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刑法に関してです。 甲が、Vを多数回にわたって手拳で殴打したり、足蹴にしたりす...

nic********さん

2013/7/2810:45:02

刑法に関してです。
甲が、Vを多数回にわたって手拳で殴打したり、足蹴にしたりする暴行加え、その場を立ち去った直後、偶然通りかかった乙が、倒れているVに対し、さらに手拳で殴打したり、足蹴にしたりする暴行

を加えた。これらの暴行による障害によってVは死亡したが、その死因となった傷害が甲乙いずれかの暴行によって生じたものであるか判明しなかった。この場合判例の立場に従うと、甲乙それぞれに傷害罪が成立するにとどまりますか?傷害致死罪ですか?

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maj********さん

編集あり2013/7/3003:33:02

結論をいうと、甲乙ともに傷害致死罪が成立するというのが判例の立場です。

以下が解説です。

甲の暴行と乙の暴行に時間的な隔たりがありませんので、いずれかの暴行も、同一の機会により生じているといえます。また、本問の傷害は、甲乙の暴行により生じています。このような場合を、同時傷害といい、刑法207条の適用があります。

また、被害者がその傷害によって死亡した場合、傷害致死罪が成立しますので、同時傷害の結果、被害者が死亡した場合、刑法207条に従って、同時傷害に参加した者全員が傷害致死罪の責任を負います。

本問において、Vに致死の結果が発生していますので、甲乙ともに傷害致死罪が成立することになります。


※共同正犯に関する補足です
本問では、共同正犯は成立しません。甲乙ともに暴行行為を共同した事実、およびその意思が存在していないからです。

また、乙はたまたまそこを通り過ぎただけの人ですので、甲から、Vに対して暴行をするようにそそのかされていませんし(教唆不成立)、甲が乙の暴行を容易にしたといえません(幇助不成立)。

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apt********さん

2013/7/2814:21:01

複数人で協力して犯罪行為をしたときは、共同正犯(60条~61条)になります。
この場合、
一部実行全部責任です。傷害致死罪になるし、減軽になりません。
あくまで手伝っただけであるときは幇助(62~63条)になりますが、傷害致死罪です。
この場合、
従犯となり、正犯の刑を減軽することができます。
ただ、今回の事例ではまず正犯で間違いなく、減軽対象ではありません。

蛇足ですが、傷害罪でとどまることはありません。
人を故意に傷つけた結果、死亡させた場合は傷害致死です。
刑法205条 傷害致死
身体を傷害し、よって人を死亡させた者(構成要件)
です。
刑法204条 傷害
人の身体を傷害した者(構成要件)
です。

pap********さん

編集あり2013/7/2813:32:59

それぞれが傷害もしくは傷害致死
どちらかが傷害でどちらかが傷害致死でも
さらには両者暴行罪どまりであっても
司法試験なら合格だろう。
因果関係の捉え方と罪刑法定主義の境界線上だからね。

大阪南港事件あたりの議論を参考にしたら?
米兵ひき逃げ事件を参考にすれば両者傷害どまりか下手したら両者暴行で終わりだね

niq********さん

2013/7/2812:58:25

傷害致死だが乙の障害行為の途上で死に至らしめたのであるならば、乙が傷害致死の罪責を負うべきである。
傷害が終了した後に病院等で死亡しその死亡原因が甲の傷害か乙の傷害か判明しなかったときは甲乙に傷害致死の罪責を負わせるべき。
判例は手元に判例集がなく不明。
ご自身でお調べください。

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