ここから本文です

家庭裁判所から「遺言書の検認」手続きについて通知がきました。 そこで質問で...

ezn********さん

2014/8/2412:29:31

家庭裁判所から「遺言書の検認」手続きについて通知がきました。

そこで質問ですが、

①検認手続きに出席しないとどのようなデメリットがありますか?
出席した場合のメリットは何かありますか?

②検認手続きに出席した場合、出席者はどのようなことを行うのでしょうか?
③②と同じことかもしれませんが、そもそも何のために検認手続きを行うのでしょうか?


家裁からの通知書には「後日の偽造・変造を防止する一種の検証・証拠保全の手続き」であると書かれていますが、封緘してある遺言書と、してない遺言書ではその効力に差があるのでしょうか。
検認の対象となる遺言書は「(相続人の一人である)叔母が保管していたもの」であると、叔母の代理人弁護士は言っています。もし封緘してないとすれば遺言書が書かれたあとに手を加えることが可能であり、そのような状態の遺言書なら検認手続きをして保全する意味があるのでしょうか?

もし、検認手続きが、単にセレモニー的なもので、肯定や否定の意志を示す場でないとすれば欠席しても構わないでしょうか。

遺言書の内容いかんによっては、こちらも弁護士を立てて遺言書の有効無効や遺言者の真の意思に沿ったものなのかを争う必要があると考えています。

閲覧数:
3,669
回答数:
1
お礼:
100枚

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

ken********さん

2014/8/2414:23:27

検認手続きは、次の手順で行われます。
①遺言書の保管者が相続開始地(遺言者の最後の住所地)の家庭裁判所に・検認申立書、申立人・相続人全員の戸籍謄本、遺言者の戸籍(除籍,改製原戸籍)、遺言書を提出します。
②家庭裁判所は、遺言書検認の期日を相続人全員に通知します。(通知を受けた相続人が検認期日に立ち会うか否かは相続人の随意です。)
③検認期日に出頭した相続人立会いの下に検認(公開閲覧)が行われ、その結果(出席者が閲覧したという旨)が検認調書に記載されます。
④検認後、遺言書原本には、検認済証明書(裁判所書記官が検認の年月日、検認済の宣言、年月日、家庭裁判所名を記載し記名押印したもの)を貼付して申立人に返還されます。
⑤相続人又は受遺者は検認済みの遺言書を使って相続登記、 預貯金等の名義書換えをすることになります。
⑥検認に立ち会わなかった申立人、相続人、受遺者等に「検認済通知書」送付されます。

有効な遺言書がある場合の相続登記は、遺言がない場合に比べ、添付する書類の量がずっと少なくてすみ、被相続人のすべての戸籍謄本を揃える必要もありませんし、遺産分割協議書ももちろん不要です。
また、検認後○ヶ月以内に登記申請しなければならない、といった制限もありません。

登記申請書に添付すべき書類は次のとおりです。
検認済証明書の付いた遺言書、遺言者の除籍謄本、遺言者の除票、遺言書に不動産を相続させると書かれた相続人の戸籍謄本と住民票、相続登記の対象となる不動産の登記事項証明書(登記簿謄本)、対象物件の固定資産評価証明書


注)検認手続きを経た遺言書→必ずしも有効な遺言書であるとは言えません。
遺言書は要式行為ですから、遺言能力のある者が定められた方式で作成され、遺言できる内容のものでなければ有効と言えません。
冒頭に書いたように、検認手続きは単に改変防止のために行う手続きであって、検認を経ているから有効であるとか、検認前に開封したから無効な遺言になったとは言えません。

①検認手続きに出席しないとどのようなデメリットがありますか?
交通費などの出頭費用を自己負担する必要があります。
出席した場合のメリットは何かありますか?
出席しなかった者より早く遺言書の内容を見ることができます。
②検認手続きに出席した場合、出席者はどのようなことを行うのでしょうか?
封緘されている遺言書か、されていない遺言書なのかを確認し、遺言書の内容を閲覧します。
③②と同じことかもしれませんが、そもそも何のために検認手続きを行うのでしょうか?
案内書に書かれているとおり、遺言書の形状,加除訂正の状態,日付,署名など検認の日現在における遺言書の内容を明確にして、遺言書のその後の偽造・変造を防止するためです。

家裁からの通知書には「後日の偽造・変造を防止する一種の検証・証拠保全の手続き」であると書かれていますが、封緘してある遺言書と、してない遺言書ではその効力に差があるのでしょうか。
全く差がありませんが、後日遺言の有効無効を争われたときに、開封してあるものは、無効となる可能性ないとは言えません。

検認の対象となる遺言書は「(相続人の一人である)叔母が保管していたもの」であると、叔母の代理人弁護士は言っています。もし封緘してないとすれば遺言書が書かれたあとに手を加えることが可能であり、そのような状態の遺言書なら検認手続きをして保全する意味があるのでしょうか?
手を加えたか否かは、可能性の問題であって、原則は加えられていないという推定の下に遺言書が存在します。もし、手が加えられていると主張する者がいれば、主張する者がその証明をする必要が出てきます。

もし、検認手続きが、単にセレモニー的なもので、肯定や否定の意志を示す場でないとすれば欠席しても構わないでしょうか。
かまいません、出席欠席は自由です。

遺言書の内容いかんによっては、こちらも弁護士を立てて遺言書の有効無効や遺言者の真の意思に沿ったものなのかを争う必要があると考えています
それが立証できるのであれば大いに争ってください。
ただ、その争いを検認の場でやると法律知らずと思われるだけで、何の効果も生じません。改めて遺言無効確認訴訟を提起するのが訴訟手続きの常識です。

質問した人からのコメント

2014/8/31 09:05:11

色々と細かく教えていただき、ありがとうございます。
検認手続きには参加してくることになると思います。

あわせて知りたい

この質問につけられたタグ

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問は選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

不適切な投稿でないことを報告しました。

閉じる