人間とバナナのDNAは50%同じだそうですが、 どこがどうやって50%同じなのでしょうか?
人間とバナナのDNAは50%同じだそうですが、 どこがどうやって50%同じなのでしょうか? ほかにも普段「人間とチンパンジーのDNAは98%同じ。。。」なんて聞きますが、 どういうところが同じなのでしょうか。。? 学校のプレゼンの資料にしたいのですが、 理科はあまり得意ではないし、 いろいろなサイトを調べてもわからなかったので、 わかりやすく教えてください。。。
ヒト・18,496閲覧・25
2人が共感しています
ベストアンサー
このベストアンサーは投票で選ばれました
bian~さんの間違いは後で指摘します。 人間とバナナの共通点は色々あります。真核生物(細胞核を持つこと。細菌には細胞核は無い)であることです。 人間とバナナどころかもっと広く、動物と植物のほぼ全般というくらいに共通する特徴がありますよね。 ・ミトコンドリアで酸素を使っていること。 ・細胞膜や核膜やリボソームなどの細胞内小器官を持っていること。 ・卵子と精子で受精して子孫を作ること。 他にも多数の共通点がある。 これら共通の特徴を持つからには、その特徴を作る遺伝子を共通に持っていると言うことです。植物には脳はありませんし筋肉もありませんが、細胞内部の仕組みはかなり似ています。DNAと言う分子で遺伝暗号を記述し、そのDNAから遺伝情報を読み取って細胞を運用している。最も基本とする栄養がブドウ糖(=グルコース)であることも共通です。 こういう、生物としての基礎の基礎。大前提部分が同じなんです。だから、人間(生物名で言えば、ヒト)とバナナというかけ離れた生物の遺伝子が50%も共通している。 現代の最新鋭高層ビルも大昔の平屋も共通して床・壁・柱・扉・天井を持つ、ということですよ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー で、bian~さんへの指摘ですが。 >現在の生物は,カンブリア紀の遺伝子を色々使い回ししているだけなのです。 >新しい遺伝子がどんどん誕生して新しい生物が誕生したのではありません。 いいえ。カンブリア紀の生物はまだ「骨」と言う構造を持ちません。毛も羽毛も無い。骨や毛・羽毛を作るには、遺伝子の1個や10個では足りません。これらを作る遺伝子は、その後新しく誕生したものです。 またカンブリア紀ならまだ生物は水中に生息しているだけで、上陸していない。肺も気門も登場していないんですよ。遺伝子を作らず使い回すだけでは肺・気門という複雑な構造は作れない。 >バナナとヒトに関しても同じ遺伝子の使い回しです。 >ですからこの地球上の全生物は皆兄弟のようなものです。 バナナは葉緑体を持ち光合成をする。ヒトは葉緑体自体を持っておらず、葉緑体を運用するための遺伝子を持たない。細胞壁を作る遺伝子もヒトにはない。またバナナには脳を作る遺伝子も骨を作る遺伝子も無い。 両者の遺伝子は50%も違います。基礎の基礎以外は違うんです。
8人がナイス!しています