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太平洋戦争で、対空射撃はどのように行っていたのですか? 現代ではレーダーに...

you********さん

2014/8/3121:00:09

太平洋戦争で、対空射撃はどのように行っていたのですか?

現代ではレーダーによる射撃ですが、帝国海軍の場合は目視だったのですよね?

例えば戦艦大和ですが、沖縄特攻・坊ノ岬沖海戦で対空戦闘をしていますが、

45口径46cm3連装砲塔:3基
60口径15.5cm3連装砲塔:2基
40口径12.7cm連装高角砲:12基
25mm3連装機銃:52基
25mm単装機銃:6基
13mm連装機銃:2基

はそれぞれどのようにして射撃をしていたいのでしょうか?

適当に空に向けてただ弾を適当に発射していただけなのでしょうか?
それとも目視でもなんとかアメリカ軍機に当たるように追尾しながら射撃していたのでしょうか?

アメリカ軍機の損害は10機ぐらいだとどこかで見たような気がするのですが、これだけの対空装備をしていても当らない物なのですか?

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mt7********さん

2014/9/111:32:24

まずは直援機がいる事が一番有効であり、次には砲の数です。
何ミリ砲だとか威力や構成はその次の問題です。

基本的な考え方
艦船は回避運動を取ります。
航空機も弾幕を可能限り避けます。

言い換えると
予想出来ない自船の動きの中、高速に動く航空機を狙う訳ですから命中することはごく稀です。

艦船側は攻撃機の予想進路に向かって予め弾幕を撒きます。
対空弾幕は攻撃機に攻撃を回避させるものです。

これが弾幕の基本です。

以下の内容は、回避運動を取る軍艦上で
3Dで動く航空機を落とすのは至難の技だと認識出来ます。
被弾に弱いとされる日本機を迎撃した米軍の対空火器の戦果です。

①1942年6月ミッドウェー海戦

飛龍・小林隊(艦戦4、艦爆18機)
F4F直掩隊12機迎撃の戦果、撃墜(艦戦3、艦爆10機)
空母ヨークタウンに艦爆8機が急降下
対空砲火による戦果、撃墜2機、被弾1機
5機が投下、3発が命中
帰還・艦戦1、艦爆5機(被弾した1機は処分)

飛龍の友永隊(艦戦6機、艦攻10機)
F4F直掩隊16機迎撃の戦果、撃墜(艦戦3、艦攻4機)
空母ヨークタウンに艦攻5機が雷撃運動
4機が雷撃成功、2本が命中
対空砲火による戦果、撃墜1機、被弾4機
帰還・艦戦3、艦攻5機(被弾した4機は処分)

防空指揮に勝る米海軍でも
たった8機や5機でも簡単に落とせないんです。

②1942年8月第二次ソロモン海戦
瑞鶴の高橋隊(零戦9機、艦爆27機)
F4F直掩隊迎撃の戦果、撃墜(艦爆2機)

空母エンタープライズに艦爆17機が急降下
対空砲火による戦果、撃墜2機
(12.7cm砲:8門、28mm:16門、12.7mm対空砲 24門)
15機が投下、3発が命中

戦艦ノースカロライナに艦爆7機が急降下
対空砲火による戦果、撃墜なし(7機の記録もある)
(12.7cm砲:20門、40mm対空砲:60門、20mm対空砲:36門)
7機が投下、命中なし

F4F直掩隊追撃の戦果、撃墜(艦爆13機)

③1944年6月マリアナ沖海戦で
米軍は日本軍機の撃墜を384機とカウントしていますが、
そのうち365機がF6F、19機が対空火器としています。

強力な兵器としてVT信管が取り上げられますがこの程度です。
(強力なF6Fの直掩隊が減ればもちろん対空火器の戦果は上がります)

④米艦艇に搭載された対空兵器の中で
最も多くの航空機を撃墜したと言われているボフォース40mm機関砲
こいつの1機撃墜あたりの弾薬消費量の平均は1800発です。

米軍の統計では
高射砲の時限信管で1機を撃墜するには550発の対空砲弾(命中率0.18%)
高射砲のVT信管で1機を撃墜するには180発の対空砲弾(0.56%)

