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レーザープリンタの寿命について。

finepixa203powerさん

2013/3/2502:12:18

レーザープリンタの寿命について。

モノクロレーザープリンタの購入を予定しています。レーザープリンタの仕様表をみると、どのメーカーも寿命が○万枚もしくは5年と記載されています。枚数による寿命なら分かりますが、何故期間による寿命があるのでしょうか?また、その5年と言うのは製造してからなのか使い始めてからなのか分かる方お教えください。

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a123acngさん

2013/3/2509:40:44

プリンタの修理屋です。

レーザープリンタの場合、インクジェットプリンタと違って(本来は)寿命表示というのはふさわしくありません。
キヤノンでは表示は無かったはずです。

レーザープリンタの場合、多くの部品が交換可能になっていますので、摩耗などがあってもそういう部分を交換すれば問題なく使えるわけです。
給紙ローラー関係のように印刷数によってかなり早く摩耗していくところもあれば、内部の搬送ローラーなどのように、長い期間に僅かづつ摩耗していく場所もあります。

前者は「消耗部品」とか「定期交換部品」と呼ばれることがあります。後者は(キヤノンの場合)故障が発生しなければ交換することはなく、滅多に交換しないものが多いです。


問題は、定期交換部品の範囲です。
キヤノンは、そういう設定も無く、給紙ローラーであっても「摩耗したら交換」と言うスタンスなのですが、某大手は定着ユニットも含めているようで、LP-S310 なんていう機種は、耐久性が20万ページ/5年と記載しているのに、メンテナンスキット(これが定着ユニットのはず)は10万ページで交換となっています。
使い方によってはもっと早くなる可能性もあるはずです。こういう耐久表示は最大値を表示するのが常ですからね。

価格は32,500円。ところが、自社の直販価格が34,980円となっていますから、メンテナンスキットを交換する人がいるのか、大きな疑問です。
メンテナンスキット自体の価格は、サービスマンの工賃分まで入っているのでは?と思えるような金額です。
コストに関しては、各社ともに事情がありますし、戦略的な値付けをしていることもありますので、かんたんいは判断できません。


先ほども書いたとおり、部品を交換すればいつまでも使えるわけですから、「寿命」と言う考え方が存在はしないのですが、修理にかかる費用と新品を購入する費用の比較で、ユーザーサイドが「寿命かな?」と言う判断をするのが多いでしょう。
要するに高額な修理が発生したときに、自分を納得させる(あるいは営業マンがお客を納得させる)ための方便と考えるべきでしょうね。

レーザープリンタで高額な修理になるのは、定着器の故障とレーザーユニットの故障です。
後は、制御回路基板の故障があるのですけど、これは予測が出来ないことが多いです。


定着器はトナーの載った紙を加熱してプレスします。結構過酷な環境で使われますので、ユニット自体の寿命は存在します。
キヤノンの場合、モノクロ機はカウンタなしで「壊れたら交換」、カラー機は10~15万ページ程度で交換(カウンタのない機種もあります)。
高温で動作しますので軸受けなどの劣化が早く紙送りの精度が落ちてくることはありますが、その影響が大きく出るという事でカラー機では定期交換の対象になっています。
先ほどの某大手のようにローグレードのモノクロ機でカウンタを設定しているのは理解できません。

レーザーユニットはモーターが高速回転しますので劣化は進むはずですが、通常は定期交換などはしません。
ただし、ミラーやレンズは埃などの影響で曇ってくることがあります。
一応のお約束として、レーザーユニットは分解禁止となっています。
分解して組み立てるときにミスがあると、レーザー光線が外部に漏れることが考えられ、それが目に入ると被害が出る恐れがあるという事で禁止されています。

設置環境によって曇りの進行は大きな差が出ますけど、某大手の寿命というのはこのあたりを意味しているのかも。
我々なら汚れたミラーを清掃して済ませることも多いです。(分解せずに)
ミラーが空気の中を高速回転するわけですから、空気中の埃と衝突して表面に堆積していくという現象は印刷数に比例しますし、動作させずに設置したままであっても、設置場所の温度変化による軽い結露などが影響して埃などが付着していくことが考えられます。これは時間の経過に比例して発生すると考えられるのでしょう。

ですから、寿命の中に時間的な要素を含めることの理由は考えられるのですけど、かなり無理があります。

正直なところ、キヤノンの商品しか知らないものにとっては、この会社の寿命表示は理解できません。
商品を売るための口実にしか見えないわけです。

部品の供給期間は生産終了後7年程度のはずです。(レーザーはインクジェットのように短くはなっていません)


ただ、全く別のところで「5年」と言う数字は出てきます。
企業で設備・機器を購入すると、その費用は「減価償却」と言って、使用期間に応じた割合で毎年経費として計上します。
その使用期間は国のほうで決めていて、PC関係は5年というのが多いです。
最近は価格が安くなってしまい、短期間で償却する方法もあるのですけど、厳格な会社では5年間は台帳に記載して管理する場合があります。
そのため、5年間は持ってくれないと困るわけで、そのための表示という事があるわけです。


ページ数は機械としての上限値、年数は経理的な意味での最低寿命。
そのように理解しています。

質問した人からのコメント

2013/3/26 21:41:54

大変詳しくご説明頂いてとても参考になりました。またdk_tokyoさんもご回答ありがとうございます。参考にさせて頂きます。

ベストアンサー以外の回答

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dk_tokyoさん

2013/3/2503:35:32

プリンターの内部って案外ゴムやスポンジの部品が多く使われています。
それが年月を経ると劣化して弾力が無くなりトラブルの原因となります。そのため、もし寿命の規定とされる利用枚数を超えなくても、あまり古い場合は品質が保証できないと考えてそういう表記にしています。

本来劣化は製造日から始まりますが、そんなことを言っていると日付の新しいものしか売れないスーパーの牛乳じゃないですが販売店で在庫しているプリンターが売れず、みんな工場で出来たてホヤホヤを欲しがりますから購入から5年としています。だいたい1年でモデルチェンジしていますから経時劣化が目立つ前に販売店も売り切るでしょう。そのくらいは誤差の範囲で収まります。

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