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大日本帝国というのは当然ながら海軍国でしたよね?

inu********さん

2016/4/123:18:17

大日本帝国というのは当然ながら海軍国でしたよね?

日本は四面を海に囲まれているので海軍国というのが世界の認識です。これは僕がドイツの軍事博物館などで元ドイツ兵のおじいさん、年輩のドイツ人たちが共通して言っていたことです。

僕はドイツ連邦軍が管理しているムンスター戦車博物館には今までに5回行ったことがあるが、1997年秋に初めて博物館を訪れた時に、そこの博物館の係員をしていた元戦車兵のおじいさんとドイツ語で談笑したことがあった。おじいさんは、
「日本軍は同盟国だったから日本は大好きで日本軍の戦車もここの博物館に展示したいのだが、日本軍には戦車がなかったから展示が出来ないんだよ。とても残念だけど」
と言っていた。僕はおじいさんがそう思うのは当然だと思った。さらに、おじいさんは、
「日本には戦車博物館はないだろうけど、軍事博物館はあるんだろう?どういう兵器を展示しているんだ?」
と僕に質問した。僕は当時は日本の軍事博物館はよく知らなかったので、
「日本はドイツと違って正規の軍隊がないので、軍が管理している博物館はありません」
と答えた。おじいさんはちょっと驚いたようだった。まあ、日本が憲法第9条を持っていて正規軍を持っていないという事実は多くの普通のドイツ人は知らないことだから。日本に帰ってきてからよく調べたら、土浦の陸上自衛隊武器学校内に本土決戦用に温存されていた三式戦車などが展示されているのがわかった。

その数日後、ドイツのキール市郊外にあるラボエのドイツ海軍記念館に行った。そこで、本物のUボート、ドイツ海軍に関する色んな展示を見たのだが、やはり陸軍国ドイツだから海軍の方の展示はあまりぱっとしなかったのが正直な感想だ。それでも、日本の靖国神社が海軍記念館に送った銀杏の木などの展示は興味深かった。

海軍記念館の近くで昼食を食べていると、4人のドイツ人のお年寄りが僕の近くに座って話を始めた。そのうちの一人のおばあさんがはっきりとドイツ語で、
「日本、山本、ミッドウェー」
と言ったのだけは聞き取れた。当時の僕のドイツ語能力はまだ低かったのだがこの3単語だけははっきりと聞こえた。他のドイツの軍事博物館に行った時もドイツ人のおじさんと談笑したのだが、
「日本軍の英雄を知っているよ。山本五十六というんだろ?ドイツ軍でいうとロンメルのような人だろ?」
とおじさんは言っていた。

ハンブルク港にあったドイツ海軍の軍服を売っている店でそこの若い男の店員と話をしたけど、彼も「赤城、加賀、飛龍、蒼龍、瑞鶴、翔鶴」という真珠湾攻撃に参加した日本海軍の空母名を知っていて、赤城の模型を家に飾っていて日本の潜水艦のことも知っていると言っていたけど、日本陸軍については何も言わなかった。

1999年にはシュツットガルト近郊に住むドイツ人家族にホームステイしてドイツ語を勉強して、その時に家族と第二次大戦の時の軍事同盟関係について話をしたのだが、第二次大戦末期に生まれたそこの家のご主人、終戦の5年後に生まれた奥さんも、
「「トラ、トラ、トラ!」という戦争映画を見たことがあるし、日本軍の真珠湾攻撃、日本軍にとってのスターリングラードの戦いと言われているミッドウェー海戦などは知っていて、日本海軍の戦いは少し知っているけど、日本陸軍の話てあまり聞いたことがないね。日本は島国だから海軍の戦いの話がドイツでは有名だね」
と言っていた。

ドイツの本屋で日本軍関係の戦記を立ち読みしたことがあるけど、だいたい、海軍の海戦がメインに書いてあって、陸軍の戦いというと中国大陸での苦戦、大戦末期の硫黄島、沖縄などでの持久戦のことがメインだった。
「やはり、日本は海軍国だから当然ながら陸軍の戦いはあまり書いてないのだな」
と思った。

こういう事実を突きつけられると日本軍は海軍国であり、日本海軍は空母を中心とした機動部隊作戦で世界に名を響かせたけど、陸軍の戦いはあまり有名ではない。ますます「海軍善玉、陸軍悪玉説」を裏付ける事実だと思いますが、異論のある方はいますか?

