デハビラント・モスキートとかラボーチキンとかヤコブレフの戦闘機って木製ですが、アルミとかをプレスして作る方が木を削って作るより簡単な気がするんですが木製機の実際の製造の手間はどんなもんだったんですか?

デハビラント・モスキートとかラボーチキンとかヤコブレフの戦闘機って木製ですが、アルミとかをプレスして作る方が木を削って作るより簡単な気がするんですが木製機の実際の製造の手間はどんなもんだったんですか?

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アルミを使う方が、木を使うよりも、高性能の機体が製作でるもので・・・・・ (同じ重量でも・・・アルミを使うほうが、木よりも強度を得られるので・・・・・ 高性能機体を製作できます・・・しかし、ながら、木材は機体表面をなめらか にでき(リッベトや、つなぎの凹凸などををなめらかにできる)金属機の表面 は、多角化しやすく・・・空気抵抗が多く、木製機の方が、空気抵抗を減らす に有利で、速度性能を上げるのに貢献します(ただし・・・機体自体が重くな るので・・・上昇性能や加速性に、影響がでます)。 また、機体の耐久性などもアルミよりも、劣り・・・・機体寿命自体が短いのも 木製機の不利な点です。 この特性から・・・WWⅡでは、各国では、金属機の開発製造に奔走します ・・・木製機の欠点や、製造経験の不足から・・・木製機の製造は敬遠され ますが・・・・質問者さんの指摘どうり、木製機の製造に力を入れたのが・・ イギリスとソ連ですよね・・・・先の回答者さんのが答えられてる通り・・・・・ 木製機の不利な部分に妥協して、戦略物資のアルミの節約と、国内の木材 製造所や、工員などを飛行機製造に、まわすことができるのが魅力で・・・・ 木製機製造に踏切ます。 では・・・肝心の製造の手間は・・・・。 よく・・・木製機の方が金属機よりも、楽に?生産できると・・・言いますが 実際は、制作で難しい部分も多いのです。 モスキートの外板の制作法がでてますが・・・さらに詳しく言うと、サンドイッチ 構造になっており・・・樺合板の間に、軽いバルサ材を挟んでおり・・・この 構造のため、軽くて、圧縮荷重に耐えられる構造なり(ダンボールの構造 に似ている)・・・・この為、重たい木製機の中でも・・・モスキートは、比較的に 軽くなり・・・・WWⅡな中でも、高性能機として成功します。 尿素樹脂系の接着剤の成功もありますが・・・このサンドイッチ構造の成功 のため他国にはない・・・・高性能機なります(バルサ材自体も高価ですが) 機体構造自体は・・・胴体は大きく、左右2つの外殻に分かれて、ビルマ 戦線で、撃墜したモスキートの残骸を調べた、日本軍が機体構造自体は、 たいしたことじゃないといい締めていて・・・機体構造は単純で制作しや すかったと思いますが・・・・。 問題なのは・・・・サンドイッチ構造の外板を、曲面構造に形成する手間があ りますから・・・・いたがいに楽といえません^^; ソ連の方は・・・・接着剤自体は、戦前に、ドイツから木製プロペラの製造技術 導入で手に入れた・・・・接着剤をベースにソ連の航空機材料研究所(VIAM) で改良国産化に成功した石炭酸系の接着剤(VIAM-B-3)を開発しております。 ソ連の外板の制作方法は・・・・飛行機の胴体、翼などの形どった・・・型の上に 薄い木材の帯板(厚さ0.5mm幅180~200mm・・・主なソ連機に使用されて ます)・・・を斜め45°の交互(次の層は反対の方向))を3層~7層と貼り合わ せて・・・・曲面構造の外板に仕上げたいきます。 余談ですが・・・この接着剤(VIAM-B-3)は、人体には有害で、作業者の皮膚 や、呼吸器官などに障害がでて・・・当時のソ連でも、問題となりました。 また・・・・この方法で制作した・・・外板は、組立工場では、製品にバラツキが あり(製造技術が未熟で)・・・何枚もの外板を並べて、かみ合わせの良いの の組み合わせ(パズル?みたい^^;)・・・飛行機を制作しておりました(どう しても・・・合わないのは、削て合わせるそうで)・・・・ソ連機の仕上げの悪さ の一因となってます。 また・・・主翼の桁やリブなども、木製で制作しており・・・以外と、森林大国 のソ連でも・・・主翼の桁に使える・・・大きくて、長くて・・・節目のない木材 の確保には苦労しております(もっとも・・・アルミの供給が、増えたきたら・・ ヤクもラヴォチキンの後の型の方は、ジュラルミン構造となります) また・・・ソ連の木製機といっても・・・一部分で、言ってみれば混合材料機 で(管溶接構造のフレームに布張り部分や、金属外板もありますね) 戦争中に、ソ連も・・・アルミの確保に努めています(アメリカからの供給に 占領地の工場を摂取してまで・・・増産に励んでます) 一件良さそうな・・・モスキートのサンドイッチ構造ですが・・・・ビルマ戦線に 送られモスキートは、外板は反り返ったり、キノコが生えたり(高温多湿) そうで・・・・ソ連機もカビが生えたりしたそうです・・・・やはり耐久性や 寿命は短いのが問題です(イギリスでもデ・ハビランド ホーネット・・・デ ・ハビランド バンパイアの一部に使われ程度・・・試作機でもなんぼか ありますが^^;) 戦後・・・金属板以外にも・・FRPと言う便利ものができるとなおさらです。 日本のキ106の話もでてるので・・・・主翼の下面の外板などがはがれ て、絶えず機体強度の心配がつきまっとていますが・・・また、原型のキ 84よりも・・・木製構造にしたら・・・日本では不慣れため、かえって工数 が増えて、生産性も落ちたそうです。 また・・・機体重量の増加は・・・・金属機では、骨格や桁やリブなどは・・ リッベトで接合するために・・・・細くできますが・・・木製構造だと、外板 の接合は、接着剤で接着しなくてはならず・・・・そのため、接合を強く するために、接着面積を広く取らずならなく・・・上記の部分も太くしな くならず・・・・接着剤以外にも、機体構造の経験がものを言いました。 やはり・・・・戦前から、研究や経験があるイギリス(デ・ハビランド社で すが)ソ連でしか・・・成功しませんでした(ドイツでも・・・失敗していま すし・・・・アメリカは、一応ベル社に開発を依頼してますが・・・アルミ なんかに不足を感じないので本気で開発おりません(キワモノ会社 のベル社に依頼したのも本気ではなく^^;・・・できた機体も、欠陥機 でした^^;・・・・XP-77 )

