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中世ヨーロッパではキリスト教が古代ギリシャの時代からあった科学、哲学を否定し...

got********さん

2015/12/2519:38:44

中世ヨーロッパではキリスト教が古代ギリシャの時代からあった科学、哲学を否定して大弾圧してキリスト教の妄想を広めましたが物凄く腹が立ちませんか。

アレクサンドリアの図書館を破壊し、ローマ帝国の衰退も早めましたしキリスト教が無ければ中世ヨーロッパの土地が蛮族の訳の分からん王国ばかりに
なりませんでしたし、ペストの大流行も科学が発達していればポーランド王国やユダヤ人みたいにアルコール消毒をして拡大を回避できたのにキリスト教ってアホな宗教だなと思うんですが如何思いますか。

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mur********さん

2015/12/2522:51:08

まあそういう見方も確かにできますが、一方で古代ギリシャローマ哲学にも欠陥があり、不完全であったことは否めません。

プラトンやアリストテレスの出身地であるアテナイは、確かにもっとも民主的な共和国でしたが、その一方で、
「奴隷制度」
という自由や平等と非常に矛盾する、身分制度を残していました。

平民は貴族や王族とかなり政治的に対等に近い立場になりましたが、奴隷にはまったく参政権がありましせんでした。

地中海における奴隷制度は、特にアラブ世界では、奴隷王朝やイエニチェリのような、むしろ奴隷の方がかえって偉くなっているというような、転倒している部分もあるのですが、とりあえずそれは棚上げします。

古代ギリシャの都市国家では比較的奴隷の数が少なかったのですが、古代ローマ共和国、あるいは古代ローマ帝国では、延々と続いた征服戦争の結果、奴隷の人数がハンパない数に膨れ上がりました。

古代ギリシャローマ哲学、宗教の最大の欠陥、盲点は、奴隷制度の潜在的危険性について、ほとんど深刻に考えていなかったことといえるでしょう。

剣闘士スパルタクスの反乱のような、衝動的抵抗はありましたが、理論的に奴隷制度を否定する古代ギリシャローマの哲学はほとんどありませんでした。

犬儒派は、一種の清貧思想ですが、制度としての奴隷を否定したり、平等の社会的実現を力説するまでには至りませんでした。

古代ローマ帝国におけるイエス・キリストの主張のもっとも強力な点は、古代ギリシャローマ帝国の奴隷制度を積極的に完全否定し、平等な社会の実現を力説し、しかも実際に抵抗して殺されたことです。

古代ギリシャローマの科学、哲学は、確かに非常に優れたものでしたが、リンカーンのような人物はついに現れませんでした。

どれほど古代ギリシャローマの哲学や、科学が優れたものであったとしても、それが奴隷制度を肯定するものである限りは、住民の多数を占めるに至った奴隷にとっては、怨嗟や憎悪の対象にしか過ぎません。

ローマ帝国の衰退は、キリスト教によって起きたことではなく、奴隷制度を肯定した古代ローマの哲学そのものにあったのです。

これは結局、古代ギリシャローマの哲学が、しょせんはギリシャ人やローマ人のための哲学にすぎず、ゲルマン人や、ガリア人や、ケルト人、パレスチナ人などのための哲学ではなかったのです。