写真は、ドイツのドイツ海軍記念館に展示されているドイツ海軍の本物のUボート。陸軍国だったドイツでは、ドイツ海軍は大量のUボート(潜水艦)で通商破壊作戦をするのが精一杯だった。

おじいさん,日本軍,ドイツ人,ミッドウェー,ドイツ語,陸軍,海軍

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mak********さん

2016/4/323:16:03

半分正しいけど,半分間違えています。

正しい部分。日本本国が島国であり,だから海軍が重視されたこと。

間違えている部分。大日本帝国は島国ではないこと。

日清戦争の勝利によって日本は朝鮮の権益を手に入れます。これ以降の日本を,島国としてとらえることはできないでしょう。以後,日本はロシアと角つき合わせる関係になります。実際に日露戦争で戦火を交えていますし,その後も日中戦争が始まるまで,日本はロシアを主たる仮想敵国として軍備を行いました。この時期,日本の国防予算は海軍より陸軍の方が大きいです。

日米開戦の後も,中国に極めて大きな兵力を維持せざるをえなかったため,アメリカとの戦いは海軍が主役となったにも関わらず,陸軍の予算は海軍と同等に保たれています。

思うに,ロシアで同じ質問をするとどうなるでしょう。日露戦争は,基本的に陸の戦いかと。。。まあ,日本海海戦という大取りがありましたけど。

陸軍悪玉説は,満州国を設立が,陸軍の暴走で行われたからです。以下のURLに経緯を詳しく書きました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1014888647...

このURLでは「軍部」と書きましたが,主に陸軍です。海軍も5・15事件を起こしたりと,陸軍寄りな行動をとりはしましたが,政治の主導権を政府と争ったのは陸軍です。

1.政府に諮らずに満州事変を起こす。
2.政府をないがしろにして政権をめざす。
3.その結果が太平戦争。
4.挙句に国土を焦土と化して,ぼろ負け。

2.については,太平洋戦争の頃になると,完全に陸軍>政府の力関係が確立していました。だから現役陸軍大将の東條英機が内閣総理大臣に就いたのです。

質問した人からのコメント

2016/4/9 00:50:59

回答をありがとうございました。僕には海軍善玉説を否定する人たちがわかりませんね。だいたい、最近のネトウヨの意見に共鳴してるだけでしょうけど。陸軍の軍歌の「歩兵の本領」という歌にも「港を出でん輸送船、しばし守れや海の人」という歌詞があって、海軍の護衛なしには陸軍は何も出来ないと認めてますからね。

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shp********さん

2016/4/522:01:09

>ますます「海軍善玉、陸軍悪玉説」を裏付ける事実だと思いますが、異論のある方はいますか?

→実証的には「海軍善玉論」なるものは、ほぼ否定されています。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B8%E8%BB%8D%E6%82%AA%E7%8E%8...

>陸軍悪玉論(りくぐんあくだまろん)とは、大日本帝国陸軍に第二次世界大戦にかけての日本の軍国主義化、支那事変(日中戦争)の拡大、国際政治における孤立、および大東亜戦争(太平洋戦争)の開戦と敗戦の全責任があるという主張。これに関連して大日本帝国海軍が歯止めとなり、太平洋戦争開戦についても消極的であったとする見方の海軍善玉論も主張される。

しかしながら歴史研究や理解の進んだ現在においては、陸軍の再評価ならびに海軍善玉論の見直しがされていることもあり、陸軍悪玉論・海軍善玉論は一方的に偏った不正確な主張として傍流となっている。

→なお、近年では笠原十九司氏により、盧溝橋事件後の北平(北京)・天津地域の日本軍による平定以降の「和平工作」である「船津和平工作」
を破綻させた『大山大尉虐殺事件』が

実は海軍による和平工作潰しのための「陰謀」だったという説も注目されています。

少なくとも海軍は日中戦争に反対という立場はとっていません。

それは別として

>日本は四面を海に囲まれているので海軍国というのが世界の認識です。これは僕がドイツの軍事博物館などで元ドイツ兵のおじいさん、年輩のドイツ人たちが共通して言っていたことです。

→海外ではやはり、旧大日本帝国の軍人と言えば、東郷平八郎、山本五十六の名前がよく挙がるようです。

例外はアメリカで、栗林忠道の名前を挙げる人が少なくありません。

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poi********さん

2016/4/401:41:55

>ますます「海軍善玉、陸軍悪玉説」を裏付ける事実だと思いますが、異論のある方はいますか?