高速で動く航空機を撃墜するのは至難の業
上記の通り回避運動を取る軍艦上であれば米軍もこんな結果です。

質問した人からのコメント

2014/9/1 20:22:44

ありがとうございました。

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mit********さん

2014/9/107:49:49

25mm3連装機銃(爆風避け有)以上は測距儀で測定し火器管制装置で制御していました、それ以下は個別対応です。

残念ながら日本の火器管制装置は完成度が低く、高速化する航空機への対応が難しくなり、戦争後半になればなるほど対空射撃はほぼ個別対応の状態です。

日本の対空装備には「穴」があるのです、それは12.7cm高角砲の下が25mm機銃なので、射程の関係上この両者の間が空白域なのです、これじゃなかなか撃墜できません、アメリカは5インチ、40mm、20mmで満遍なくカバーしています。

lex********さん

2014/9/102:11:40

マリアナでアメリカが見せた「防空レーダー 高度と位置が確認出来る」と「VT信管=電波を出し続け標的の近くに来ると爆発」
対する日本は観測員による目視攻撃の通常弾、電索はおもちゃ同然
大本営にアメリカのレーダーと防空兵器の能力差を報告したものの時すでに遅し

当然この後の大和戦闘時も目視戦闘、弾幕の勢いでまぐれ撃墜が出来た程度の話

びびさん

2014/8/3122:47:18

基本は対空砲による弾幕です。

絵に描いたように、飛来する航空機の前方。
予想未来位置で炸裂するように時限設定してバンバン撃ち上げる。
敵もそれを見越して、微妙に進路を変えながら突進してくるので
迎撃側も次の動きを予想して瞬時に次の未来位置へ対空砲を撃ち上げる

船も動く。飛行機もそれ以上の速さで動く。
動く物体から、動く物体を狙い撃つことは不可能でまず当たらない。
なので、予め撃って置いた砲弾に敵機が飛び込んでくるように仕向ける。
これが弾幕の基本です。

機銃も同じ要領で弾幕を張って待ち構えるのがセオリー。

1機や2機なら砲座の人間でも対応できる。
これが数十機まとめて、あるいは数百機ともなると防空指揮からの管制がないと手薄な個所や、無駄に多い砲で単独の敵を追いかけたりとムダが出てくる。

なお、坊ノ岬沖海戦で大和は、低く垂れこめた雲のために主砲も副砲も撃てなかったとあります。

基本は対空砲による弾幕です。

 絵に描いたように、飛来する航空機の前方。...

ポアロさん

2014/8/3122:40:12

主砲と副砲は散弾銃みたいな三式弾の威力に頼った個別の射撃です。
しかし高角砲と機銃はそれぞれ統制されていました。

高角砲には九四式高射装置で統制されており、一つにつき3門の連装高角砲を統制しましたので4基設置されていました。(画像参照)
新型の九八式は複雑な自動制御システムでどのように運用されたかは未知数です。
もしかしたら大和は最終局面でこの九八式にすべて換装されており、それがうまく作動しなかった為に撃墜機数が少なかったという可能性もありますね。

機銃群は主に九五式指揮統制装置の揮下にあり、最大の効果が期待できるようコントロールされた射撃がブロックごとに行われるようになっています。

複数の機銃座が同一の目標に効果的な射撃ができるように制御されており、決して無統制な各個射撃ではありません。

ただし機械式の操作盤の演算速度が遅いことと、電子的伝達回路が脆弱で破断しやすい事もあり、あまり役にたったとはいえませんでした。

なお6基ではなく30基は配置されたであろう25mm単装機銃は非固定の仮設配備ですので指揮統制を受けません。

主砲と副砲は散弾銃みたいな三式弾の威力に頼った個別の射撃です。
しかし高角砲と機銃はそれぞれ統制されていました。...

hea********さん

2014/8/3121:35:57

>現代ではレーダーによる射撃ですが、帝国海軍の場合は目視だったのですよね?
そうだよ

>適当に空に向けてただ弾を適当に発射していただけなのでしょうか?
適当にの適当がどういう意味かは知らないけど、
基本的に大砲にしろ機銃にしろ射撃指揮装置で距離・高度を割出して発射するよ
ただ単装機銃のみは射撃指揮装置を用いないから完全に個人の力量に頼って発射されているけど

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