自分の乳歯は保存しておくべきですか? 将来、その乳歯が再生医療として役に立つそうです。 臓器に変化するらしい・・・ ↓
自分の乳歯は保存しておくべきですか? 将来、その乳歯が再生医療として役に立つそうです。 臓器に変化するらしい・・・ ↓ 抜けた乳歯、“再生医療”で重要な素材に! 2012.06.08 子供の乳歯が抜けた。下の歯だったら屋根の上…。それがもったいない時代が来た。歯の中に“保存”されている「歯髄(しずい)細胞」が「再生医療」の重要な素材になるのだ。数年後には脳梗塞や骨折修復などに実用化が見込まれ、将来的には多岐にわたる再生医療に用いられることが確実という。最新医療技術を追った。 ■再生医療に光 横浜市に住む40代の男性Hさんは、小学校低学年の長男と幼稚園に通う長女の3人暮らし。「数年前に家内をがんで亡くしました。できる限りの手を尽くしたのですが…」と肩を落とす。 「調べたところ、再生医療という方法があることを知りました。ですが、発展途上で治療に応用する段階ではないことが残念でした。子どもたちの将来を考えて何かできないかと」 そんな時、通院していた歯科医で「歯髄細胞バンク」を知った。乳歯の歯髄細胞を保存しておくことで、将来、病気にかかったときにその細胞を治療に役立てられるという。「私たち夫婦と同じ思いをさせたくないと思い、2人の子供たちの抜けた乳歯をバンクに登録しました」 ■歯髄細胞とは そもそも「歯髄細胞」とは何か? 歯科医で虫歯を抜かれると神経がつながっている。その神経の先の歯の内部にあるのが「歯髄」だ。 再生医療とはケガや病気で冒された体の組織や臓器を、自分自身の「幹細胞」を使って元通りの形や機能に再生する最先端医療技術のこと。がん治療の分野でも、大いに期待されている。この再生医療で「幹細胞」は最大の武器といわれる。 再生医療では、京都大学の山中伸弥教授が発見した、皮膚の細胞から作る「万能細胞=iPS細胞」が有名だ。 一方、今回紹介する歯髄細胞は歯の“髄”に含まれる幹細胞を利用しようというもの。この研究は鶴見大学歯学部で行われ、民間企業の再生医療推進機構との産学協同の事業として「歯髄細胞バンク」を行っている。 なぜ歯髄細胞が再生医療に用いられるのか、同社の大友宏一代表が説明する。 「人間の体で最も硬い組織が、象牙質やエナメル質で覆われた『歯』です。この強固な組織の内部にある細胞は、紫外線や放射線など外部からのさまざまなものから守られているので、遺伝子が傷つきにくいというメリットがあります」 夕刊フジ http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120608/dms1206080757010-n1.htm
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ベストアンサー
現在、確かに歯髄は再生医療の一分野で有用な資源とされる考えが広がっています。 その場合、乳歯の歯髄から感染していない細胞を取り出すことが必要ですが 生え変わりでポロっと取れたような乳歯は利用できません。 (自然に取れた場合、ほぼ100%の確率で唾液の細菌に感染していますし 大人の歯と交換する過程で根っこが短くなっている場合、乳歯の中の神経が「肉芽」といって 別のものに置き換わっている場合がほとんどです) ですから、あくまで良質な細胞を必要とする場合、 ①乳歯は生え変わりがありますので、根っこが吸収する前に抜歯する ②そもそも乳歯はあきらめて、埋まっている親知らずを利用する ③脂肪や骨髄など、とりあえず代わりのもので代用する などが考えられます。 質問者さんのソースである乳歯バンクに取れた歯を預けるというのは かなり確実性に劣りますし(実際、乳歯バンクのHPにもそのように 書いてあります)、取れて何日も経過している場合、そもそも不可能です。 まあ、そこまでされるなら、本人の同意も得られる年齢になってから 形成される親知らずから歯髄細胞を採取するほうがよいのでは・・・ というのが私個人としての考えです。
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質問者からのお礼コメント
そうか! でも、親知らずの保存方法が問題だ!
お礼日時:2012/9/30 10:07