古代ギリシャローマの哲学も、相応に国際的な面や、普遍的な面もありましたが、法律や行政、制度には結びつきませんでした。

もっともキリスト教も、すぐに反動的になって、古典文化を弾圧をし、別の身分制度を創り上げてしまったのはおっしゃるとおりです。

しかし古代ローマの哲学も、特に激増していた奴隷にとっては、自由でも平等でもなんでもありませんでした。

奴隷の数が少ない時代の古代ローマ共和国は相当に健全なものでした。超巨大な植民地帝国になって、哲学的な限界も超えてしまったのです。

質問した人からのコメント

2016/1/1 12:46:06

結局、中世になっても身分制度が新しく出来てしまい何か嫌な事って繰り返しますよね泣。

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ydz********さん

2015/12/2700:35:26

古代ギリシャの科学というのを読んだことがありますか?
アリストテレスの「自然学」では、物体は静止しているのが通常で、運動するのは例外である、そして上に投げられた物体は故郷が大地にあるので、故郷に帰ろうとして下降する、と言っています。さらに、地上は下から土・その上に水・さらにその上に空気・その上の炎(火)からなり、重い物体は故郷が大地にあるから落下し、軽い羽根は故郷が空気にあるから上昇しようとする、と言いました。さらにその上には恒星天球というドーム状の覆いがあり、その真ん中には太陽があり、その周りに星々があり、そのドームは1日1回、地球の周りを回転している、と。さらに恒星天球の上には神々の世界がある、と信じられていました。天上の運動は円運動で永遠だが、地上の物体は強制力なくして運動しない、と言いました。これがギリシャの科学というものです。
たしかに、このアリストテレスの「自然学」とそれに基づく天体観は、私たちの観察の結果とよく合致するもので、その運動論と天体観は中世を通じて、正しいものとされ、誰もそれを疑う人はいませんでした。
それが疑われたのは17世紀の「科学革命」のガリレオ・ケプラー・デカルト・ニュートンを待たねばなりませんでした。
デカルトは言います、物体は運動しているのが通常で、静止は例外である、そして運動する物体は、それを妨げるものがなければ、どこまでも直線的に速度を落とすことなく、運動を続ける、と。
こうしてデカルトは古代ギリシャから続いたアリストテレスの「運動論」をひっくり返し、「慣性の法則」を発見しました。
古代ギリシャからの科学というのは観察によるもので、自然の仕組みを「説明」することに目的がありましたが、17世紀以降の科学・自然科学は数学的自然科学と言われ、数学を用いて自然の仕組みを解明し、それを人間のために「利用」することが目的でした。だから同じ科学といっても、ギリシャの科学と、近代の科学では、まったく目的が異なるものでした。ヨーロッパ中世のキリスト教の世界観は、この古代ギリシャ以来の自然観・天体観に基づいており、その延長と言っていいものです。そして近代の個人とか、主体(主観)とか、そのような考え方を作ったのがキリスト教でした。ガリレオは「贋金監察官」という本で「神の作った書物である自然は数学の言語で書かれている」と言いましたが、彼が数学的自然科学を創始し、天文学に革命をもたらしたのは、神を讃えることが目的でした。
あなたは、中世のキリスト教などがなかったならば、ギリシャの科学はもっと発展していたのではなかったか、と言いますが、それは誤解です。近世の「科学革命」は古代ギリシャの科学を否定することで発展したのです。科学というのはトマス・クーンが「科学革命の構造」で言うように、連続的に発展するのでなく、断絶があり、パラダイムの転換を経て発展するのです。そしてパラダイムの転換のためには、どうしても、中世・キリスト教が不可欠でした。

ubi********さん

2015/12/2622:36:11

いまさら腹は立ちませんが、アレクサンドリア図書館の焚書だけはやめて欲しかったですね。

il_********さん

2015/12/2601:15:27

「古代ギリシャの時代からあった科学、哲学を否定して大弾圧」→うーん、なんか違う気がする……(^^;)

と言うよりむしろ、カトリックや正教会は古代ギリシャの科学や哲学をキリスト教に取り入れ、ローマ政治に深く関与し、俗権化していった経緯さえあります。
中世の異端審問、魔女狩り、免罪符などは確かにとても褒められたものではなく、罪とさえ言える行為ですが、これらはその俗権化の成れの果ての姿だと私は解釈しています。
また、このような蛮行は非科学的な無知ゆえのものでもあったのですが、それを言うなら古代ギリシャ科学・哲学もたいがい非科学的で無知でした(他の解答者様のご指摘通りです)。

iko********さん

2015/12/2523:19:05

徳川幕府の260年間
科学知識を否定し
新しいものを作り出したら極刑
てやってた日本人が言うこっちゃねぇな

k29********さん

2015/12/2522:48:31

弾圧したかどうかは別として、キリスト教が科学の進歩を停滞させたのは事実です。
アジアでは儒教が同じように科学を停滞させました。

未来において、人類が科学の進歩が原因で滅亡するとするなら、キリスト教は人類の滅亡を1500年間遅らせたことになります。
キリストや孔子には人類の未来が解っていて、滅亡を遅らせるためにキリスト教や儒教を開いたのだとすれば、SFとしてはおもしろいですね。

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