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うなぎについてなんですが、完全養殖を試みてホルモンを与えて雌化し、卵を得て受...

sal********さん

2015/7/1317:59:00

うなぎについてなんですが、完全養殖を試みてホルモンを与えて雌化し、卵を得て受精卵を作るという方法があると聞いたのですが、それだとシラスウナギになる生存率はどのくらいなのでしょうか。

また、自然のうなぎでは孵化してからシラスウナギになる生存率はどのくらいなのでしょうか。

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回答数:
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ベストアンサーに選ばれた回答

sas********さん

2015/7/1319:42:58

最初のご質問に関して…

※※
完全養殖を試みてホルモンを与えて雌化し、卵を得て受精卵を作るという方法があると聞いたのですが、それだとシラスウナギになる生存率はどのくらいなのでしょうか。
※※

2010年時点の数字で…

600尾/2000000粒

…って数字が本に載ってました~(*´-`)

シラスウナギ1キロで5000~6000尾、国内でウナギ養殖を安定的に行うために必要なシラスウナギの量は…

【数十トン】

…らしいので、まだまだ実用レベルには程遠い感じですね~(;>_<;)


二つ目のご質問に関しては…

【天然界の親ウナギの量】

…からして、あんまり分かってませんからね~(;>_<;)

解んないです<(_ _*)>

質問した人からのコメント

2015/7/14 07:11:47

ありがとうございます!

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

hou********さん

2015/7/1401:08:44

第2の質問に関しては、既にsasurainodmさんがお答えになった通り。その答えを知っている人間は、この地球上には存在していません。

第1の質問に関しては、2010年に世界で始めてウナギの完全養殖に成功した水産総合研究センターの田中秀樹さんが、2013年の7月に開催された「東アジアウナギ資源協議会日本支部」主催のシンポジウムで発表された数字が、書籍になっていますので、詳しくはそちらをご覧下さい(↓)。
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%86%E3%81%AA%E4%B8%BC%E3%81%AE%E6%9C%...

この書籍から抜粋してご紹介しますと、

1.ホルモン投与による催熟技術で親魚に排卵させる率は90%
2.その親魚が産卵する卵の数は平均で60万個
3.その卵の孵化率は最高で80%。最低で0%。平均で30%。
4.孵化した仔魚が摂餌できるようになるまでの生残率は80%
5.その摂餌を始めた仔魚がシラスウナギになるまで早くて半年、長いと1年。
この間の生残率が良い時には10%以上、平均で5%

ということです。

で、実は昨年、2014年の同時期にも同じシンポジウムがあり、やはり田中秀樹さんが1年間の成果を発表されましたが、数字自体に大きな変化はなかったそうです。2013年時点では、1年間の間にもう少し生残率を上げることができるのではないかと言うお話でしたが、期待したほどの成果は上がらなかったようで、田中さんご自身にとっても、不本意な結果だったのではないかと拝察します。今年は田中さんの発表はないようですが、今度の日曜日、19日にまた同じシンポジウムが予定されており、完全養殖関係の発表も予定されていますので、ご興味があれば参加されてはいかがでしょうか(↓)。
http://easec.info/

また最近、シラスウナギの大量生産のために、これまでの10~20Lの小型水槽での飼育に代えて、水量1トンでの大型水槽でのシラスウナギ生産に成功した水槽が報道陣に公開されたことがニュースになりました(↓)。
http://www.at-s.com/news/detail/1174213149.html

しかしここでの数字を見ると、上記の4→5のステツプ、従来の小型水槽で「80%×5%=4%」とされていた仔魚の生残率は、「1・6%にとどまる」とのことです。

一方、完全養殖が普及しているタイやヒラメ、フグなどの場合は、この生残率が90%前後になります。ウナギの完全養殖が事業として採算ベースに乗るには、このレベルに近いところまで生残率を上げていく必要がありますが、「まだまだ道は遥か」という感じなのではないでしょうか。

なお、ウナギの場合、陸上で普通に(ホルモン投与をせずに)飼育していると、いつまでも成熟せずに、未成熟のまま、寿命が尽きて死んでしまいます。ですので現状、完全養殖のための卵を産ませるには、質問者さんが書かれたように、親魚にホルモン投与して人工的に催熟させる以外には、卵を産ませる方法がありません。

これも2000年代の初めまでは毎週1回のホルモン注射を数ヶ月も継続して行う必要がありましたが、その後の技術開発で餌の中にホルモン剤を入れる方法でも催熟させることができるようになり、催熟の成功率も上がったとの事です。

ウナギの完全養殖の研究の歴史は、実はマグロの完全養殖の研究よりも古く、1960年代の初めには既に研究が開始されていました。そこから2010年の完全養殖成功まで約50年、その完全養殖の成功から事業化・実用化までは、さらに数十年の時間が掛かっても不思議はありません。そういう難しいテーマに挑戦を続けている研究者の皆さんの努力に、敬意を表したいと思います。

参考にしていただければ幸いです。

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