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ふすま紙の交換。

ruf********さん

2014/11/2016:25:16

ふすま紙の交換。

ふすまの貼り替えとググるとほとんど貼り替えじゃなく重ね貼りのようですが、その考え方で行くとドンドン分厚くなっていくわけですが、いずれふすま同士の隙間が無くなってこすれたりしますよね?

貼り替えのためには一旦剥離する手順があるわけですが板のアク的なものが出てくるのではないかと思います。

質問を整理すると、
1、ふすま紙は何枚まで重ねられる?
2、剥離して貼り替える時のアク対策は?

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ベストアンサーに選ばれた回答

hyo********さん

2014/11/2018:02:16

襖の下地によって張替えの手順や重ね張りの枚数が異なります。
下地には大きく分けて、組子襖と量産襖の2種類があり、組子襖の中に、和襖と板襖があります。(3つのグループがあるとお考えください)

まず、和襖というのは、障子のような組子の両側に下貼りの紙を重ねて作る伝統的な構造の襖下地です。
このグループに属する襖は、基本的には張替の際に古い襖紙をめくり、下貼りからやり直して仕立てるのですが、張替前の状態によっては、張替前の古い襖紙を下貼りに見立てて、新しい襖紙を重ね張りすることがあります。この場合でも、重ね過ぎますと角が丸くなりますから3回程度が限界です。
また、アク対策としては、浮け張りという工法ですので、基本的に下からのアクは上がってきません。

次に、板襖ですが、下貼りの紙の代わりにベニア板などを貼ったもので、戸襖もこのグループに属します。
このグループの襖は、基本的に毎回めくり、重ね貼りはしません。したとしても浮かせて張る1回です。
板襖のアク対策は、浮けを掛けて、下地の板と上張りの新しい襖紙が直接接しないように張るのが基本ですが、戸襖の場合、壁のクロス貼りと同様にシーラーを塗ってアク止めを行い、襖紙をベタ貼りにすることもあります。ただし、シーラーが濃過ぎると糊が効かなくなりますので、薄めて使います。そうするとアク止めの効果も弱くなりますので、下地の傷み具合を見て濃度を決めなくてはなりません。

最後に、量産襖ですが、これは下地が発泡スチロールや段ボールでできたもので、基本的には使い捨てです。
もし重ね貼りするとしても、反りやすいので、両面同時の1回程度が限界です。また、張り替えはベタ貼りでしか貼れませんので、張り替え前の汚れやシミが浮き出てくる虞があります。

というわけで、回答を整理しますと、
1、下地の種類によって枚数は異なりますが、1~3枚程度です。(できないものもあります)
2、浮けという下貼りを行い、下地と新しい紙を直接触れさせないか、下地にシーラーなどを塗ってコーティングをし、アクが上がってこないようにします。

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質問した人からのコメント

2014/11/22 11:14:04

感謝 大変参考になる丁寧なご回答と、専門家の方のご回答が頂けるなんて思ってもみなかったので2度感謝です。

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