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租税の意義として 「政府が再生支出をまかなうために、民間から強制的かつ一方...

sultanismusさん

2014/10/222:48:52

租税の意義として

「政府が再生支出をまかなうために、民間から強制的かつ一方的に徴収する貨幣である」と答えた場合、正解になりますか?

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回答数:
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ベストアンサーに選ばれた回答

2014/10/311:15:46

さあ。。租税制度論の授業であれば、
まあ、その辺でいいかもしれないですが
(「一方的に」というのは不要な気がしますが)

経済学なんかでは、いろんな考え方がありますよ。

たとえば、ネオ・カルタリズムとか、
MMTとか言われる人たちは、なんて言っているか、というと

租税というのは、
何の価値もない記号に過ぎない(あるいは紙切れに
すぎない)紙幣を流通させるために
必要なのだ、
といいます。

貨幣は、政府部門(中央銀行でもいいけれど)の負債として
発行される。民間が生み出した所得(生産物)が
政府に移転するのは、租税や国債発行によってではなく
実際に負債を発行してモノを購入したり人を
雇ったりするときだ、というのです。
租税というのは、こうして発行された政府部門の負債を
回収する(最終需要を与える)ための手続きだ、
ということです。これは、ヨーロッパおよび
ヨーロッパに植民地化された地域の歴史を見れば
明らかなことで、特に、後者に関しては
暴力的に貨幣租税を進めることで、
植民地に宗主国の通貨利用を普及させることができた
としています。日本でも、明治維新の際に
同じようなことがありましたが。

さて、そうすると、もしも政府が均衡財政を
とってしまうと、民間では貨幣を貯蓄することが
できなくなってしまいます。民間が貨幣を貯蓄している場合
(あるいは民間での取引の決済に使われる政府貨幣の量が
増え続けている場合)には、政府がそれに応じて
財政赤字を増やさなければ、民間が
貨幣に代わる不安定な負債を発行して補わなければならなくなり、
これが必然的にバブルを生み出します。
従って、政府は財政赤字を発行して
貨幣流通残高を乗じ増やし続ける必要が
あると同時に、インターバンク市場で政府貨幣の
過剰を防ぐため、国債を発行したり
中央銀行の預金に金利を付けるなどして
過剰に発行された政府貨幣が流通し続けるのを
防ぐ必要があります。(そうしないと、インターバンクレートが
ゼロに下がってしまい、銀行間の決済が
できなくなってしまう。)つまり国債は
政府の赤字を穴埋めするため発行されるのではなく、
インターバンク市場の金利を維持し、貨幣システムを
安定させるために必要なのだ、というわけです。
(その証拠に、政府が国債発行によって
「所得を民間から徴用した」とされる国債発行額と
実際に民間が保有している国債発行残高は
まったく一致しない。少なからぬ部分を、
所得を生み出さないはずの中央銀行が保有している。
ひどい場合には、政府が赤字公債を発行する
一方で、中央銀行がそれ以上の金額を
買いオペレーションで吸収してしまうケースだって
無いとは言えない。国債発行によって
政府部門が民間から所得を借り入れているなどという事実は
無いんです。)

まあ、こんな考え方(MMT)を取っている人は
日本の大学や高校の教職者の中にはいないでしょうから、
わかってもわかんなくても、気にすることはないけれど、

経済学では、いろんな考え方の先生がいるから、
教科書やノートをよく見直すほうがいいですよ。

質問した人からのコメント

2014/10/7 22:58:37

回答有難うございました。

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