日朝晩2回の自己注射。
ヘパリンを注射していました。

子供は流産しました。


カプロシンとは、ヘパリンの登録商標だと思い込んでいましたので、詳しく教えていただけないかと思い、質問させていただいております。

お手数ですが、ご教授のほど、よろしくお願いいたします。

補足p0p0p0p0p03388さん
ありがとうございます。種類があることも知らなかったので、少しホッとしました。

ky08074さん
お忙しい中での回答、ありがとうございます。実は、昨日6/28がその子が流産した日で・・・その子に何かを訴えられてるような気がしたのです。どれくらい深刻なのか・・・それを伺ってからBAにさせていただきます。

この質問は、ky08074さんに回答をリクエストしました。

閲覧数:
17,815
回答数:
1

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

ky08074さん

リクエストマッチ

編集あり2012/6/2921:00:37

私は薬学5回生です。今は病院実習中で病床が約1100の大きな病院で実習をさせてもらっています。小児に力をいれている病院として有名です。実習の一貫で過去に実際に医師から薬剤師に薬の使用に関して問い合わせを受けた案件を自分たちで調べるというものをしました。

『産婦人科の医師より深部静脈血栓を患う妊婦へ抗凝固薬としてカプロシンを使いたい。受注してほしいとの問い合わせがあった。ヘパリンではなぜだめなのか』というものでした。

ヘパリンとカプロシンとでは有効成分はヘパリンナトリウムとヘパリンカルシウムで相違はあるものの効果には差がないとのこと

ただ添加物にベンジルアルコール含まれるため医師が薬剤部にお願いをしに来たというのが答えでした。

薬剤師ですら当初その問い合わせの意味が分からなかったとのことでした。産婦人科医だからこそわかる、注意しなければならないことだったのでしょう。ヘパリンに含まれるベンジルアルコールの量でどれだけの確率で催奇形性につながるかは正直分かりません。絶対と表現してすいません。望ましくないが適切でした。

今日薬剤師さんに産婦人科医が受注交渉の際に提出したアメリカの厚生労働省?にあたる省庁が出している見解とその他資料を見せてもらいました。要旨だけでしたので詳しくはわかりませんでしたがその訳を載せておきます。
2010年夏の見解
『ヘパリンナトリウムの防腐剤として使用されるベンジルアルコールは新生児、幼児、妊婦には使用してはならない。この物質は悪影響、最悪の場合には死亡させると考えられる。とくに小児の場合である。防腐剤を含有しないヘパリンを上記の方々には投与すべきである。現に未熟児、新生児に1㎏当たり一日に99mg以上のベンジルアルコールが体内に入った場合、ぜんそく症状が確認された。他にも低血圧、神経障害、脳卒中などがあげられる。』
2011年11月の見解
『可能であれば妊婦へは防腐剤(ベンジルアルコール)の入っていないヘパリンを使用すべきである。今現在胎児に影響を与える濃度はわかっていない。しかしながら未熟児、新生児に対して悪影響を、最悪の場合に死亡につながっているのは事実である。』

今現在アメリカではこういった事情もありベンジルアルコールを含むヘパリンの妊婦への投与は禁忌とされています。日本ではそうではありません。そういった事情もありベンジルアルコールを含まないカプロシンができたんだと思います

その今現在使用しているヘパリンの商品名はわかりますか?それをネットで検索して医薬品の組成、添加物を調べればベンジルアルコールが含まれているかいないかがわかります。もし探しても見つからないとのことでしたら商品名さえ教えていただければ私が探します。ヘパリンといってもノボ・ヘパリン、カプロシンなど様々な商品名が存在します。

流産ですか・・・大変でしたね。うまくは言えませんが理不尽なことですよね。

実習中病院の総回診に同行させてもらったのですが、その一人に11歳の末期の脳腫瘍のお子さんがいました。腫瘍のために脳機能が低下して植物人間の状態になったそうです。そばでお母さんがすすり泣いていました。自分も目頭が熱くなり涙がこぼれました。ほんの一年前に癌にかかったそうです。脳腫瘍はものすごく浸透性が高いためMRIでうつった腫瘍部分を取り除いても全部を取り除くことにならない、それどころかとったところで脳自体が少なくなるわけですから後遺症につながる、化学療法も延命程度にしか期待できない病気です。患者も、医師も、薬剤師も何もできないんです。こんな理不尽なことはあるでしょうか・・・他にも5歳で甲状腺癌、18歳で甲状腺がん、生後4か月で白血病の子どもなど本当に『なんで?』思うような子がいっぱいあります。世の中理不尽なことが多いですが悩んでいるのはあなただけではないですよ。元気出してください^^

質問した人からのコメント

2012/7/2 11:37:03

降参 詳細な回答をいただき、ありがとうございます。
当時の薬の名前を探したのですが、わかりませんでした。
ですが、こんなに詳細に、見ず知らずの私なんかのために回答をくださり、本当にありがたく、うれしく思いました。
患者さんの心を救うのは、お医者さまだけではないんだな、と感じました。
本当に、ありがとうございました。

あわせて知りたい

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

5文字以上入力してください

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問は選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。