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「お前」は敬語?

caf********さん

2007/3/1602:51:16

「お前」は敬語?

「貴様」という言葉が元々敬語であるという事をテレビで見たのを思い出して
ふと疑問に思ったのですが
「お世辞」「お愛想」等「お」が前が付いている言葉は大抵敬語ですよね?
と、言う事は「お前」も元々敬語だったのでしょうか・・・?
詳しい方ご回答宜しくお願いします!

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ベストアンサーに選ばれた回答

ka0********さん

2007/3/1610:19:32

「おまえ」という言葉の歴史は、次のように考えられています。

①本来は神仏や貴人の前を敬って言う語で、そこから「貴人」を指すようになった。「貴人」を直接
 指すのは失礼になるので、「尊い方のお前」という言葉で「尊い方」を間接的に指し、敬意を
 表す。この段階では二人称の代名詞というよりは、「ごぜん」「おかみ」といった名詞の用法に近
 い。以上は、平安時代以降に一般に見られる用法である。
②江戸時代に入り、目の前の貴人を指す二人称の代名詞として用いられるようになった。当然、
 目上の者に対して用いたが、特に江戸前期には、最高の敬意を表し、また更に敬意を足して
 「お前様」という言葉も使われた(後の「おまえさん」の元)。
③「貴様、あなた」などもそうだが、二人称の代名詞は使われているうちに敬意が落ちてくる。また、
 語形が崩れること、また特定の場でだけ使われること(方言、廓言葉などとして)によって、一般に
 敬意は落ちてくるとされる。その結果、江戸後期には、かつて町人の世界では最高の敬意を表し、
 主人や寺の住職に用いていた 「おまえさん」が、庶民の女房が亭主を呼ぶ語に変わり、「おまは
 ん」などの廓言葉が生じ、また男性言葉として「おめえ」などが用いられるようになった。「おめえ」に
 至っては、敬語ではなく、同等以下に用いる語、あるいは罵り言葉に近いが、これは現在まで
 続く用法である。

ちなみに、「お・ご(御)」は、「お世辞」などの場合は美化語、「お前」の場合は、かつては尊敬語で
あったが今はもう語の一部、というように考えられる。つまり、「お・ご」には尊敬、謙譲、丁寧、美化
といった異なった働きがあると考えるのが、今の敬語学説の主流である。ただし、語源は同じであり、
「お・ご」自体を種類に分けるのは無理がある、と考える人もいる。

以上、「日本語文法大辞典」(明治書院)ほかを参考にしました。

質問した人からのコメント

2007/3/16 17:39:07

成功 やはり敬語だったんですね。
今使っている言葉も時代とともに変わっていくんでしょうね、
色々と考えさせられます・・。

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tou********さん

編集あり2007/3/1603:31:19

「お前」という呼び方は、本来「御前(おんまえ)」といって天皇に対して使う最高の敬語でした。
あと、「君」(きみ)(くん・・かもしれない)という呼び方は、主君(殿)(自分の上司)に使う敬語で、今で言う「社長」「部長」などの立場を尊重する呼び方。
「てめえ」の語源は「手前(てまえ)」がなまったもの。今で言う「あなた」に値します。
「貴様」は、旧日本軍が部下や同僚に敬意を表して呼ぶものだったのが、いつの間にか相手を見下して呼ぶ言葉に変わってしまったのです。

moc********さん

2007/3/1603:04:20

「御前」は二人称を示す代名詞で、元々は“目上”を敬う言葉でした。
いつから現在のように同等もしくは目下を指すようになったのかは分かりませんが、最近は女性で使う人が多いので気になります…。

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