ありますよ異論。
「海軍善玉、陸軍悪玉説」というのは戦後の海軍生き残りの高級軍人が、盛んに伝播させた理屈なんであって本当は「陸軍は暴力犯、海軍知能犯」といったところです。
海軍は開戦間際の史料を組織的に処分しましたし、GHQと裏取引もしたようです。
そのくせゼロ戦と大和といった兵器類の露出には寛容で、イメージの向上を企図して各方面に働きかけていたと思われます。

どんな国も海上封鎖だけでは屈服させられません。
最後は陸上での戦いが雌雄を決するのですから、本来【海軍国】という物はあるはずが無いのです。

日本と同じ島国のイギリスも海軍国と見られ、確かに予算も多く計上されるし、徴兵した兵員の充足順位も海軍が優先なのですが、いざ戦時になれば総参謀長は陸軍の軍人です。これはアメリカも同じ。常に命令系統は【陸主】【海従】になるのが決まりでした。
サイレント・ネービーという言葉が欧米には有るように海軍とは陸軍作戦の支援組織で良いのです。
海軍に決定権を与えても今の戦力差でしか考えないので政治的な戦争は出来ないのです。
日本は日露戦争の結果で海軍に陸軍と同等の発言権を与えてしまいました。(薩長軍閥の権力配分という側面もあり)これが我が国の【宿痾】として残ったのです。

よく戦争を各種兵器のスペックだけで説明する人がいますが、これが海軍軍人と一緒の頭。
海上戦においては兵器の性能と数の差で結果が類推できます。ですから海軍ではその装備ですべての判断を下しました。
こんな海軍軍人に戦争指導を委ねると、突拍子もない時に他国に宣戦したがったりします。
それは彼我の装備だけで鼎の軽重を判断するからです。
日本が太平洋戦争の幕を開けたのもまさにこれで、44年には戦力差はどうしようもないレベルになるので42年になる前にアメリカと事を構えねばならないというのが日本海軍の命題であったからです。

国運がこんな理屈で流されたとしたのならとても「海軍善玉」なんて言えないでしょ?

あとこの質問をするのならあなたの【旅行記】は必要でしょうか?

sel********さん

2016/4/222:42:30

戦後に陸軍悪玉説が湧き上がった理由
㈠現在でも報道タブーと言われているのが
①菊タブー・・・皇族に関する報道
②バラタブー・・被差別部落に関する報道
③鶴タブー・・・創価学会に関する報道
戦前は皇族の子弟は陸海軍のどちらかに任官するのが法律でした
皇族の子弟が海軍兵学校ではなく陸軍士官学校を選んだ理由は
海軍兵学校・・皇太子でも成績を掲示板に発表して、全生徒の順位と得点を公表していた
陸軍士官学校・・成績上位者だけ発表していた
海軍は皇族でも華族でも横一線にならべて勉強を叩き込んでいた

㈡昭和60年ぐらいになってから当時の海軍エリートが反省会をNHKで公表したのは
自分たちは陸軍幹部と違ってテストの点数の戦いで公平に勝ち残ったエリート
ただし現能力ではなく、卒業時の成績順位で出世の順番が決まっていた・・・
現在ならキャリア公務員である官僚が海軍で
凄い奴もいるが2世3世が多い議員が陸軍だ・・・
海軍士官は「不倫」で免職だから水商売か風俗の愛人しか許されなかった・・・
海軍は「士官」と呼ぶのに「海軍兵学校」と呼び
陸軍は「将校」と呼ぶのに「陸軍士官学校」と呼ぶ
「融通が利かない学歴主義の海軍」
「勉学第一だが、その他もコミコミの陸軍」
海軍の実利主義と陸軍のナアナア主義

戦後の大企業は間違いなく海軍主義だったからね
国が豊かになった80年代ぐらいから
「あれ? 自分の工場や店は陸軍に近いかも」
そんな現代的発想が産まれたと思います
「死ぬときは皆一緒」は海軍的発想ですからね