ThanksImg質問者からのお礼コメント

ありがとうございます。詳しくて勉強になりました。

お礼日時:2013/4/1 18:18

その他の回答(4件)

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モスキートは現在のF1のカーボンコンポジットの代わりに木の突き板「薄く削ったもの」を重ねてコンクリートの型にいれて真空にして尿素樹脂で固めたモノコック構造のハイテク機です、ソ連のはジェラルミン製造施設が少なく量産機用の材料不足という事で材料不足の代用品で構造材として使えればなんでも良いからとにかく飛行機として形になれば良いと言う代用品でとにかく前線に数配備して数で相手に対抗出来るように揃えるのが目的ですからコスト等関係ありません

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アルミ資源不足に悩んだ日本も1944年に四式戦「疾風」を木製化したキ106を作成しましたが、重量が17%も増加してしまい使い物にならず失敗しました。 下の方も書かれている通り木製機を実用化するには軽量化の為ベニヤ合板の接着と加工・整形技術が必要だったのです。木製というと簡単そうですが一朝一夕には出来ない技術の集積あってのものです。 日本は資源の乏しい国で有ったのですから、いざ困窮した時の対策として木製飛行機の技術開発を平時から不断の努力を惜しまずしておくべきでした。 ところがそれをしっかりと行っていたのはイギリスとソ連の方だったのです。 戦争に勝つ国と負ける国の差がここです。

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手間よりも金属不足です。 アルミやジュラルミンが欠乏して、木製を用いた飛行機制作

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ポイントは接着剤なんですよ。 合板なので、変形させるのは比較的容易で、そのへんは家具の製造行程を参考にすればいいんですけど、肝心なのは合板にする過程で用いる接着剤の性能です。 イギリスは高分子化学が進んでおり、ソ連は主に低空低温低湿度で用いたから性能を発揮できました。