人間とバナナのDNAは50%同じだそうですが、 どこがどうやって50%同じなのでしょうか?

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中高生でしょうか。少なくとも高校の生物でタンパク質合成の仕組み(セントラルドグマ)を学習しないと理解は困難と思います。ですからご質問者さん用ではなく,高校生物を履修した人向けに記述します。 遺伝子は,a,c,g,t 4種の塩基という単位が,3つ組みで情報が記述されています。例えば,gggならグリシンというアミノ酸を指定します。しかしこれがggc,あるいはggtに書き換わっても,同じグリシンを指定します。 あるいはgcgに書き換わると,指定アミノ酸はグリシンからアラニンに変わりますが,しかしグリシンとアラニンはアミノ酸としての性質に大きな差はないですからひとつのアミノ酸はタンパク質のほんの一部なので,そこに微小な差が生じても,ほとんどの場合,タンパク質全体にとっては機能的にも構造的にも差が表れません。 チンパンジーとヒトの遺伝子のDNAの塩基配列は,98.5%同じなのは,遺伝子の塩基の配列が,上記で説明したように違うだけで,遺伝子そのものに違いはありません。チンパンジーの遺伝子をヒトの遺伝子に置き換えてもチンパンジーがヒトになることはありません。遺伝子全体の数は二万数千種類ありますが,チンパンジーもヒトもこの遺伝子は同じものです。 それでは何がヒトとチンパンジーを分けるのかは,遺伝子の違いではなく,遺伝子をON,OFFする調節領域の違いです。タンパク質Aを合成する遺伝子Aが,何時働くかによって,結果として生物のデザインは変わります。例えば,性成熟させる遺伝子は,チンパージーよりもヒトの方が早く働きます。ですからチンパンジーの子供の姿でヒトは性成熟するのです。このような仕組みを「幼生成熟(ネオテニー)」と言います。 カンブリア爆発と言いましてカンブリア紀に様々なデザインの生物が生まれました。現在の生物は,カンブリア紀の遺伝子を色々使い回ししているだけなのです。新しい遺伝子がどんどん誕生して新しい生物が誕生したのではありません。遺伝子をON,OFFする調節領域の違いだけなのです。 バナナとヒトに関しても同じ遺伝子の使い回しです。例えば植物が持ちますクロロフィル(葉緑素)を合成する遺伝子を我々はヘモグロビン(血色素)を合成する遺伝子として使い回しをしています。ですからこの地球上の全生物は皆兄弟のようなものです。

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