㈢海軍首脳に「賊軍出身者」が多く、負けても何とかなると思っていた
鈴木も米内も山本も賊軍だ

一番大きいのは大戦中に内地や内地外本土で絶大な「警察力」を持っていた
「憲兵」が陸軍の100%子会社で東條閣下の親衛隊だったこと
それと東條閣下はエリートの中ではバカにされていた
「1老するなんて大概のバカ」とか
「公立中学で学年一位になれないバカでも総理大臣」とか
「中学時代に学年一位じゃないのに総理なんて手品みたいだ」とか

他の将軍は中学時代まで学年トップだったからさ
陸軍悪玉になったのは憲兵と成績の不公表によるね

yf2********さん

編集あり2016/4/221:48:32

海軍重視だったのは間違いありませんが、別に陸軍が極端に弱かったり悪玉だったりしたわけではありません。

チョビヒゲの総統さんは当時、日本は時代遅れの猿だが海軍だけは見習ってもよいという考えがあったようですから、おそらくそこから来ているのではないでしょうか?

イギリスやフランス、東南アジアではマレーの虎 山下陸軍大将が有名ですし、アメリカでも隼や飛燕、疾風、鍾馗等の陸軍戦闘機が有名です、またソ連では占守島の第十一戦車連隊に辛酸をなめさせられています。


まあほとんどの人が最初に攻撃したのは陸軍のマレー上陸ではなく海軍の真珠湾攻撃だと思っているくらいですから、陸軍の影の薄さは折り紙つきです。

本当は最初の戦いも最後の戦いも、日本陸軍は勝利で終わらせたんですけどね。
おかげで北海道は日本のままなんですから。

ris********さん

2016/4/215:16:38

陸軍悪玉説の根源は日本が陸軍国だったからです。

実情的に海軍が精強である必要がありますが、明治以降ドイツを見習った日本は陸軍を精神の支柱としてきました。当時の英国以外の全世界の西洋軍隊が陸軍をメインとして扱ってきたこともあります。

第二次世界大戦当時、予算編成は陸軍の意見が強く、政権内も陸軍ありきでした。国家総動員法がドイツの真似事であり、かつ日中戦争(陸戦)に対する法律だったこと、東條英機が陸軍族であったこともこれらを反映しています。

つまり日本は見習ったがゆえに英国のように海軍を重く扱う国になるべきが陸軍中心の国になってしまったのです。これで戦時中海軍と陸軍が対立しても大体陸軍が政治的に勝ってしまうことが多く、しかも戦争は負けたので陸軍が諸悪の根源みたいに言われています。

海軍を尊重したところで負けていたかもしれませんが、陸軍と対立したり意見が通らなくて歯がゆい思いをした場面は多くて「かわいそう」という根拠のない感情から日本軍の良心みたいになっています。


古くは日清戦争や日露戦争でどちらも敵のほうが海軍力がありながら日本連合艦隊が勝利していく様があり、かつ日露戦争は欧州で知名度が高く、トウゴウビールはじめ日本海軍の海外の評価は高いのです。山本五十六や東郷平八郎などは欧州でも名前を知っている人は多いです。

実情は退役者の寄せ集めだった海軍陸戦隊がアメリカ海兵隊と戦いを演じてかなり頑張ったので「陸でも海軍強し」のようなイメージが流布しています。日本陸軍正規軍はあまり見せ場がなく、勝った戦いも強制徴用、虐殺(中国が宣伝している)、食料略奪など反日運動を呼び起こしたりと後ろめたいものが多く世界でも悪玉に見られがちです。

日露の英雄東郷や途中で散った山本が海軍だった一方で戦後まで生き残りA級戦犯とされた近衛や東條といった陸軍重視または陸軍族が悪玉に見えてきます。

世界的に陸軍が正規で海軍は補助機関である(英国以外)とされた世相と、それに合わせてしまった海に囲まれた日本という構図は、陸軍がわがままで傲慢で予算を無駄にして海軍と対立して間違った指導をしてしまったと思われてもおかしくないです。

一方ほとんどの日本男児は陸軍として徴用されているので、復員組は大抵中国での戦闘経験者で溢れていました。思い出といえば中国での陸の戦いとなるのです。

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