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収容語数の多い辞典なら、「忘備録」も載っています。 まことしやかに「忘備録」だと「備えるのを忘れた記録になる」とか解説しているサイトまであるけど、 日本語の熟語の場合、○を×するという意味の熟語で、○×という語になる場合も、×○という語になる場合も両方あるので、「忘備」はダメという根拠にはならないのです。 あくまでも、一般にその語がどの程度浸透しているか、一般に通用するかどうかの問題です。 元々、江戸時代か室町時代か、もっと古いかもしれませんが、昔、自分の領地のことなり主君の家のことなりを、書き留めて後の人に残そうとした記録を、ある人は「○○家備忘録」と呼ぼうときめ、またある人は自分の記録は「××庵忘備録」としようと決めた、そんなようなものです。 「日記」「日誌」だって、これは日々の記録だから「日記」と呼ぼう!と日本で最初に使った人がいたわけですもの。 ですから、古文書などには両方あるでしょうし、個人的に日誌やブログなどにつける固有名称なら、どちらもありで、どちらが間違いということでもありません。 ただその中から、長い間に「備忘録」のほうが一般に広く普及しているので、備忘録なら大抵誰にでも通じるけれど、「忘備録」と言ったら、「え?備忘録の言い間違いでしょ?」という反応をする人もいるので、そういう言葉だと知っていたほうがよいです。 職場などの会話の中で、忘れないようにメモするというような意味で使うなら、「備忘録」を使ったほうが無難です。
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質問者からのお礼コメント
ありがとう!
お礼日時:2014/12/9 9:35
その他の回答(4件)
「びぼうろく」と入れて変換してみてください。 たぶん、一発で「備忘録」と出ますね。 「ぼうびろく」を変換してみると? おそらく全部一括では変換できないでしょう。 ご質問を入力する時に、すでに答えはお分かりだったんじゃないかと思います。
ID非表示さん
2014/12/8 10:41