村上春樹・氏の、 「ノルウェイの森」と、ビートルズの、 Norwegian Wood と、どっちが、 先なんですか?
村上春樹・氏の、 「ノルウェイの森」と、ビートルズの、 Norwegian Wood と、どっちが、 先なんですか?
>>ビートルズが日本の作家ごときに影響受けるわけない ネットでですが、 Norwegian Woodの訳詞の中に、 ノルウェーの森・と言う訳があるんですけど、 どうなんでしょうか?
文学、古典・1,014閲覧
ベストアンサー
小説を読めばどちらが先かなんてのは一目瞭然。 小説に登場するヒロインがこの曲が好きだったという設定。 「ノルウェイの森」は世紀の誤訳とされているのだけれど、 当時の日本では英語の暗喩が解読出来なかったのです。 70年以前の英語歌詞の翻訳を見てみれば、ほぼ直訳で意味のわからないものが多々。 まして言葉遊びの好きなジョン・レノンは、 英語圏で暮らすファンにさえ言葉遊びでわざわざ難解な歌詞を書いていたのです。 これが60年代半ばの日本の翻訳家に正確に訳せるわけもなく。 当時浮気していたジョンが露骨な表現を避けて歌詞にしたものなのね。 当時のイギリスの一般家庭には、ノルウェイ産の木で作られた家具が一般的に置かれいて、 イギリスの一般階級の家によくある、あまり高い素材ではなかったということ。 遊び相手の家にあった家具について、 「それいいじゃないか・・・」みたいなニュアンスで歌ったもので、 knowing she would、ようするに、「彼女もそのつもりだったんだよ」、 こんな意味の隠語をNorwegian wouldなんてふうに語呂合わせしたのですな。 日本で映画化された時にビートルズのオリジナルを使う許可がおりたのは奇跡的なこと。 ところがエンドクレジットでこの曲が流れた途端に、某映画館は場内の灯りをつけてしまい、 音楽を聞きもせずに席を立つ客が多かったのには唖然としたね。 日本人の文化レベルなんてこんなもの。w
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質問者からのお礼コメント
ありがとう、ございましたm( )m。
お礼日時:2013/1/8 19:41